二泊三日の、多分人生最後になるかも、というロングドライブ。一応、結婚五十年の記念にということで思い切った。
行ったのはは東京生まれの夫が幼児に疎開したこともあり、母方の祖母と叔母が住んでいて今も従弟の住む福島にした。墓参も兼ねて。私はもう10年以上行っていない。
今は、家から15分ほどの中央高速に入れば、東北道まで高速道が繋がっているという、何とも便利な時代になった。東北道で安達太良山が見えてくると、私にも懐かしくなってきた。
結果として、三日とも天気にはとても恵まれた。ちょっと暑いくらいで。
一日目は、途中で磐越道へ入り、三春の滝桜を見に寄ってみた。
例年ならばちょうど満開か、落花の始まる頃、でも今年は一週間も早く開花してしまい、ライブカメラで確かめていたのでもう散ってしまったということは知っていた。
それでも、少しは残っているだろう・・と。
前日の雨と大風で、殆ど散ってしまっていた。でも1000年という古木の雄姿はさすがで。
近くではズームレンズをはみ出すのでまずは広角レンズで。
そのあと、ひとまわりして色々な角度から。
桜を遠くまで見に行くのは「賭け」でもある。相手は人の都合に合わせてはくれない。
それもまた、自然には勝てない人間の非力さ。でも、負け惜しみではなく、滝桜の花吹雪を浴びてうっとり。
この日、いちばん気に入った写真は、滝桜の上にある桜並木を見上げてのこの風景だった。
花の旅はまだ続く。
滝桜その千年のひと日かな KUMI
行ったのはは東京生まれの夫が幼児に疎開したこともあり、母方の祖母と叔母が住んでいて今も従弟の住む福島にした。墓参も兼ねて。私はもう10年以上行っていない。
今は、家から15分ほどの中央高速に入れば、東北道まで高速道が繋がっているという、何とも便利な時代になった。東北道で安達太良山が見えてくると、私にも懐かしくなってきた。
結果として、三日とも天気にはとても恵まれた。ちょっと暑いくらいで。
一日目は、途中で磐越道へ入り、三春の滝桜を見に寄ってみた。
例年ならばちょうど満開か、落花の始まる頃、でも今年は一週間も早く開花してしまい、ライブカメラで確かめていたのでもう散ってしまったということは知っていた。
それでも、少しは残っているだろう・・と。
前日の雨と大風で、殆ど散ってしまっていた。でも1000年という古木の雄姿はさすがで。
近くではズームレンズをはみ出すのでまずは広角レンズで。
そのあと、ひとまわりして色々な角度から。
桜を遠くまで見に行くのは「賭け」でもある。相手は人の都合に合わせてはくれない。
それもまた、自然には勝てない人間の非力さ。でも、負け惜しみではなく、滝桜の花吹雪を浴びてうっとり。
この日、いちばん気に入った写真は、滝桜の上にある桜並木を見上げてのこの風景だった。
花の旅はまだ続く。
滝桜その千年のひと日かな KUMI