北海道美術ネット別館

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08年4月13-17日

2008年04月17日 23時13分18秒 | つれづれ日録
 最近、1日あたり4本ぐらいのエントリをアップしているが、これはほとんど13日の日曜日、鼻水をすすりながら書きためたものを順次公開しているだけで、今週のウイークデイはギャラリーをまわったり執筆したりという時間はそれほど多くない。



 14日は、
gallery new star→
アリアンスフランセーズ札幌(フランク・ゴルドブロン写真展は別項)→
「石の蔵ぎゃらりぃ はやし」(おおいえのりこフェルト個展別項
に立ち寄ってから会社へ。



 15日は、「イタリア美術とナポレオン」のオープニングをのぞいてくる(■参照)。
 かなり優品が来ている。また別のエントリで、出品作についていろいろ書くつもり。

 芸術の森は、池などにまだ水がはられていない。
 マルタ・パンの浮かぶ彫刻も、中庭(昨年までイサム・ノグチの「サンダーロック」が置いてあったスペース)にあった。
 近々、移設の作業がおこなわれるのだろう。

 帰路、真駒内駅にほど近いエドウィン・ダン記念館に立ち寄る。
 係の女性が親切に、お茶をいれてくれ、ダンの子孫に会うため渡米したさいの話などを聞かせてくださった。
 クラーク博士はちょっとしか日本にいなかったけれど、ダンは終生日本に尽くした人だということがわかった。

 記念館は、入場無料。
 中は、一木万寿三(全道展創立会員)がダンの生涯を描いた油絵がたくさん並んでいて、ちょっとびっくりした。



 16日は朝から仕事。

 帰りにcacoi.に寄る。

 事情があって車で通勤したので、ミュンヘン大橋のたもとのコーチャンフォーにも立ち寄ってみたが、アタマがくたびれているせいなのか、本を買ってみようという気があまり起きない。
 知的欲望がギラギラしなくなったら、人間オシマイだよなーと思うんだけど、どうしようもない。
 ただ、岩波文庫のコーナーが、かなり本の並び方が乱れていたので、義憤に駆られ? 誰からも頼まれないのにきちんと番号順に排列してきた。われながらヘンな行動だよなあ。



 17日は昼から。
 札幌時計台ギャラリーとギャラリーたぴおに寄ってから出社。

 時計台の神谷礼子個展は、青がなかなか印象的な抽象画。

 たぴおのBOX ART展は、出品者が3人しかいないが、林教司さんの作品が良い。
 林さんはいろんなタイプの作品に取り組んでいるが、こういうのがいちばん体質に合ってるんじゃないかと思ったりもする。
 おすすめです。


 今週はほかに、

・越智紀久張展(さいとうギャラリー)
・北海道抽象派作家協会展(札幌市民ギャラリー)
・美工展(札幌市民ギャラリー)
・創人第18回中堅・第28回新人合同書展(札幌市民ギャラリー)
・石垣渉 水彩画の世界展(ギャラリーエッセ)
・7th EX Photo Exhibition From Inside To Outside(札幌市写真ライブラリー)=以上20日まで
・中川晃 やさしい風(石の蔵ぎゃらりぃはやし=22日まで)

など、見逃せない展覧会が目白押し。
 札幌市立大美術部や早川季良さんの展覧会もある。

 仕事もがんばらなきゃ、だけど、土曜日もがんばらなきゃ、なのである。


(冒頭画像は15日、真駒内の団地内で見たひこうき雲)


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