今回の展覧会の出品作200点のうち歌川国貞が138点(広重との合作含む)と最も多いため、これまでとりあげてきたのも国貞ばかりになってしまったのもやむをえないところですが、のこる歌川国芳と渓斎英泉の絵がつまらないということではもちろんありません。
もっとも、彼らの画業を総合的な見地から語るほどの見識は、筆者はむろん持ち合わせていないわけで、かぎられた今回の出品作から、たとえば、英泉の絵の題材は吉 . . . 本文を読む
朝から出社しても仕事がないことが予想されたため出社前にギャラリーをまわる。
月寒のパレロワイヤル、丸井今井、さいとうギャラリー、らいらっく・ぎゃらりい、マリヤクラフトギャラリー。
このうち、さいとうギャラリー(中央区南1西3、ラ・ガレリア5階)は、釧路管内弟子屈町奥春別原野に穴窯を持ち、摩周焼を制作している森雅子さんの作陶展。自然釉の花器などが多いが、一部の備前焼などにみられる破れかぶれのと . . . 本文を読む