昨日の話です。
書いたら途中で名文?消してしまい、やる気うせていますが。
あまりにも痩せすぎたので、1ケ月治療お休みし体調回復させたかったのに、その効果もなく。でも昨日は3月以来のCT検査もあるので治療の効果も見えるはず。レントゲンでは毎月確認していたがCTの方がより確実に見えるらしい。
結果、かなり病巣は小さくなっているし、1ケ月延期でも悪化はしていないようだ。
ともあれ、今回は再開することにした。口内炎もお腹の具合も完治はしていないけど、完治を待ったらがんの方が元気を取り戻すかもしれない。
化学療法室は拡張工事のため、今月から当分、病院の中央にあるホールが臨時の治療室になった。
何だか野戦病院めいている。
さて今日は、抗がん剤ではないが化学療法の一つ、免疫療法について少し書こうと思った。それも書き始めが消えてしまった。いままでにも書いたことだが、私の肺がん(肺腺がんの一つ)はステージ2・リンパ転移もないらしかったので普通なら手術で完治出来る。でも心臓が....状態。ペースメーカーの上、膠原病まで患っている。で、ドクターストップ。手術成功心臓止まった、では何にもならないので、最後の手段の免疫療法のテセントリク、というのを使うことになった。その前に一回だけ肺がんの抗がん剤を試したが、とてもキツすぎて高齢者にはムリだった。
何年か前は治験を募集していた薬なので、新しいし何処の病院でも使える、という訳でもないようだ。試してみたら、私には効果が出た。但し、副作用は結構出る。副作用について、使っている人の立場の話が余り見つからなかった。なので私のような高齢者の体験でもお役に立つかしらん?と思った。無論、副作用は人それぞれ。全く出ない人も居るようだ。でもこの薬の最大の利点は、脱毛がないこと。抗がん剤の脱毛経験者としては、二度と経験したくない。
点滴の薬の量は体重により違うので、超痩せ過ぎの私の点滴時間は参考にならないはず。その点滴中から目眩もちの私でも目眩が強くなる。起き上がる時、要注意。翌日から1週間くらいは微熱と頭痛の出ることが。これがコロナ時代にはとても困る。私のように施設にいると、副作用、と言っても念のため、なんて騒ぎになるので、処方されているカロナールを早めに飲む。発熱は2~数日間。
一番困るのは下痢。治療の1回目2回目くらいは数日でおさまったものの、回を重ねると次第に症状の悪い期間が長くなり、食べても食べても痩せる状態が続いた。腹痛はあまりない。おおよそ午前中におさまるものの、外出に困る。
口内炎と味蕾・味覚障害。最初の回では数日で回復したがこれも、だんだん長く続くようになった。6月以来、きれいに治った日はない。といっても酷い時期と軽い時期があるので我慢の限界は越えない。
その他、動悸息切れ、などもあるようだが私は元々心不全の症状で息切れ状態、なので副作用かどうか不明。湿疹も出来やすくなったが、これも本来のアレルギー体質で不明。
ともかく、痩せても命あって歩ける今があるのはテセントリクのおかげです。
(註)私は自分もがん体験者、夫をがんで亡くし夫の家族・自分の両親兄姉、がんで亡くしています。がん、というおどろおどろしい漢字を見るだけで気分が落ち込みます。病ダレの中に山ほど腫瘍が出来る、と想像させる字、この世から放逐して欲しいと思っています。この事、このブログに何度も書きましたわがまま、お許しを。
我を待つ池畔のベンチ秋めきぬ KUMI
ググったら「春めきぬ」と「春めける」の違い、解説が出てきました。余計に分からなくなりました(笑)
ベンチに座って物思いに耽るっていいですね。
私も最近88歳の先輩に真似て池のベンチに時々座っています。背もたれはないのですが、6ヶ所30人くらいが腰かけられます。
>書いたら途中で名文?消してしまい、やる気うせていますが
分かりますね~。
スマホだと余計そう思われるでしょう。
>結果、かなり病巣は小さくなっているし、・・・
それは良かったですね~。
>何だか野戦病院めいている。
はっはっは、私も今日呼吸科に行きましたが、狭い狭い敷地にまた2棟増設ということで、玄関入り口が遠回りになっていました。
駐車スペースが10台分くらい無くなりますので、これも不便になります(笑)
私の気管支炎の方は不思議とよくなりつつあります。
>手術成功心臓止まった、では何にもならないので、最後の手段の免疫療法のテセントリク、というのを使うことになった。
なるほどですね。
>でもこの薬の最大の利点は、脱毛がないこと。
ほ~っ!
>副作用、と言っても念のため、なんて騒ぎになるので、処方されているカロナールを早めに飲む。
難しいんですね。
>痩せても命あって歩ける今があるのはテセントリクのおかげです。
ぼんやりとイメージが湧きました。
今世の中はコロナワクチンの接種で副反応とか何とかわーわー言っていますが、ごく当然の結果なんですね。
>病ダレの中に山ほど腫瘍が出来る、と想像させる字、この世から・・・
またひとつ賢くなりました。
有難うございました。
ワイフのがんの転移を心配する身としては、たいへん感謝しています。
「テセントリク」について ざっと検索してみると、
日赤なども取り組んでおられるようで、心強い思いです。
これからも心強い味方から力を得て、元気でお過ごしくださいませ (^o^)/
私の行く病院、ロビーなども無駄に広いのですが、大災害の時は野戦病院に出来る、ということのようです。今日行って写真撮りましたけど、空間が多いのでコロナ感染予防にもなりました。
がん治療は進歩が早いですよ。家族にがん患者が多かったので、今と比較出来ます。10年くらい前でもがん=死、のイメージでしたけど、私のようにあと1年?みたいな症状が延命出来るのです。
でも、その日本の医療方針が金のかかる高齢化社会を作ってしまった、と言うのですから、どうすりゃいいの?ですね。
私には頑張り切れませんでいた。もう回復されたとは思いますが、治療直後の奥さまの体重を思って、私はまだ太ってる、と安心しています。
万一の時の化学療法、使わずに済めば幸いです。