まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

青空は 蜻蛉の為に 透き通る

2019年09月03日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、湿った空気の影響で雨や雷雨となっている所があるらしい。気温は23.5度から30.5度、湿度は94%から74%、風は0mから1mの東の風が少しばかり。明日の4日の香川県は、湿った空気の影響で概ね曇り、昼過ぎから雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

 

 127/64/64 36.4c-96% 64.2Kg 1009hPa,26c,52% 体調に変化は無いが、湿気が多いせいか呼吸困難になりがちだった。

 

 今日は月初めの火曜日・・・ということで、観光ガイド大窪寺班の定例会である。で、この来月に予定されているイベントのリハーサルをすることになっていた。で、メンバーは、さぬき市多和にある、「旧多和小学校跡」に、午前9時に集合となっていた。

 

 学校の跡は、2012年3月、香川県さぬき市立多和小学校が閉校し、多和地区の人たちが思い出の学校を残そうと立ち上がり結成して、「多和産直結願の郷」になった。現在、旧多和小学校は、産直市・農家レストラン・どぶろく工房があるが、平日はお休みだ。隣には『世界初の天体望遠鏡博物館』もある。

 

 ということで、9時に集合して、9時20分に出発。45丁石や一夜庵などを説明しながら、国道377号線を大窪寺に向かって歩く。私は伴走車。

 

 その後、遍路墓や30丁石、29丁石などを説明しながら、26丁石から旅館竹屋敷に向かった。

 

 ここが29丁石で、寒川大先達が石仏なんぞの説明をする。

 

 また、恒例の舛本女史が、「地蔵菩薩」のお話をして、親より先に死んではいけない・・・みたいなお話である。

 

 で、予定通りの10時20分に竹屋敷に到着。ここが旅館「竹屋敷」で、ここのお部屋を借りて「仏画体験」をする。時間は1時間。色紙や色鉛筆などは事前に準備しておくので参加者は手ぶらでいい。途中の飲み物だけである。

 

 仏画体験が終われば、ここの特製「打ち込みうどん」を食べてお庭を散策。ここには多くの歌碑や句碑がある。また、夏椿という変わった植物もある。

 

 12時に竹屋敷から送迎バスで大窪寺まで送ってくれる。で、12:20分から大窪寺のガイド。何人かに分けて、境内をガイドして回る。

 

 ここは、阿弥陀堂前の「山頭火」の句碑の説明である。また、左の「御衣黄桜」のお話も欠かせない。

 

 さまざまな仏様のお姿なんぞもお話しする。それは、10月20日のイベントである。その後、11月の3日には、「さぬき市へんろ88ウォーク」があって、その日も境内をガイドして回るし、その翌日には、観光ガイド養成講座大窪寺臨地研修があり、続いて受講者に境内をガイドして回る。そしてその翌日の5日には、市内某中学校のふるさと学習事前研修も予定されている。

 

 今日の掲示板はこれ。「人の間違いや欠点をきびしく見る眼で自分を見えたらいいですね」という野田風雪さんのもので、いつもの赤松先生の掲示板にあったもの。私たちは、自分のことは自分が一番よく分かっていると思いがちだが、さて、本当にそうなのであろうか。分かっているつもりになっているだけで本当は分かっていないのかもしれない。自分の顔は、鏡に映さなければ見ることができないように、自分の心も鏡が無いと分からないものなのではないだろうか。でも、そんな鏡がないからこそ、私たちは安穏と生きていられるのではなかろうか。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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