まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

蝋梅に 朝のしずくや 車いす

2009年01月23日 | 日常
 「助さん、格さん・・、もう、いいでしょう・・」というと、格さんが懐から印籠を取り出して・・・「控えろ、控えろう・・。この印籠が目に入らぬか・・」という・・・水戸黄門の時代劇が・・・三時台あたりにテレビで放映されるが・・・、そろそろ・・・私も・・「もう、いいでしょう・・」と言ってもらいたくなる・・。

 そろそろ・・病院にも飽きてきた・・。痛ければ我慢して寝ていないといけないし、動けないのならば・・・寝ているしかないが・・、まったく・・・痛みもないし、なんともないのだから・・・退屈して困る・・。

 その朝・・・ようやくに・・・「血液検査です・・」と・・看護婦がやってきた。待ちわびた・・・血液検査だ。担当のドクターもやってきて、胸の音を確認したり・・・状況を聞いて帰った・・。

 

 院長回診もあった・・・。胸部X線検査もやった・・・。

 ようやくに・・・退院できると思った・・・。退院できなくても・・・金曜日だから・・・外泊くらいはできると計算していたし、家内もそのつもりで準備してやってきた。

 午後になって・・・会社から・・・お見舞いに行くからと電話があった。

 「もう、帰るから・・・お見舞いはけっこうだから・・」と言ったが・・、お見舞いに行くから・・・待っていてくれという・・。こんな日に来なくても・・・と思ったが・・・会社にも会社の都合というものがあるんだろうと思った・・。

 そこへ・・・ドクターがやってきた。家族がいるのはちょうどいいと・・・病状の説明やら・・・薬の話やらになった・・・。

 ドクターは・・まだまだ・・数値が悪いので退院はさせられない・・・と言った。薬にも・・血液さらさらになる薬を追加するといった・・・。

 結局・・・退院は・・・さらに一週間後の・・30日になるとも言った・・。目の前が・・・真っ暗になった・・・。

 

 一月は・・・年始休暇が四日まで。五・六と出勤して・・・七日にはお休みでお寺参りをした・・。八日・九日は風邪で苦しかったが・・どうにか我慢をした・・。

 そして・・あとは・・・病院暮らしで・・一月が終わる。一月に出勤したのは・・・わずかに・・四日。仕事の山ばかりが気にかかる・・・。

 落ち込んでいる私の前に・・・会社の上司がやってきた・・・。家内が事情を話すが・・・私はがっかり・・・意気消沈・・・。

 ま・・・診断書のおかげで・・・二週間という病気休暇をもらったもので、安心しておやすみはできるが・・・、そんなお休みがうれしいはずはない・・。

 

 こんなはずではなかったのに・・・。

 どうにかお願いをして・・・外泊許可をもらった。

 家に着くと・・・、まずは・・電話の修理をやらないといけない・・。

 受話器を持ち上げると・・・電流は流れているから、断線ではない。携帯電話から家に電話をすると・・・話し中になることから・・家の中のどこかで混戦しているか、ショートしている可能性が高い。

 電柱から・・・保安器を経由して・・・最初の接続点を確認・・。それから・・ここまではOK、これから先がダメ・・という・・・切りわけ作業をやっていくが・・・、増設・移転・増設・移転を繰り返しているものだから・・・一階部分・屋根裏部分・二階の端末機室などを・・何度も往復して調べるが・・・わからない。

 ADSL用のモデムに入り・・、そこで・・・電話回線部分と・・・有線LAN部分に分かれる・・・。電話回線部分は・・FAXに入り・・そこから分岐して・・・一階と二階の普通電話に分岐し、FAXの本体からは・・母の部屋のコードレスに飛ぶ・・・。

 そういう・・・回路を調べていくうちに・・・迷路に迷い込み・・・、結局・・・インターネットもメールも使えなくなり・・・、さらに・・・有線電話部分が・・・0879・・・という・・・一般電話になってしまい、050・・・という・・IP電話が使えなくなってしまった。

 ともかく・・・電話だけでも使えるようになったんだからと・・お風呂に入り・・・、久々にビールを飲んで・・・ゆったりと我が家のふかふかのお布団で眠ることができたのであった・・・。

じゃぁ、また。

 

ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>