KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

傘傾げ

2012年05月15日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇午後雨

気温が下がって、また夏物を出すきっかけをなくした。何枚かあるTシャツだけでは心もとないし、そろそろ用意しなくては、と思いつつ。
午後、首の牽引に整形外科へ。まだ行ったばかりだが、あまり具合は良くないので時間のある時に行っておかねば。

「傘傾げ」という江戸ことばがある。江戸の町では通りが狭かったので、人とすれ違う時に人と反対側へ傘を傾げるのがマナーだったそうだ。私はそれを、上京した高校生の時に母から教わった。田舎ではそんな必要もなかったが、狭い道を多くの人が歩く東京では、そのまま進んだら傘がガチンコしてしまう。
医院へ行く道の歩道は、人がすれ違うことに問題はないものの、傘を差しているとやはりぶつかる。なので、すれ違う時はちょっと傾げれば済む。ところが・・チビの私とすれ違う時、背の高い人の中には傘を高々と上げて私の傘の上を通過させようという人が多い。私は傾げているのだからぶつかる訳はないのに。この「傘高々」は、チビの私にはちょっと不快だ。
滅多に居ないが、最近は女性でもする人がある。今日の午後は、身長170はありそうな若い女性に「傘高々」をされた。何だか見下されているような気分が残り(って、私のヒガミでしかないけれど)。

紫陽花の砂粒ほどのつぼみかな  KUMI
コメント (2)
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