北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

■木下幾子展 (6月7日まで)

2008年06月02日 23時59分40秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 道新文化センターで裸婦と着衣のデッサンを教えている木下さん。  個展でも、発表するのは多くがデッサンです。  今回は、ポーセリンアートの技法を用いた陶板画の小品や、絵手紙などもありましたが、やはり会場の大半を占めているのはデッサンでした。  作品は、教室で生徒さんたちと同時に描いたのがほとんどです。  近年は、墨と筆で一気呵成に完成させることが多くなっています。 「あとからいろいろ書き直すこと . . . 本文を読む

ナナカマドの雨

2008年06月02日 23時33分28秒 | つれづれ日録
 或る日。  雨上がりの歩道に、雪がはらりと降り敷いた跡のような、白い細かな点が散らばっていた。  ナナカマドの花が散っているのだった。  恥ずかしながら、ナナカマドの花なんて、目にとめたこともなかった。  考えてみれば、秋になれば真っ赤な実がつくのだから、花が咲くのは当たり前である。  ナナカマドはあまり好きではない-と言った人がいた。  秋どころか、8月には葉や実が色づく。ただでさえ北国 . . . 本文を読む

■第42回白日会北海道支部展 (6月7日まで)

2008年06月02日 23時32分09秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 1924年(大正13年)発足という歴史の古い日展系の絵画公募展。  道支部は毎年7月に札幌市民ギャラリーで展覧会を開いていましたが、40回を機に会場を札幌時計台ギャラリーに移しました。今回は、A室だけで、点数だけからみるとちょっとさびしい感じがしますが、見ごたえは例年とかわっていません。  今回目を引いたのが、中矢勝善さんの、洞爺湖とその周辺の山々を描いた1枚です。「重畳する山並み」という形容 . . . 本文を読む

一線級の版画家 士別で新作披露*6月18日まで

2008年06月02日 23時31分12秒 | 新聞などのニュースから
 日本版画協会の巡回展が士別でひらかれているのだそうです。  会社で、地方版のつづりをめくっていて偶然知りました。  札幌では2002年を最後に巡回展は開かれていないと思いますが、士別では2005年にも開催されているそうです。小池暢子さんの力でしょうか?!  【士別】日本版画協会の第76回版画展の巡回展が、市生涯学習情報センター・いぶきで開かれている。国内の第一線で活躍する版画家の新作が並び、 . . . 本文を読む