KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

九月尽・雑感

2024年09月29日 | 俳句
天気 曇のち雨

明日で九月が終る・・と、カレンダーを見て気づいた。色々あった九月、猛暑の続きはやっと終わりが見えたものの、台風が二つも列島を狙っている。九月はいちばん台風発生が多いとはいうものの、二つが連続して一緒にこなくても・・

自民党の総裁選挙で、とうとう、石破さんが当選。別に喜んでいる訳ではない。女性を応援したい私でもあの、「危険な」本命だった彼女だけは初の女性首相にしたくなかった。(私は自民党は応援していないけれど、女性の進出は歓迎する)
ということを考えると、ほっとした。夫婦別姓問題だけ考えても、まだ反対する女性の居ることが信じられない。「選択制」というのに、なぜ頑なに執着するのか、どうしても解らない。それで家族が困ることになったって、他人さまの家のこと。それよりも、仕事を続ける女性の不便解消・権利保障の方が大事でしょ。
ま、私にとって最後になるかもしれない首相が、又、「顔も見たくない人間」になって欲しくないだけのこと。

大谷選手の記録更新が止まらない。今時点では三冠王だという。あと残り3試合くらい?まさか・・とは思うけれど、やり遂げるかも。夫が生きていたらどう思うかな、と考えることがある。二刀流なんて絶対に成功しない、ましてや大リーグでは無理なこと、日本だから出来たことだ・・と夫は言っていたけれど。

千日紅と野鶏頭 


9月は、秋雨前線やらゲリラ豪雨やら台風やらで、私の体調の悪さに休息がなかった。すっきり爽やかな秋晴れ、という日が二日くらい続いてくれたら、少しはおさまるかなあ、と思う。それも、夢になってきたのかも。つまり、回復の見通しがないままこれが永遠に続く?イヤですよ。

一昨日は、心臓の検査。薬を一つ減らして一ヶ月近いので、減らしても悪化していないかどうか、という検査だった。どうなのだろう?浮腫みをとるための朝一錠の薬の利尿作用で昼食が終るまで自由に行動出来なかった。その薬がなくなってこの一ヶ月、少しはトイレから解放されたものの・・。来週、諸々の検査を合わせて心臓の今の結果が解るらしい。
でもねえ・・動悸息切れおまけに狭心症かも、という痙攣と不整脈・・小さな心臓はもう疲れました。
蝶になりドローンのように花野を俯瞰してみたい。


台風の二つ列島挟み撃ち   KUMI
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秋が来た

2024年09月25日 | 俳句
天気 曇がち

写真の葉鶏頭は、昨日の薄と同じファイルに入っていた。でも、場所は違うような・・昭和記念公園かもしれない。当時は、あまり意識せずに撮った写真の保存はいい加減なものだった。

やっと、秋らしい気温になって、自室内は一昨日から全く冷房不要。今朝の最低気温はようやく20℃を割って、起きてベランダ側の硝子戸を開いたら冷たい風が入ってきた。秋ってこんな爽やかな空気だったのか・・と感動した。暑さ寒さも彼岸まで・・という格言も、昔は「暑さは秋彼岸の頃まで」と解釈したのだろうが、今は「暑さは秋彼岸が過ぎる頃まで」になったということだろう。ともかく、猛暑はもう帰ってこないらしい。

この涼しさに、今日のうち眼科通院しなくては・・と、思い立った。明日は都内のクリニックの定休日、明後日は病院の検査日。点眼薬は来週まではもたない。9時半に出て、いくら私の足が遅くても10時前には着く。三連休の直後でもあるしいつもより待たされるかも・・いつも休日明けに行っても30分以上は待たされないし・・
と考えながら、まだ足の親指の腫瘍が治りきらないのでゆっくり歩き・・と、余裕を持って眼科へ着いたつもりなのに、もう待合室は座るところのないくらいの患者数。
よく見ると、受付の事務の人の姿はなくて、薬剤師さんが受付兼務している。(この眼科は薬が院内処方) 看護師さんも半数くらいしか居ないし、いつもの視力検査の技師さん?も居ない。結局、診察前検査まで1時間以上も待った。
先生、何かあったのですか?と聞きたくなった。地域の小学校の校医もしていて、とても信頼されている女性ドクター。働いている人の顔ぶれも滅多に変わらないくらい、とても働きやすいと噂の医院なのに。終了が午後5時なので、看護師は子育てしやすい、とも言われていた。
たまたま、休暇の人が多かっただけ?・・と思いながら診察を待った。終わったら12時。まだ何人も待っている患者がいた。眼底検査は諦めた。
まさか、この眼科まで看護師不足? 今、医療と福祉の現場は看護師も不足しているとはいえ。

帰路、雑木林の横を通ったら、団栗がもう落ちていた。大木の櫟と楢の、いわゆる武蔵野の名残りの林だ。拾っては来たけれど・・どうするつもり?


