藤井さんは江別在住で、空知管内長沼町にアトリエのある画家。かつては近代美術協会の会員でしたが、現在は無所属です。
教員OB展などのグループ展では小品を見かけることがありましたが、多くの作品を一度に展示するのは2003年に大同ギャラリー(札幌)でひらいた個展以来。そのときも30号程度の作品が中心だったように記憶しており、今回のように、ここ30年の間に制作した大作がそろう展覧会は初めてのことで、見 . . . 本文を読む
藤倉さんは1948年、後志管内岩内町生まれ、札幌在住。「はり絵作家」として活躍し、JR北海道の広報誌の表紙などを担当してきています。道内各地の風景をクリアな色面で表現した「はり絵」は定評があり、見たことのない道民はおそらくいないのではないでしょうか。
今回の個展は、はり絵の版画も出品されていますが、メーンはアクリル画。筆触や、グラデーションのある藤倉さんの作品というだけで、新鮮というか、意外 . . . 本文を読む
「ATTIC(アティック)」にはじめて入りました。
道新夕刊「カルチャープラス」面(金曜)のマンガ評論などを担当している札幌の精神科医、阿部幸弘さんが代表となって有志でことし4月に開設したフリースペース。むかしシアターキノが入っていたビル、といえば、わかる人も多いでしょう。
階段を4階まで上がって扉を開けると、約80平方メートルの会場の壁に、大小の絵がぎっしり貼ってあります。数えたら、楽に . . . 本文を読む