展覧会の正式タイトルは「Akemi Nishimura cooperplate print exhibition『マドンナの幻想』」。
SOSO CAFEでは、若手の画家やグラフィックデザイナーなど、ほかのギャラリーとはひと味ちがう展覧会がひらかれることが多く、公募展に所属している比較的オーソドックスなタイプの版画家の個展というのはめずらしいと思います。
CAFE側は、額におさまったタブロ . . . 本文を読む
ほぼ毎年、この時季に個展をひらいている札幌の銅版画家、金沢さん(道展会員)。
昨年にひきつづき、本職の版画と、中学生に教えているうちに夢中になったという粘土の操り人形の2本立てです。
金沢さん夫妻はこのほどトルコを旅行してきたとのこと。版画にも人形にも、旅の思い出が刻印されているものがあります。
たとえば、版画なら「9000年旅行」。冒頭画像の右側です。
紀元前9000年という古い . . . 本文を読む
札幌の隣町、北広島の山本祐歳さんの個展。毎年1、2回はひらいています。
動物を擬人化して彫った木彫と、それを撮影した写真とを、同時に展示することで、現実と虚が交錯する会場空間をつくる-というような解説を、毎度しているような気がするのですが、ここ1、2回は、木彫のバックが写真ではなく絵になっていることが多いようです。
山本さんは旧作も展示するので、今回の個展でも、以前に制作したカモノハ . . . 本文を読む