道展会員の銅版画家で、札幌在住の早川尚(しょう)さんの個展。
20点ほどが展示されています。かなり大きな作品もあります。
このうち明るい色を用いているのは、案内状に印刷された「光の中で」など2点のみ。
あとは、暗い深海のようなところで、ヒラメやキンキを思わせる魚のシルエットがたたずんだり、デフォルメされた鳥が描かれている作品が多いです。
これは筆者の印象なのですが、暗いといっても陰鬱ではなく、むしろ海底の静けさを表現しているように感じます。
画面に目を近づけると、魚の表面に、細い線による小さな円などがびっしりとひかれ、精緻な文様をつくっていることがわかります。
「さびしい魚」では、大小の同心円など抽象の模様。「Fish the World I」では、草や花の模様です。それらが、暗闇の中からぼうーっと浮かび上がることで、画面に静かな華やぎとでもいうべきリズムをもたらしています。
やかましい現実世界に疲れたとき、これらの魚を見て、こちらも精神を静かに休ませたいと思うのでした。
出品作は次の通り。
星の座標
飛ぶ
魚
雪の日に
さびしい魚
Fish the World I
Happy fish
静
SAKANA
SAKANA I
冬の星座
座標
円と鳥
水の輪
天空の魚
Blue fish
Fish the World II
ゆかいな仲間
光の中で
光に向って
星屑の中で
2008年10月16日(木)-11月6日(木)10:00-17:00(最終日-16:00)、日曜・祝日休み
ギャラリー山の手(西区山の手7の6 地図K)
・地下鉄東西線「西28丁目」から、ジェイアール北海道バス「山の手環状線」に乗り継ぎ、「ふもと橋」降車、徒歩2分
・札幌駅前、都心から、ジェイアール北海道バスの、手稲、張碓方面行きに乗り、「発寒橋」降車。琴似発寒川沿いにあるいて8分ほど。「発寒橋」には、快速ていねライナーや都市間高速バスはとまりません
20点ほどが展示されています。かなり大きな作品もあります。
このうち明るい色を用いているのは、案内状に印刷された「光の中で」など2点のみ。
あとは、暗い深海のようなところで、ヒラメやキンキを思わせる魚のシルエットがたたずんだり、デフォルメされた鳥が描かれている作品が多いです。
これは筆者の印象なのですが、暗いといっても陰鬱ではなく、むしろ海底の静けさを表現しているように感じます。
画面に目を近づけると、魚の表面に、細い線による小さな円などがびっしりとひかれ、精緻な文様をつくっていることがわかります。
「さびしい魚」では、大小の同心円など抽象の模様。「Fish the World I」では、草や花の模様です。それらが、暗闇の中からぼうーっと浮かび上がることで、画面に静かな華やぎとでもいうべきリズムをもたらしています。
やかましい現実世界に疲れたとき、これらの魚を見て、こちらも精神を静かに休ませたいと思うのでした。
出品作は次の通り。
星の座標
飛ぶ
魚
雪の日に
さびしい魚
Fish the World I
Happy fish
静
SAKANA
SAKANA I
冬の星座
座標
円と鳥
水の輪
天空の魚
Blue fish
Fish the World II
ゆかいな仲間
光の中で
光に向って
星屑の中で
2008年10月16日(木)-11月6日(木)10:00-17:00(最終日-16:00)、日曜・祝日休み
ギャラリー山の手(西区山の手7の6 地図K)
・地下鉄東西線「西28丁目」から、ジェイアール北海道バス「山の手環状線」に乗り継ぎ、「ふもと橋」降車、徒歩2分
・札幌駅前、都心から、ジェイアール北海道バスの、手稲、張碓方面行きに乗り、「発寒橋」降車。琴似発寒川沿いにあるいて8分ほど。「発寒橋」には、快速ていねライナーや都市間高速バスはとまりません