札幌の木彫家、小笠原み蔵さん。古希をすぎても、ますます旺盛な創作意欲で頑張っています。
今回のテーマは、ゴリラのゴン。
長く円山動物園(札幌)の人気者で、繁殖のため京都市動物園に貸し出されていましたが、二世の誕生をみることなく、昨年11月に天国へ旅立ちました。
(動物なので「死亡」「死去」ということばは使わない)
み蔵さん、といえば、ユーモラスにして哲学的なゴリラが代表作。
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北海高校の現職・退職教員5人による新春恒例の展覧会もついに19回目。
毎年開くというのは、大変なことだと思います。
今回は書家の堤艽野さんの退職記念で、他の4人(川本ヤスヒロ、保原丹舟、佐藤辰舟、松竹谷智)よりもはるかに多く、22点の書で、全3室の半分以上の壁を埋めています。
その中で、いちばん筆者が好きだったのが、次の近代詩文。
いま終わるひとつのこと
いま越えるひとつの . . . 本文を読む
(文中敬称略)
道内の高校で書道を担当、愛好している教員が研鑽けんさんの場として毎年新年に開いている展覧会。それにしても、教職員美術展と会期が重なるので、みなさん大変だなあ。
今回は現役58人のほか、OBの顧問・参与16人、校長4人(会長の武田博亭札幌創成高校長を含む)が出品している。
特徴としては、漢字と近代詩文が多く、かなが非常に少ない。
参与の石田壱城(元北海道尚志学園高校) . . . 本文を読む
先ごろ、サッポロファクトリーでひらかれた「さっぽろフォトステージ」ではモノクロの欧洲風景を出品していた札幌の谷口さんの個展。
今回は、正方形にトリミングしたモノクロ8点と、通常のサイズのカラー26点を展示しています。
「さっぽろフォトステージ」ではモノクロだった、プラハの路面電車の線路が敷かれた夜の街路の写真が、今回はカラーで出品されています。このあたり、デジタルの便利さをあらためて思いま . . . 本文を読む
札幌の日本画家で道展会員の中野邦昭さんの教室展。
毎年最初にスカイホールで開かれる恒例の日本画展です。
ことしは、札幌・苫小牧・帯広のサークルのほか、自らが教壇に立っている北星学園大附属高校のOBも含め、計83人が出品しています。このうち、OBの2人は陶磁器を出品しており、この会で日本画以外の作品が出るのはとても珍しいと思います。
主宰の中野邦昭さんは「白樺のむこう」「雪の日の月」の2点 . . . 本文を読む
00:27 from web
若い男女たちよ。じぶんが学生だったら(…)知識をあくことなく獲得すべきだ。それで他人や知的不器用や知的でない大衆を圧伏したり、侮辱したりするためではなく、知識は<富>とおなじようにあっても決して恥ではないが、誇るべきほどのものでもないことを、ほんとに体得するためにだ。(吉本隆明)
01:07 from movatwitter
RCサクセション「トランジスタラジオ」 . . . 本文を読む