KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・向島百花園

2010年08月15日 | 俳句
天気 晴れたり曇ったり

気温がかなり上がる、という予報で心配したのに、さほどでもなかった。
隔月の句会、去年までは奇数月だったので、8月に吟行で行くのは初めてだ。
まだ秋にはなっていないし、園内は真夏の風情でもないし・・と中途半端で、句も夏秋の季語が入り混じってしまった。

今日の失敗・・、いつも忘れることなくバッグに入れているコンパクトデジを忘れた。このところ遠出の外出があまりないので、すっかりアタマからカメラが抜けていたようだ。携帯で撮るのはどうも不得手なので、ちょっと悔しい。

今日は10句作るのに焦った。焦点をどこにしていいのか解らなくて。
結局、気分の乗らないまま、収穫になる句もなく終わった感じだ。

実は、結社の大先輩・・といっても私より3歳くらいしか年上ではないが・・の訃報を聞いた。仲間うちの句会でご一緒する仲ではなかったけれど、大きな結社の句会などでは良くお話をする機会があった。帽子のよく似合う美しい方だった。
今年の始めだったか、最後にお会いしたとき、歩行がとても大変そうで「家の中で転んだのよ、みっともないでしょ」と明るかったのに。どうも大分前からがんを患っていたようだ。
私も、同じ道を辿るのかなあ、と。
耳にしたあと、しばらくベンチに坐って真っ白な大きな芙蓉を眺めていた。

訃報聞き後白芙蓉見るばかり KUMI
コメント (2)
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