北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

東京→札幌 2022年9月25日は3カ所(3)

2022年10月07日 10時09分44秒 | つれづれ日録
(1はこちら)

 (2)のプルーヴェ展より、(3)を先にアップします。

 この暑さのなか、また清澄白河駅まで10分余り歩くのも気が進まないと思っていたら、美術館前のバス停に人が並んでいます。
 
 
 果たしてすぐに都バスが来ました。東西線の木場駅までバス停四つか五つです。
 車内はかなり込んでいましたが、結果的にこれが一番早いルートになったようです。

 東西線で竹橋へ。
 竹橋駅というと、白い丸タイルが並ぶ古い壁のイメージで、美術館にも何度も来たし、皇居一周マラソンや毎日新聞社の最寄り駅でもある思い出深い駅ですが、さすがに新装されていました。

 国立近代美術館でゲルハルト・リヒター展所蔵品展
 リヒター展はネットで12時台のチケットを取っていましたが、筆者が入館したのは1時5分前。ぎりぎりでした。
 館の前には1時の長大な行列ができていました。
 1時のチケットで1時に入る必要はなく、むしろ遅れて入った方がスムーズなんですが…。

 館内は一部を除き撮影可でしたが、筆者の一眼レフが故障していることに、プルーヴェ展の途中で気がついていました。バッテリーの消耗が急激なのです。
 スマートフォンの充電用バッテリーを家に忘れてきたので、スマホでたくさん撮るわけにもいきません。

 観客は多かったです。さすが東京だとあらためて感じました。
 所蔵品展が充実しているのも、この美術館らしいです。
 
 竹橋から東西線に乗り、大手町で千代田線に乗り換えて、乃木坂駅から直結の国立新美術館へ。
 ロビーのレストランでサーモンサンドと冷たい紅茶で軽くて遅い昼食。
 李禹煥展をじっくり見たため時間が無く、新制作展や行動展はあきらめました。


 千代田線を明治神宮前で降り、原宿から山手線で品川へ。
 原宿駅は自分の知っている原宿駅じゃないけど、考えると悲しくなってくるので、そそくさと電車に乗り込みます。
 品川の駅ナカで、せがれと夕食。


 帰路は9時発のエアドゥ039便です。
 品川から京浜急行の快速特急(三崎口行き)に乗れましたが、京浜蒲田で尿意を催し便所に行ったところ、次の羽田空港行きに乗り遅れてしまいました。
 3分後の羽田空港行きに乗りました。まだ時間はあるはずです。

 ところが、保安検査所が端しか開いていません。
 空港の出発フロアがこんなに広いとは思いませんでした。
 結局8時41分に検査所に到着。1分遅れで、係員から、遅刻なので―と足止めを食ってしまいます。
 5分待たされたあげく、結局手続きができず、エアドゥのカウンターに並んだら、次の便はあるけれど機材繰りの関係で1時間遅れるとのこと。

 土産店などはすべて閉まっていました。
 なんとか、2階の端っこにファミリーマートがあるのを見つけて、dポイントで充電器を購入。

 保安検査所をくぐり抜け、また数百メートル歩いて乗り場へ。
 待合室には、充電用のプラグとUSBアダプタがあるので、遠慮なく使わせてもらいました。

 となりのゲートでは、筆者が乗るはずだった便の1本前の新千歳行きが、やはり大幅に遅れて搭乗手続きを始めていました。

 ここで、やれやれなお知らせがアナウンスされます。
 筆者が乗る新千歳行き最終便の遅れが80分に広がったのです。
 JRはもちろん、確保されるはずだった札幌行きのバスもないとのこと。
 
 
 
 各乗客に搭乗ゲートで、5千円入り封筒が渡されました。

 これまで100回以上、航空機を利用していると思うのですが、こういう事態になったことがなく、新千歳に降りて以降、自分にどういう運命が待っているのかさっぱり予想がつきません。
 とはいえ、悩んでいてもどうにかなるものでもないので、腹をくくって機内に入りました。
 またもほぼ満席です。そもそもこの便に乗れていなかったら…と思うと、けっこう怖くなります。

 0時40分ごろ、新千歳に着陸。

 到着ロビーで
「welcome」
の看板を持ったMKタクシーの運転手が2人いました。
「welcome ってことは、乗れるんですか?」
と聞いたら
「予約のお客さまをお待ちしているんです」
との答え。

 それでも、外に出てずんずん歩いていくと、タクシー乗り場があり、予約車の前に空車が数台客待ちしていました。

 
助かった


 ほかに客の姿も見えないので(これはたぶん筆者の歩く速度が速すぎるためだと思います)、さっさとひとりで乗り込むことにしました。

 タクシーは道央道を高速道路と美しが丘通り経由で一路札幌へ。

 筆者はふだんタクシーにあまり乗りません。
 こんな長距離を利用したのは、1995年に成田―羽田間をぶっとばして以来です。

 自宅近くのセコマ前でおろしてもらい、カップラーメン1個を買って帰りました。
 帰宅したら、もう1時半をとうに過ぎています。
 とんでもない帰宅劇になってしまいましたが、ともあれ良かった。。。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。