北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

nevermore...

2007年02月20日 21時48分44秒 | つれづれ写真録
 数年前までは、道庁にカラスはすんでいなかった。  去年の今ごろも、三日月を撮っていたような気がするなあ。  メールの返事、エントリのアップ、本館(北海道美術ネット)の更新…。  なにからなにまで遅れております。すいません。  ものすごくどうでもよい話だが、昨日はgooブログの全体アクセスランキングで、ちょうど1000位だった(約72万中、上位1000位までしか発表されない)。  1 . . . 本文を読む

■及川修写真展 「松前神楽」(2月末まで)

2007年02月19日 22時43分14秒 | 展覧会の紹介-写真
 北斗市(上磯町と大野町が合併)で、道南の風物などを撮影している及川さんが、松前神楽をテーマにした写真展を札幌でひらいています。  いずれもカラーで、17点。  地元の北斗のほか、函館、松前、江差、福島、厚沢部、鹿部の神社などで撮影しています。  筆者も八雲に赴任してはじめて松前神楽なるものを見る機会がありました。北海道の人間は日ごろ、日本の伝統というものをほとんど意識しないで暮らしていますから . . . 本文を読む

■春展-浅井憲一・幸子作品展(2月18日で終了)

2007年02月18日 22時46分24秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 札幌市南区のアトリエで、独特の生命感ゆたかな金属彫刻にとりくんでいる浅井さんと、奥様の幸子さんによる2人展。  憲一さんのほうは、2004年ごろからとりくんでいる卵型の彫刻の新作が数点あるほかは、これまでに発表した作品が中心。  シーラカンスとか、目の形をした猫とか、なつかしく拝見しました。  奥様のほうは、筆者が札幌にいない時期に発表を始めたこともあって、きちんと見るのはこれが初めて。    . . . 本文を読む

■融展(2月20日まで)

2007年02月18日 21時14分05秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 札幌厚別高校の「芸術類型美術コース」でまなんだ女性6人が、卒業後に再会し、はじめてひらいたグループ展。  6人は、大谷佳奈子さん(陶芸)、北川泉さん(写真)、澤部真衣さん(クラフト)、菅原沙織さん(油彩)、中山好子さん(イラスト)、吉田さやかさん(服飾)。  6人とも、なにかしらものづくりの道に進んでいるというのはいいですね。そして、みごとに6人の分野がことなっているというのもおもしろいです。 . . . 本文を読む

■BATTLE byヒラマツvsユヤマvsキボンヌ(2月18日で終了)

2007年02月18日 19時06分20秒 | 展覧会の紹介-写真
 こちらも卒業展。藤女子大写真部の平松萌さん(ヒラマツ)、湯山美里さん(ユヤマ)、岡島貴衣さん(キボンヌ)の3人展だ。  全点モノクロ。メリハリのはっきりした焼きは、藤の伝統だなあと思う。  引き伸ばし器が小さいのをカバーするため、小さな印画紙を4つとか6つつないで1枚の大きな写真作品に仕立てているのも、涙ぐましい?くふうだ。  会場の入り口に、こうあった。 (前略)「オメェなんかに負けるか」 . . . 本文を読む

■札幌大学写真部卒業記念写真展(2月18日終了)

2007年02月18日 18時22分41秒 | 展覧会の紹介-写真
 (長文です)  札大の写真部には4年生が2人いるが、1人がつごうで出品していないため、事実上、吉永謙介さんの個展となっている。  1年生のころから、うまい人だなと思っていたが、今回あらためて見て、感銘を受けた。  会場入り口に1点。あとは、「遍路(へじ)を踏む」(64点)、「旅の実像」(9点)、「間(あわい)より」(3点)の3部にわかれている。「間より」だけがカラーで、あとはモノクロ。   . . . 本文を読む

2007年2月17日、ギャラリーまわり(つづき)

2007年02月17日 22時39分04秒 | つれづれ日録
(承前)  この時点で午後3時。  まだ7カ所しかまわっていない。  ようやく都心に出て、札幌時計台ギャラリー →マリヤクラフトギャラリー →ギャラリーたぴお →富士フォトサロン →ギャラリー大通美術館 →札幌アリアンス・フランセーズ・ギャラリー →スカイホール →さいとうギャラリー →アートスペース201 とまわる。  16カ所。  さいきん、当blogのコメント欄常連のSHさんに負ける週 . . . 本文を読む

2007年2月17日、ギャラリーまわり

2007年02月17日 22時21分49秒 | 展覧会の紹介-CG、design
 土曜はギャラリーまわりの日。  月寒中央通のパレ・ロワイヤルからスタート。  月寒中央通10丁目からバスに乗り、南4東1で下車。micro.へ。  昼のmicro.は初めて。1階も靴を脱いで入るしくみになっていた。  札幌市民ギャラリーまであるく。  北海道造形デザイン専門学校卒業制作展を見る。とくにグラフィックデザインは、すぐにでも実際の広告に使えそうな高水準の作品が並んでいる。  広告とし . . . 本文を読む

