KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

お風呂の話

2022年03月02日 | 俳句
天気 晴のち曇

今朝のローカルニュースで、神奈川県松田町の河津桜と菜の花が見ごろになっているという。いつもなら2月中に見ごろも終るのに、今年は寒くて開花が遅れたようだ。以前、Facebookのカメラ仲間から教えられた。富士山も眺められ、見応えのある写真が撮れる場所。伊豆の河津まで行くのは遠くても、東京からも車があれば楽に行けるところだ。かといってもう私には行けないけれど。
朝からそんな画面を見たので、河津桜と菜の花の写真の未掲載のものを。上の写真は駅前の通り。ここは三分咲きだった。



戦争の映像を見せつけられて何だか気持がざわつくばかり。おまけに体調は相変わらずで。少しだけ暖かくなったのが救いかもしれない。

今日は、お風呂の話。こういう施設での入浴はどうなっているの?と思う人も多いかも。これは、かなり施設で違うものらしいけれど・・
介護の必要な人は、介護士が付き添って週2回、決められた日時に入浴。重度の要介護の人には機械浴・・椅子などのままの入浴・・も出来る。で、私のように一人で使える入所者は、ここでは一か所だけ、そういう人用に浴室を自由に使えるようにしている。原則、前日に浴室の前のボードの希望時間帯(1時間おき)に書き込んで予約しておく。時間は9時~17時。日勤職員の居る時間帯しか入浴出来ない。入浴後の掃除は、ざっと自分の汚した分だけを流しておけばいい、と言われているので洗剤でゴシゴシ、まではしない。一日の最後に、職員が綺麗に掃除することになっている。
と、これは原則。最近は一人で入浴する人がなぜか少なくなったので、当日でも空いている時間ならすぐに使える。私よりも元気そうな人が多いのに、女性でその浴室を使う人は私一人になってしまった。入浴の日時を決められて、それに縛られるのは、一人で入浴できるならちょっとキツイ。それに、夏に週2回、というのも・・無論、要介護ではないので費用は払わねばならないし、ということもあるが私はそこまでケチではない。
と思うので私は体調悪くても早めの9時に入浴することにしている。朝のうちの方が目まいもあまりキツくないのだ。それに、10時までに終われば一日の時間もゆったり使える。男性はほぼ午後の最後が多い。
圧倒的に女性の多い施設なのに、利用している女性は私だけ、男性は3人くらい? 無論、毎日入浴する人は居ないから、空いている時間の方が多い。もったいない。でも何故?と思っていて、最近、解ったことがある。今のお風呂場、色々な機能がついていてそれを覚えるのが面倒なのだ。冷暖房から換気、湯の温度まで。解り易い説明書は置いてあるし、家で同じような浴室を使っていれば解るとは思うけれど。
面倒、と言ったのは、90歳のお友達。彼女、足が少し不自由で要支援2という人。要支援1の私とさして変わらないし、認知症などないし・・
でも「家と違って新式で使い方覚えられなくて、途中で職員呼んだり、めんどくさくなっちゃった」だから、他の人たちもそうなんじゃない? と彼女の話。
読めばわかるのに・・と思いつつ、ガラケーのメールも覚えなかった、というのだから、やはりそういう人が女性には多いのだろう。
ほぼ自由に使える、ということで入浴だけは贅沢かもしれない。

雛さまも数多戦火に消えしこと  KUMI
コメント (4)
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