ふしぎなデフォルメをほどこされた人物を、鉛筆でたんねんに描く札幌の木村さんの個展に足を運ぶのは、ことしでもう4回目になる。
見る人をはげしくひきつける磁力のようなものがあるようで、ふだんならそれぞれの個展に数行ずつの(しかし、的確な)コメントしか記さない或るブログ-こっそりやっているみたいなので名は記さず-で、長々とその魅力を語られるなど、独特の世界にハマっている人は少なくないようだ。
今 . . . 本文を読む
北海道新聞の07年9月1日、空知版から。
【岩見沢】市民が無料で利用できるアートスペース「はまなすアートギャラリー」が1日、市内4西4の空き店舗にオープンする。NPO法人はまなすアート&ミュージック・プロダクションが、中心市街地に市民の芸術発表の場を提供しまちを活性化しようと、来年3月まで開設する。
同法人が昨年、8月から2カ月間だけ開き好評だったことから、今年は7カ月間の長期にわたって . . . 本文を読む
日本七宝作家協会常務理事で札幌在住の堤恭子さんの教室展。
教室展といっても、相当に水準が高いと思う。七宝にしては相当にスケールの大きな作品もあり、北国の風土や自然を、味わい深い色彩で描写している。
七宝は、絵の具のような写実表現や、大きな画面展開がむつかしい。
Group Tenのメンバーのうち数人は、数枚を組み合わせてひとつの作品に仕上げている。それぞれの部分をまたぐ線などがずれな . . . 本文を読む