KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

栴檀(せんだん)の花

2012年05月27日 | お散歩写真
天気 晴

昨日、竹芝桟橋の展望デッキの端から広場へ下りようとしたら、目の前に栴檀の花がいっぱいに咲いていてびっくりした。
良く見るとかなりの大木、桟橋を整備したときに残してあったのだ。満開で、良い香りが漂っていた。


栴檀の花を「花楝=花おうち」とも言うことは、俳句を始めてから知った。滅多にない木なのでなかなか花は見られない。ところが、いつも行く公園が出来た時に栴檀の木が植えられて、今はかなりの大きな木になっている。花の時期に散歩に行けば見られるので楽しみだ。
初夏は白い花の木が多い中で、栴檀の薄紫色はなんだか心のなごむ花だ。
今日の午後は、その公園の栴檀を見に行った。なんと、揚羽蝶が数匹も飛び交っている。蜂もたくさん来ていた。蝶を撮ろうと、木の前のベンチに暫く座って花の香りを楽しんだ。
が・・蝶は、なかなか目の高さには来てくれなくて。首が痛くなったのに成果はなかった。


この木、公園の端にあるせいかあまり人は振り向かない。おかげで私ひとりの木のような気分になれた。

手を握り眠るみどり子花楝  KUMI
コメント (4)
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