本城さんは歌志内市在住の画家。1940年生まれで、郵便局を定年退職したあとは、絵画制作に専念しています。
古い道具や看板などをどっさり保存してある蔵「大正館」が自宅のとなりにあり、そこにあるものを写実的に描いた静物画が、今回も個展のメーンになっています。
たとえば「魚が飛んだ日『祀箱』」には、木箱が積まれた空間に、三角定規、関節が動く人形、バイオリン、さいころ、石、びん、砂時計、貝殻、時計な . . . 本文を読む
三井記念美術館のつぎは、出光美術館へ向かう。
地下鉄の銀座線を、京橋で降り、東京国際フォーラムのなかを通り抜ける。
美唄出身の彫刻家、安田侃さんの「意心気」が置かれていた。
今回、東京のわりと新しい建築物を見て感じたのは
「いつから東京はこんなに吹き抜けと、ガラスのカーテンウオールの多い都市になったんだ!」
ということだった。
まあ、車を気にせずにぶらぶら歩けるのは、いいことだけ . . . 本文を読む
ワタナベチナツさん、高橋吉之さん、いとうみなこさんの3人が、7月の同じ日、同じ時刻に、オリンパスPEN-F、FTで撮った室蘭の写真です。
室蘭は、3人が以前住んでいたなど、ゆかりのあるマチだそうです。
オリンパスPEN。なつかしいなあ。
ハーフカメラといって、24枚撮りフィルムなら倍の48枚撮れるすぐれもの。60年代のわが家にもありました。
当然、画質は、ほかのカメラでおなじフィルムを . . . 本文を読む
岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川…。
函館本線沿いにある空知のマチはどこも似ている。
街路は整然と縦横に走り、道幅は広い。鉄路がまっすぐにのび、数百メートル離れたところに国道が並走する。駅と国道の間に中心商店街がある。
ただ、深川は、ほかの市にくらべると、市街地がだだっ広いような印象がある。
炭坑のあったころのなごりで、駅周辺とはべつの場所にも住宅街がある美唄や赤平などとはちがって、 . . . 本文を読む