北海道新聞の9月8日夕刊、十勝版から。
帯広百年記念館(帯広市緑ケ丘)で書道展「書の前衛たち」が開かれている。
同館に収蔵されている書道作品約130点の中から前衛的な作品34点を展示した。帯広在住の長沼透石のほか、上田桑鳩、小川瓦木ら全国的にも著名な書家の作品が並ぶ貴重な展覧会だ。自由なスタイルで表現する前衛作品は迫力にあふれ、作家の強い個性が感じられる。
絵画や写真などの収蔵作品展 . . . 本文を読む
毎年書いていることだが、漢字が中心で、かながすくない。近代詩文もすくなく、篆刻はゼロ。
はたと気がついたのだが、道内に女性かな書家があまりいないわけではもちろんなくて、この展覧会に参加してない人がけっこう多いのだ。
出品者はつぎのとおり。「臨書」と記していないものは「創作」。
▼漢字
秋森麗子(札幌) 「回帰」
勢いを殺した、ぼくとつとした味わい。
阿部華雪(岩見沢) 「褒」
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