まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

生きてきた いのち尊しと 彼岸花

2019年09月17日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は21.5度から29度、湿度は84%から66%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の18日の香川県は、引き続き、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 116/78/84 36.4c-97% 64.8Kg 1006hPa,22c,66% 体調に変化は無い。

 

 さて、先週の土曜日にパンクをした愛車を、自動車屋さんに持って行ってタイヤ交換をしてもらうことにした。

 

 いつも御世話になっている町内にある「テクニカルオート石川」さんである。

 

 車検が終わったとき、「あとの2本のタイヤも限界ですから、オイル交換の時にで交換しませんか」と言われていたのだが、案外と「行け行けどんどん」の性格なもので、「あとで」「あとで」と言いながら走っていたのだが、先週、ついに裂けてしまったのだった。

 

 で、スペアタイヤをトランクルームに格納し、2本のタイヤを交換してもらった。ついでにオイル交換もやっておいてくれた。また、当分は走り続けるのだろう。

 

 で、トランクルームに入っていた道具類を整理しながら、ほとんど、これがすっぽりと収まってしまった。ノコギリやナタなどは倉庫に片付けた。ま、元はこれが全部入っていたのだから、詰め込めばなんとか入ってしまうものだ。

 

 だから、ゴミなどをのぞけば、きれいさっぱりと片付いてしまった。

 

 今日のお昼は、「半田そうめん」。半田そうめんは三輪・小豆島・揖保などの産地と違い、麺線が太いのが一番大きな特徴で、コシの強さとのどごし、古くから受け継がれた手作り製法のもと、一本づつ丹念に作りあげたそうめんは、おいしさのわかる太さとして食通の方々にもご好評の逸品として親しまれている。

 

 お昼からは、「お遍路はなぜ白い服を着るのか」という論文の整理やら、ブログの記事を貼り付けていく作業をやっていた。話は大筋、見えてきた。本来は、白衣や笈摺(おいずる)なんぞは着て居なかったのに、バス会社やタクシー会社などが業者さんらと相談して白衣を着せるようになった。

 

 平成に入ってからの観光産業や雑誌社テレビ局なんぞが大々的にPRをすることによって、「お遍路は白衣を着るもの」と言う新文化が生まれ、そして定着するようになった。

 

 9月も半ばを過ぎると、めっきりと秋めいてきた。今朝などは肌寒くて窓を閉めたほどだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「一人ひとりに、それぞれ歩んできた掛け替えのない人生がある」という、内藤久さんのことばから。


 娘さんは、「土足で上がって構いません。全部ゴミですから、早く済まして」と、いかにも面倒といった具合で、私は殺伐とした雰囲気の中、作業を始めることになったのでした。
 
ところが、部屋の中から、あるものが見つかったことで 雰囲気は一変しました。それは、幼い頃の娘さんを写した写真の束。そして、その一枚一枚の裏面には、撮影日と成長記録のようなものが書き記されていた。「きょう、“アブナイ”という言葉を覚えた」 「ニンジンは嫌いなのかな?」 「生まれてきてくれて、本当にありがとう」 勝手に捨てるわけにもいかず、私はその写真を娘さんにお渡ししました。すると、見る見るうちに表情が変わり、彼女の頬をポロポロと涙が伝わりました。

 「どうしようもない父親でした。正直、憎んでいました。それでも、私が生まれてきたことを喜んでいてくれたんですね……」

 写真を胸に抱え、穏やかな表情になって母子は現場を後にされました。
     「故人の想いを遺族へ紡ぐ」 内藤久(遺品整理の埼玉中央代表)

             『致知』2014年10月号 特集「夢に挑む」より

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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