5月26日は、前日回りきれなかった本郷新記念札幌彫刻美術館へ。
車を出して、最終日の「コレクション展 かく語りき本郷新 『彫刻は詩の塊だ!』」を見ました。
本郷新のことばをさまざまに引用して印字した紙片を、作品に添えて並べた、非常に啓蒙的な展覧会でした。
彼の主著「彫刻の美」に挙げられている彫刻の要素8項目(量、比例、釣合、動勢、律動、調和、構成、空間)に相応の作品を並べて、鑑賞者に考えさせる部屋もありました。
まあ、彫刻の手引きというのは、絵画に比べるととても少ないので、良い試みだと思います。
27、28日は自宅で仕事。
…というとカッコいいのですが、実際は27日朝に原稿を書いた後は、スマートフォンを見ながらだらだらする時間が長くて、どうにもだめでした。
29日は心を入れ替えてギャラリー巡りへ。
まずは十字館(青舎又猫個展)。
コーヒー(モーニング380円はいまどき安い!)を飲んで一服。
所用で豊平区役所に寄ったあと、美園駅から地下鉄に乗り大通へ。
さいとうギャラリーで西辻恵三展。
マチエールに意を用いて内面を表現した、重厚な抽象絵画。
大五ビルの「F」で「もつせいろ」そばの昼食。
ギャラリー大通美術館で「四つの展開 1969-2024 田崎謙一展」。
全道展のベテラン会員が全室を用いて、半世紀余りの画業を振り返った圧巻の回顧展。
いずれも6月2日まで。別項で紹介します。
北海道文化財団アートスペースで「企画展vol.55 橋口潤平と個展其の三~US~」(31日まで)。
丸善ジュンク堂に寄り、『日本書道史新論』(ちくま新書)という本が出ているのを見つけ、購入。
地下鉄南北線で大通→北12条。
ギャラリーエッセでグループ展「絵を描かなくても生きていけます 6」。
こんな奇妙なタイトルで長年続けているのはおもしろい。
加茂川麻衣さんの「どこにでも行けそう」。男と犬の後ろ姿を描いた大作で、犬には首輪やリードがついておらず、男は両手をぴったり脚に付けた硬い姿勢(腕が短い)で、気になる1枚。
南陽堂書店の100円均一ワゴンに『エンデュアランス号 奇跡の生還』があるのを見つけ「これって星野道夫の愛読書では?」と思い、手に取りました(星野さんが読んでいたのは、同じ本の違う訳書『エンデュアランス号漂流記』のようです)。
店内で、小野二郎『ウィリアム・モリス』(中公文庫、330円)と八代幸雄『世界に於ける日本美術の位置』(講談社学術文庫、330円)も購入。探していた日本の名著『法然・明恵』などはなかったですが、まあいいや。
さらに紀伊國屋書店で現代詩手帖を探したけれど見当たらず。『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024』公式ガイドブックと、椹木野衣著『パンデミックとアート』(左右社)を購入。
ちょっと買いすぎました…。
南北線で中島公園へ。
ト・オン・カフェでモリケンイチ展。
モリさんと雑談するけれど、読書量の多さにはかないっこないです。
個展はモリさんらしい、風刺のきいた絵画。6月2日まで。
中村さんから、昨年の「しらおいルーツ&アーツ」の報告書をいただきました。ありがとうございます。
今年も行われる予定だそうですが、アートなどの扱いは変わるかもしれません。
少し余力を残して帰路につきました。
この日回ったギャラリーは5カ所。
これで、5月に入ってから足を運んだギャラリーや美術館などの会場は計90カ所になりました。
車を出して、最終日の「コレクション展 かく語りき本郷新 『彫刻は詩の塊だ!』」を見ました。
本郷新のことばをさまざまに引用して印字した紙片を、作品に添えて並べた、非常に啓蒙的な展覧会でした。
彼の主著「彫刻の美」に挙げられている彫刻の要素8項目(量、比例、釣合、動勢、律動、調和、構成、空間)に相応の作品を並べて、鑑賞者に考えさせる部屋もありました。
まあ、彫刻の手引きというのは、絵画に比べるととても少ないので、良い試みだと思います。
27、28日は自宅で仕事。
…というとカッコいいのですが、実際は27日朝に原稿を書いた後は、スマートフォンを見ながらだらだらする時間が長くて、どうにもだめでした。
29日は心を入れ替えてギャラリー巡りへ。
まずは十字館(青舎又猫個展)。
コーヒー(モーニング380円はいまどき安い!)を飲んで一服。
所用で豊平区役所に寄ったあと、美園駅から地下鉄に乗り大通へ。
さいとうギャラリーで西辻恵三展。
マチエールに意を用いて内面を表現した、重厚な抽象絵画。
大五ビルの「F」で「もつせいろ」そばの昼食。
ギャラリー大通美術館で「四つの展開 1969-2024 田崎謙一展」。
全道展のベテラン会員が全室を用いて、半世紀余りの画業を振り返った圧巻の回顧展。
いずれも6月2日まで。別項で紹介します。
北海道文化財団アートスペースで「企画展vol.55 橋口潤平と個展其の三~US~」(31日まで)。
丸善ジュンク堂に寄り、『日本書道史新論』(ちくま新書)という本が出ているのを見つけ、購入。
地下鉄南北線で大通→北12条。
ギャラリーエッセでグループ展「絵を描かなくても生きていけます 6」。
こんな奇妙なタイトルで長年続けているのはおもしろい。
加茂川麻衣さんの「どこにでも行けそう」。男と犬の後ろ姿を描いた大作で、犬には首輪やリードがついておらず、男は両手をぴったり脚に付けた硬い姿勢(腕が短い)で、気になる1枚。
南陽堂書店の100円均一ワゴンに『エンデュアランス号 奇跡の生還』があるのを見つけ「これって星野道夫の愛読書では?」と思い、手に取りました(星野さんが読んでいたのは、同じ本の違う訳書『エンデュアランス号漂流記』のようです)。
店内で、小野二郎『ウィリアム・モリス』(中公文庫、330円)と八代幸雄『世界に於ける日本美術の位置』(講談社学術文庫、330円)も購入。探していた日本の名著『法然・明恵』などはなかったですが、まあいいや。
さらに紀伊國屋書店で現代詩手帖を探したけれど見当たらず。『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024』公式ガイドブックと、椹木野衣著『パンデミックとアート』(左右社)を購入。
ちょっと買いすぎました…。
南北線で中島公園へ。
ト・オン・カフェでモリケンイチ展。
モリさんと雑談するけれど、読書量の多さにはかないっこないです。
個展はモリさんらしい、風刺のきいた絵画。6月2日まで。
中村さんから、昨年の「しらおいルーツ&アーツ」の報告書をいただきました。ありがとうございます。
今年も行われる予定だそうですが、アートなどの扱いは変わるかもしれません。
少し余力を残して帰路につきました。
この日回ったギャラリーは5カ所。
これで、5月に入ってから足を運んだギャラリーや美術館などの会場は計90カ所になりました。