精神科医のかたわら日本を代表する現代美術コレクターとして名高い高橋龍太郎さんが蒐集したコレクション2000点の中から、114点を展示する。高橋さんはコレクションが増えて、自前の展示用ギャラリーまで造ってしまったほどの人。いま、河口湖美術館でもコレクション展が開かれており、展覧会をふたつ同時並行しても平気なぐらい作品を持っているのである。
「マインドフルネス」という語については、札幌芸術の森美術館の公式サイトに、次のような説明があった。
参加作家は次の通り。
草間彌生/横尾忠則/李 禹煥/森山大道/荒木経惟/
菅 木志雄/辰野登恵子/舟越桂/森村泰昌/小林正人/
宮島達男/畠山直哉/奈良美智/鴻池朋子/村上 隆/
会田 誠/大岩オスカール/ヤノベケンジ/福井篤/落合多武/
小出ナオキ/川島秀明/塩田千春/平野 薫/安藤正子/
鈴木ヒラク/藤田桃子/大野智史/小西紀行/橋爪彩/
塩保朋子/樫木知子/名知聡子/熊澤未来子/坂本夏子/
松井えり菜/佐藤 允/近藤亜樹/ob/Chim↑Pom
3分の1は知らない。ごめんなさい。
しかしそれは、いかに東京の現代美術を、道内で見る機会が少ないことの裏返しだと思う(←開き直り)。
草間、横尾、李、森山、舟越、森村、奈良、ヤノベ…といったあたりは、さすがに道内でも個展が開催されたことがある。
また、塩田千春や鈴木ヒラクは道内でのグループ展に出品したことがある。
しかし、ひょっとすると、菅や辰野は、日本の現代美術史でも重要な作家だと思うのだが、これまで道内で展示されたことがあっただろうか? (ちなみに、管は横浜美術館で、辰野は東京国立近代美術館で、それぞれ個展が開催されている)
というわけで、現代美術好きには見逃せない展覧会になりそうだ。
初日の午後2時から会場内でオープニング記念トークがあり、高橋龍太郎さんと、出品作家の近藤亜樹、obが、話をする。
近藤さんは、2004年の学生全道展で最高賞を受けた方ではないかと思うんですが、違うかな。
フライヤーには、高橋龍太郎さんのことばが記されている。
□ http://www.takahashi-collection.com/
2013年9月14日(土)~11月24日(日)午前9時45分~午後5時(入館は午後4時半まで)
9、10月は無休。11月5、11、18日休み
札幌芸術の森美術館(南区芸術の森2)
一般1000円(800円)、高大生500円(400円)、小中生200円(100円)
かっこ内は前売り、または20人以上の団体料金。本郷新記念札幌彫刻美術館の半券を持っている人もかっこ内料金
65歳以上は当日800円(敬老手帳など持参を)
●大人向けギャラリーツアー 現代美術の秘密
10月5日(土)、12日(土)、25日(金)、26日(土)、11月3日(日)各日午後2時~2時30分。要観覧券
●子ども向けギャラリーツアー 美術探偵団~現代ビジュツに隠されたヒミツ
=11月3日(日)午後4時までの間、随時受付
・地下鉄南北線「真駒内」駅で、ターミナル2番乗り場=上の地図=から始発で発車するバス(行き先はどこでも可)に乗り継ぎ、「芸術の森入口」降車。
1dayカードは使えないので注意。
「マインドフルネス」という語については、札幌芸術の森美術館の公式サイトに、次のような説明があった。
マインドフルネスとは、精神医学の分野で近年とみに注目されている認知療法のひとつで、常に「今」に気づきを向け、その現実をあるがままに知覚し、それに対する思考や感情にはとらわれないでいる存在の有様を意味します。ここでは、「あるがままにアートを受け入れること」「今、ここにあることの気づき」を促し、アーティストと、観る者とをつなぐ新たな観点として提示されています。
参加作家は次の通り。
草間彌生/横尾忠則/李 禹煥/森山大道/荒木経惟/
菅 木志雄/辰野登恵子/舟越桂/森村泰昌/小林正人/
宮島達男/畠山直哉/奈良美智/鴻池朋子/村上 隆/
会田 誠/大岩オスカール/ヤノベケンジ/福井篤/落合多武/
小出ナオキ/川島秀明/塩田千春/平野 薫/安藤正子/
鈴木ヒラク/藤田桃子/大野智史/小西紀行/橋爪彩/
塩保朋子/樫木知子/名知聡子/熊澤未来子/坂本夏子/
松井えり菜/佐藤 允/近藤亜樹/ob/Chim↑Pom
3分の1は知らない。ごめんなさい。
しかしそれは、いかに東京の現代美術を、道内で見る機会が少ないことの裏返しだと思う(←開き直り)。
草間、横尾、李、森山、舟越、森村、奈良、ヤノベ…といったあたりは、さすがに道内でも個展が開催されたことがある。
また、塩田千春や鈴木ヒラクは道内でのグループ展に出品したことがある。
しかし、ひょっとすると、菅や辰野は、日本の現代美術史でも重要な作家だと思うのだが、これまで道内で展示されたことがあっただろうか? (ちなみに、管は横浜美術館で、辰野は東京国立近代美術館で、それぞれ個展が開催されている)
というわけで、現代美術好きには見逃せない展覧会になりそうだ。
初日の午後2時から会場内でオープニング記念トークがあり、高橋龍太郎さんと、出品作家の近藤亜樹、obが、話をする。
近藤さんは、2004年の学生全道展で最高賞を受けた方ではないかと思うんですが、違うかな。
フライヤーには、高橋龍太郎さんのことばが記されている。
私たちがアートという対象を知るときに、わきおこる解釈、評価、感情の殆どに個人的な(文化的な、集団的な)バイアスがかかるため、アートを「ありのまま」に知覚することは困難です。この規制の判断やとらわれを一旦かっこに入れ、あるがままにアートを受け入れることを「マインドフルネス!」と名付けました。
「今、ここにあることの気づき」は北伝仏教の瞑想の基本テーマですが、それを最近の認知行動療法では、マインドフルネスという言葉で表現して取り入れています。このような気づきを得ると、今まで気になっていた世俗的な悩みが現実を適切に反映したものでなく、それが自分の中心的側面でないと気づくことができます。それを脱中心化といいます。
私たちのアートに向かう姿勢こそ、マインドフルネスであるべきでしょう。アーティストが作品をつくるときには気づきや脱中心化がおきているともいえます。
コレクションという行為自体もそう言われればマインドフルネスそのものではないでしょうか。
□ http://www.takahashi-collection.com/
2013年9月14日(土)~11月24日(日)午前9時45分~午後5時(入館は午後4時半まで)
9、10月は無休。11月5、11、18日休み
札幌芸術の森美術館(南区芸術の森2)
一般1000円(800円)、高大生500円(400円)、小中生200円(100円)
かっこ内は前売り、または20人以上の団体料金。本郷新記念札幌彫刻美術館の半券を持っている人もかっこ内料金
65歳以上は当日800円(敬老手帳など持参を)
●大人向けギャラリーツアー 現代美術の秘密
10月5日(土)、12日(土)、25日(金)、26日(土)、11月3日(日)各日午後2時~2時30分。要観覧券
●子ども向けギャラリーツアー 美術探偵団~現代ビジュツに隠されたヒミツ
=11月3日(日)午後4時までの間、随時受付
・地下鉄南北線「真駒内」駅で、ターミナル2番乗り場=上の地図=から始発で発車するバス(行き先はどこでも可)に乗り継ぎ、「芸術の森入口」降車。
1dayカードは使えないので注意。