KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

警戒ノーマスク

2022年03月15日 | 俳句
天気晴

元気の出る色の花、菜の花と向日葵が一番でしょう。菜の花は故郷の県花、向日葵はウクライナの国花。今、向日葵の写真を見たら元気どころか涙が出るので省略。

今日はようやく昼下がりに、たっぷりの日向ぼっこが出来た。
実は、日向の窓際のど真ん中を占拠して困るのは、同じ階の人よりも、下の階のジイサマ。彼が居なければ、同じ階の人たちが居たって私の座る椅子は確保できるのだ。このジイサマ、最近は毎日のように来ては何をするでもなく、もう一つの椅子に足を伸ばして居眠りしたり、1時間くらいは居るようだ。で、近づけない理由は・・
マスクをしたことがないのだ。ノーマスクでラウンジのど真ん中を陣取られては・・免疫不全の難病持ちの私は良い気分はしない。
認知症もさほど進んではいないし、言えば解るかと思い、今日は他の人も居たので思い切って声をかけた。何しろ、他の階の人なのだから自分の階でくつろげばいい。それの出来ない理由があるのかないのか、私には解らない。
「申し訳ありません、4階へいらっしゃるのでしたら、マスクをしてきていただけますか」案の定、つっかかってきた。
「している人には理由があるんだろ、何でマスクしなきゃなんないの、俺には理由なんかない」
「私が感染者かもしれませんし、いつ誰から感染するか解らないのですから。4階の方は皆、しています」(ほんとは、認知症の2人はしないけど。でも2階3階には、しない人が多い)
何だか捨てぜりふを残して帰っていった。明日からはどうなるかな?
そばに居たもう一人が「どんどん言った方がいいよ、言わないと何も解らない人だから」と頭を指して(認知症、という意味)言ってはいたけれど、今まで、彼にそれを言ったことがあるのかも。言っても明日は忘れてしまうのだろう。
 結局、マスク云々は言うと争いの元になるから面倒で、今まで私はあまり言わないことにしていた。職員に言われても、マスクを渡されたその時だけで、あとはどこへやら・・という人たちなのだから。

感染していた職員一人は、どうやら個人的な感染で済んだようで、彼女からの濃厚接触者になった(らしい)重度介護を受けていた何人かも陽性にはならなかったらしい。でも、いつ、職員からの感染があるかは誰にも解らない。介護は受けていなくても、お隣に居る介護を受けている人が感染しているかも・・だからマスクをせよ、というのに。認知症の人には近づかないことにしているが、そうではない人は、向こうから近づいてくるから、避けようもない。結構親しかった人に、マスクしてね、と言ったら、それっきり1ヶ月くらい話をしなくなった方が居る。マスクして苦しいのは、私も同じよ、と言いたいけれど・・

春眠や始発電車の音遠く   KUMI
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする