道新文化センターで裸婦と着衣のデッサンを教えている木下さん。
個展でも、発表するのは多くがデッサンです。
今回は、ポーセリンアートの技法を用いた陶板画の小品や、絵手紙などもありましたが、やはり会場の大半を占めているのはデッサンでした。
作品は、教室で生徒さんたちと同時に描いたのがほとんどです。
近年は、墨と筆で一気呵成に完成させることが多くなっています。
「あとからいろいろ書き直すこと . . . 本文を読む
或る日。
雨上がりの歩道に、雪がはらりと降り敷いた跡のような、白い細かな点が散らばっていた。
ナナカマドの花が散っているのだった。
恥ずかしながら、ナナカマドの花なんて、目にとめたこともなかった。
考えてみれば、秋になれば真っ赤な実がつくのだから、花が咲くのは当たり前である。
ナナカマドはあまり好きではない-と言った人がいた。
秋どころか、8月には葉や実が色づく。ただでさえ北国 . . . 本文を読む
1924年(大正13年)発足という歴史の古い日展系の絵画公募展。
道支部は毎年7月に札幌市民ギャラリーで展覧会を開いていましたが、40回を機に会場を札幌時計台ギャラリーに移しました。今回は、A室だけで、点数だけからみるとちょっとさびしい感じがしますが、見ごたえは例年とかわっていません。
今回目を引いたのが、中矢勝善さんの、洞爺湖とその周辺の山々を描いた1枚です。「重畳する山並み」という形容 . . . 本文を読む
日本版画協会の巡回展が士別でひらかれているのだそうです。
会社で、地方版のつづりをめくっていて偶然知りました。
札幌では2002年を最後に巡回展は開かれていないと思いますが、士別では2005年にも開催されているそうです。小池暢子さんの力でしょうか?!
【士別】日本版画協会の第76回版画展の巡回展が、市生涯学習情報センター・いぶきで開かれている。国内の第一線で活躍する版画家の新作が並び、 . . . 本文を読む