まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

採血を 待つ間の永さ 百合の白

2009年01月27日 | 日常
 病院も慣れてしまえば・・・気楽なものかも知れない・・・。食べることにも・・・働くことにも・・・なんら・・心配をしなくてもいいのだから・・。

 食べて・・・寝て・・・、食べて・・・寝て・・を繰り返すばかりなんだから・・。煩わしい・・点滴も注射もなくなれば・・・こんないい場所はないのかも知れない・・。

 

 最近は・・・個人情報保護・・とかで、希望すれば・・・入院情報は開示されない。受付で尋ねても、ナースステーションでたずねても・・・教えてはくれないし、病室の入り口にも・・名前は表示されていない・・。だから・・私が入院していることは・・家族くらいしかわからない仕組みになっている。そういうわけで・・・誰もお見舞いにもやってこないから・・・ずいぶんと気楽なものだった・・。

 一階のレントゲン室や内科の診察室にいく最にはメガネをかけてマスクをして歩けば・・・知り合いにもし出会ってもわからない・・・。

 火曜日には・・・採血もしたし、胸部CTも撮影したし、X線撮影もしたが・・、結果はすこぶる良くて・・・しかも・・・呼吸器のドクターの診察でも「完治」という・・お墨付きをもらった・・。

 

 この日の夕方には・・・「退院はいつでもよろしい・・」という呼吸器科のドクターのOKをもらったが、循環器の担当のドクターはやってこなかった・・・。

 ま・・、そんなに急いで退院をしなくてもいいのだが、病院というところは永くいたいと思う場所ではない・・・。なにせ・・・お年寄りばかりで、私が一番若い・・・という印象で・・・大声で叫んだり・・わめいたりする声がひっきりなしだし、おしっこだ・・・なんだのと・・・ナースコールもひっきりなし。そのたんびに・・・看護師が走りまわる・・・。

 自分のベッドサイドのポータブル・トイレで用を足すお年寄りとかがいるものだから・・・おちおち・・寝てもいられない・・。

 

 最初は・・・味のない・・病院食は・・食べられるものではないと思っていたが・・・、それも・・二週間もすれば・・・すっかりと慣れてきて・・おいしいと思うようになった・・・。それだし・・・それしか食べるものがないのだから・・・それを食べるしかないのだし・・。

 不思議なことに・・・、病院にいる間には・・・ビールが欲しいとは少しも思わなかった・・・。それだし、ビールがなくても眠れるし、手が震えることもない・・。不思議なことだなぁと思ったことだった。

 ともかく・・・退院が近いのだなぁとは・・思える夜だった・・・。

じゃぁ、また。

 

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