まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

多度津という町・・・。

2007年07月18日 | 歴史
 今日は多度津の交換所に出かけたのだが、こう言うと失礼になるかもしれないが・・・なかなかに面白い町だ。古いものと新しいものが混然と一体化している。平成の大合併にも揺らぐことなく・・・我が道を行くような構えだ。

 街の商家は大正か昭和初期のようなたたずまいで営業しているし、「家中」という集落には武家屋敷が残る・・・。お医者さんちの前には金色のトナカイの像があるし、お寺に隣接した保育園にはかわいいお人形が並んでいる・・・。

 JR多度津駅(たどつえき)は、香川県仲多度郡多度津町栄町にあって、駅番号は予讃線がY12、土讃線がD12となっている。四国の鉄道はここから始まったという由緒ある場所らしい。駅名標には「四国鉄道と少林寺拳法発祥の駅」と記されている。

 臨時列車や一部の特急列車を除く旅客列車が停車する駅であるし、予讃線と土讃線の分岐点で、車両工場と広い係留線が併設されたJR四国の要であり、乗務員区所である多度津運転区も併設されている。また国鉄・JRとなった鉄道としては四国初の駅でもあり、駅周辺には発祥碑と58685号蒸気機関車が展示されている。また、ここからJR四国多度津工場へ伸びる線路があり、一般開放時はシャトル列車が運転されるのだそうだ。

 いつだったか、その多度津工場内の公衆電話ボックス撤去の調査に行ったことがあったが、その中も新しいものと古いものが入り混じった世界だった。

 この町の郵便局は・・・少林寺拳法の総本山・少林寺をイメージした建物になっているのがおかしい・・・。


香川にもこんな滝が・・・

2007年07月18日 | 自然
 車を走らせているとものすごい水音が聞こえる。何かと思えば滝だった。普段は静かな流れなのだが、台風一過で一気に水量が増えたものらしい。香川にもこんな滝があったんだ・・・。

 木田郡三木町の南西部・小蓑地区にある「虹の滝(こうのたき)」は、讃岐百景のひとつに数えられる景勝地として、また、大自然とのふれあいスポットとして人気を集めている。

 虹の滝は、雄滝・雌滝のふたつの滝からなっており、上方にある雄滝は「かもじか滝」ともよばれ、落差11m、幅5m。下方にある雌滝は、落ち口が酒をつぐ銚子に似ていることから「銚子の口」ともよばれており、落差は8m、幅6m。この写真は上にある雄滝のほう。

 立ち上る水煙に日光が映えて美しい七色の虹を描きだすことから、「虹の滝」とよばれるようになったとか。県指定の自然記念物で、岩肌を豪快かつ荘厳にすべるように落ちる光景は、まさにすごい・・・と思った。

 キャンプ場や遊歩道などもあって、四季をとわず大勢の人々が訪れてにぎわうらしいが、この時期には誰もいない・・。

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