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2月11日は会社とギャラリーその他の話題

2023年02月14日 09時26分17秒 | つれづれ日録
 2月10日の続き。

 3年ぶりリアル開催となった「さっぽろ雪まつり」が、11日閉幕と知り(てっきり、12日が日曜なので、その日が最終日だと思っていた)、夜にあわてて大通会場へと出かけ、一部会場を見た。
 こういうときは、職場が大通公園に近いと便利だ。
 画像は別項。

 さいとうギャラリーの水口さんの個展。
 最初は気づかなかったが、ご主人をモデルにした絵の前ではたと気づく。
 描いた方は、30年余り前、筆者が結婚式に出席したこともある女性なのだ。
「もしかしたら以前、北見にいらっしゃいましたか?」「そうです、やっぱり」

 こんな再会もあるのかと、お互いびっくり。
 娘さん(お母さんとおなじくピアニスト)も、驚いていました。


 11日は、仕事で出勤する前などで、ギャラリーを巡ることができた。
 これは祝日だからできる芸当で、平日にはほとんど無理なのだ。

 北翔大学円山キャンパス(卒展)
→資料館(群青)
→スカイホール(北海道教育大学岩見沢校卒業制作展)
→三越9階ギャラリー(稲垣龍雄 絵画展 ヨーロッパの詩情)
→三越10階催事場(長坂真護展 ~Still A BLACK STAR~)
→CAI03 (澁谷俊彦展「Snow Pallet 16」「沈黙の森」)
→北海道教育大学岩見沢校 HUG(終了制作展)

 CAI03は19日まで。
 ほかはすべてこの週末で終了している。

 群青ぐんせい会場で、廣島経明さんに久しぶりに会う。
 丸島さんによると、来年は市民ギャラリー(現在は改修工事で閉館中)に移るとのこと。市民ギャラリーのほうが展示の使い勝手で一日の長があるようだ。
 前期を見られなかったので即断は避けたいが、写真、絵画、インスタレーション、人形など、多ジャンルにわたり、まさに玉石混淆。とくにテーマらしいものもない。でも、たぶんそこがいいのだと思う。

 道教大の卒展も、市民ギャラリーの閉館でスカイホールに移ってきた。
 街のど真ん中なのは集客に好都合だろうが、いかんせん狭くてちょっとかわいそう。
 絵画や彫刻はどれもうまいが、例年に比べても保守的で、実験精神が垣間見える作品は少なかったように感じられた。

 稲垣さんは写実的な(といってフォトリアリズム的ではない)、誰にでも好まれそうなポルトガルやフランスなどの風景画。
 画面にシトロエンなどが描き込まれている絵があるのがユニーク。

 澁谷俊彦さんは、カラフルな屋外とモノトーンの屋内の対比が見事。
 こういう開催の仕方は珍しい。
 まだ間に合うので、行ける方はぜひ。午後1~7時です。

(12日に続く) 


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