2007年2月11日、モエレ沼公園とさとらんど(3)

2007年02月16日 00時08分21秒 | 展覧会の紹介-現代美術
(承前)  ガラスのピラミッドの裏側に回る。  雪の中に、SKELTON SCAPE MOEREが、太古の動物の化石のように身を横たえている。  北海道工業大建築学科の授業でつのった70の案のなかから、3年生の上西晴奈さんのプランが採用されて、かたちになったそうだ。  技術面で、彫刻家の伊藤隆弘さん(空知管内長沼町)がサポートしたという。  ちょっと見た目には、星野道夫さんが写真に撮った化石 . . . 本文を読む

2007年2月11日、モエレ沼公園とさとらんど(2)

2007年02月15日 23時31分15秒 | 展覧会の紹介-現代美術
(承前.長いのでエントリを2つに分けました)  ガラスのピラミッドの、上のフロアでは、エスエアが招いて札幌でアーティスト・イン・レジデンスをしていた男性2人のアーティストの個展がひらかれていた。  オランダのバス・ノールデルメールさんと、ブルガリアのネノ・ベルチェフ・ベルチェフさん。  バスさんの映像作品は、とてもシンプル。モノクロ写真の焼き付け作業を真上から撮影したものです。  薄明かりの中 . . . 本文を読む

2007年2月11日、モエレ沼公園とさとらんど(1)

2007年02月15日 22時28分41秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 ちょっと前の話になるけど、3連休の中日、さっぽろ雪まつり・さとらんど会場と、モエレ沼公園に家族で出かけた。  デジタルカメラが故障中なので、画像はない。  昨年の「さとらんど会場」は、とにかく寒かったので、その反省を生かして、厚着をしていった。  モエレ沼公園の臨時駐車場に車をとめ、ガラスのピラミッド方面まで歩いていこうとしたら、警備の人から 「ここは本来はシャトルバス用の道なので、注意し . . . 本文を読む

夕張市美術館、存続か

2007年02月14日 10時36分31秒 | 新聞などのニュースから
 11日から“最後の展覧会”となる「Finish and Begin」が始まった夕張市美術館ですが、一転、存続の可能性が出てきました。  テレビニュースや新聞各紙で報じられているとおり、夕張市の観光施設の運営受託先が、道内でこれまで数々のリゾート再建に力を発揮してきた加森観光に決まったのですが、同社は、市美術館の運営も引き受ける方針を表明しているのです。  以下、北海道新聞2月14日朝刊1面の、最 . . . 本文を読む

■「自然の脈動 響」近江隆俊写真展(2月14日まで)

2007年02月14日 06時54分43秒 | 展覧会の紹介-写真
広大な原始の姿をそのまま残している、日本最大の面積を誇っている、大雪山国立公園。 今日まで、山岳写真としては、色々な写真家達に発表されてきました。私はあえて山の中間地、森林限界から山麓までの森林地帯に目を向け、この山の奥深さと、憧れ、象徴的なイメージを重ね、この素晴らしい大地を見つめ、思いをこめながら、フイルムに写り込ませています。 (富士フォトサロンのウェブサイトより)  近江さんの写真はネイチ . . . 本文を読む

●藤谷康晴 CONCRETE FICTION お知らせ

2007年02月13日 22時03分24秒 | 展覧会等の予告
2月13日(火)-23日(金)11:00-19:00、月曜休み テンポラリースペース(北区北16西5-1-8) ●ライブドローイング「肉体vs CONCRETE FICTION」=23日11:00-19:00  忍耐強いペンによる線の集積で、独自の絵画世界をかたちづくりつつある札幌の藤谷さん。  昨年、いきなり4度もの個展をひらいており、ことしもすでに2回目です。  筆者はなるべくライブドローイ . . . 本文を読む

●山岸せいじ個展「景」 お知らせ

2007年02月12日 23時16分59秒 | 展覧会等の予告
2月8日(木)-3月6日(火)12:00-24:00(日曜・祝日-21:00)、水曜・2月13日休み CAFE ESQUISSE(カフェ エスキス)(中央区北1西23 メゾンドブーケ円山 地図D) 揺らいだり、つらぬいたり、広がったり、つながったり・・・ 実在風景と心的情景の狭間をそよぐ風、気のような景色を 写真を通じて表現します。 お楽しみ下さい。  さいきんは、デジタルカメラのさまざまなスナ . . . 本文を読む