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9月初旬に札幌で見た展覧会のうち、まだ取り上げていないものがありました。
遅くなりまして、すみません。
河合利昭さんは札幌の陶芸家。
お会いするのは、4年前にtemporary spaceで開かれた2人展以来ではないかと思います。
今回は、うつわはなく、ごらんのような立体が並んでいます。
「青の林檎」以外は「青のためのesuquisse」が4点並んでいます。
「I(起)」「II(承)」「III(転)」「V(結)」
「IV」がありませんが、これは控え室に置いてありました。
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筆者が「オブジェ」という語を口にすると
「それは八木一夫が言ったことだからなあ。clay work と呼んでほしい」
と河合さん。なるほど、そのほうがニュートラルですね。
形状はまさに、海を思わせる波のかたち。
河合さんが、青が気になり始めたのは2年前とのこと。それから青の作品に取り組み始めました。群青や藍とは違う、わずかに緑がかった微妙な色合いです。
2011年9月1日(木)~11日(日)11~7時
GALLERY門馬ANNEX(札幌市中央区旭ケ丘2)
■毛利史長・河合利昭 陶二人展「産土不一致」(2007年)