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札幌にいったん戻る。2024年夏の旅(12)

2024年08月27日 07時21分00秒 | つれづれ日録
(承前)

 2024年8月6日の続きです。

 いろいろルートを考えましたが、遠軽IC(インターチェンジ)まで行って紋別自動車道を経由しても、石北峠を経由しても、所要時間がたいして変わらないようです。
 鹿追・日勝峠まわりもちょっと考えましたが、けっきょくすなおに石北峠から行くことにしました。

 その途中、層雲峡で車を止めて休憩した際に偶然見つけたのが、前項の「荒井初一之像」です。
 
 午後1時も過ぎたので、昼飯にしたいところ。
 上川町といえばラーメン、ということで、市街地をぐるぐるまわりますが、これというお店が見つかりません。

 国道沿いのある店をたずねてみると

店主ギックリ腰のため臨時休業します

と貼り紙がありました…。
(笑っちゃいましたが、なんだかかわいそう。お大事になさってください)
 
 けっきょく、当麻の道の駅閉設のそば屋に入りました。

 そば屋ですが、そばは売り切れだったので、しょうゆラーメンを食べました。
 いかにも旭川ラーメンといった味です。
 もう2時もまわっていたので、店内はすいていました。
 
 当麻の道の駅は、駅や役場からは離れていますが、ドラッグストアやホームセンターがある十字路で、ちょっとした中心街のにぎわいです。
 これがほんとの「当麻の心臓」なんつって…(←これが言いたかった)。
 
 それからふたたび車を西に走らせます。
 国道は込んでいそうなので、並行する道道641号北旭川停車場線を走りました。
 工業団地や流通団地の中を走る道路で、見慣れない景色が興味深かったです。
 

 右折して花咲大橋を渡り、中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館に立ち寄りました。
 1階では「木内克の造形世界」で、代表作「エーゲ海に捧ぐ」(池田満寿夫の芥川賞受賞作のタイトルはここからの拝借?)など23点が展示してありました。
 木内克は、記念すべき中原悌二郎賞の第1回受賞者です。マイヨールに影響を受けたということですが、さらに豊満さを強調したような裸婦や人魚像が並んでいました。

 それにしても、3年ぐらいかけて修繕していたのは知っていましたが、この建物、冷房がないんですね。
 修理のときには、これほどまでに暑さがひどくなることを予見していなかったのでしょう。
 歴史的建造物なので、おいそれと空調設置工事もできないのでしょうが、働いている人がちょっと気の毒になってきます。 
 
 旭川北ICから一気に南下し、帰りました。



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