振り向けばまたも木の実の落つる音  KUMI

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だんだん、自由がなくなる

2024年09月24日 | 俳句
天気 晴のち曇

写真は、多分、富士山麓でのもの。下の富士山の写真と同じく、夫と最後に墓参で行ったときのものだと思う。
やっと猛暑の日々と訣別できそうだ。昨日も今日も気温は冷房を必要としない。ゲリラ雷雨もおさまっていきそうだ。能登の水害の悲惨さが今年最後の災害であって欲しい。

暫くブログを書けなかった。書かない時は理由がある。書くことがない、ということはまずない。最近多いのはやはり、体調不良で夜遅く書く気力がないこと。テレビドラマなんか見る気力はあるのに・・。昼間が色々忙しいと最近は疲労感がハンパないので、思考力停滞することもあって休む。体力も脳力?も老衰の一途をたどっている。片方だけ、とはいかないようだ。
昨日は月1回のLINEでの句会で、午後1時に始め、終わるのは夜になる。疲れるけれど、即吟で15句を出句する句会に参加出来る間は、脳力の方は大丈夫なようだ。

で、最近は施設に「管理されている」感が強くて、それに疲れている。いちいち問い質したりクレーム付けていたら疲労困憊するので、余程無茶でないことなら、なるべく言うことは聞こうと行動している。無論、食事が出ないとか、入浴させてくれない、などという大きなことではない。私が黙って聞いていれば済むこと。
でも、今日は疲労の極になってしまって、とっても頑張っている若い女性の介護士に少し怒りをぶつけた。「入所者の危険を回避するため、というよりは、施設の管理のため、でしょ。問題が起きないように・・」「いえ、そうではありません、万一の事故があったら、KUMIさんが困ることです」「どんなに気を付けたって誰でも転倒することはあるわよ・・」云々。ナースの許可なしには風呂場へ入らないで欲しい・・と言うのだからもう・・
今まで、体温血圧、自己管理で報告して、自由に入っていたのに。「ナースの許可が出るまで、鍵は開けることは出来ません」って、数日前までは自由だったのに・・今、自由に入浴できるのは私を含めて3人くらいだろうか。

というのは事例の一つに過ぎず。
で、怒り心頭でナースの許可なるものを待っていたら、廊下でもう一人の介護士に逢った。彼女はちょっと口の軽い人。週4回出勤の、パート扱いらしい。その彼女に「なんか最近、色々厳しくなったのね、何かあった?」とカマかけてみたら「今日一日、都庁の監査が入ってるんですって。下っ端の私には関係ないけど、事務所はカリカリしてます」と白状した。
だったらそう言えば?上記の介護士は正社員。
だから、今まで緩くしていたことを厳しくマニュアル通りにしているということなのかもしれない。介護士に「入浴はどうしています?」と訊いて「自立している人は自分で勝手に・・」なんて答えられたら困るのだろう。
おまけに、入所以後自由に使えていた洗濯室も鍵を掛けられていて「使うときは声をかけてください、すぐ開けます」だって。ほんと、メンドクサイ。
実は、これには別の理由もあって、去年入った他の階の徘徊する人で何でも自分のモノにしてしまう「癖」のある人が居る。人の洗濯物も、乾燥機で乾いていたら自分の部屋へ持っていくらしい。うっかり間違えてエレベーターを使って他の階へ行くこともあるとか。


そうした入所者が一人とか二人居るために、他の何十人が不自由を強いられるのもおかしなこと。私は認知症患者に理解はあるけれど、ここは公営の施設ではない。選んで大枚をはたいて入所している。施設が管理しきれない人は、入所を断れないの? と、今日珍しくケアマネさんに文句を言った。今後のことは家族と相談中だという。意識なくても窃盗を働く人とは隣りあって暮らせない。

そんな酷い施設、変ってしまえば・・と思う人も居るかもしれない。簡単ではない。ここの親会社は、私の見る限りではかなり良い方だと思う。職員も法の範囲で人員は足りているし、その職員の資質を言ったら、この人不足の時代にキリのないこと。前出の職員も、優秀過ぎて言われることを「理解し過ぎ」と、ケアマネさん。

ともかく、監査の結果で締め付けが厳しくなりませんように・・

昨日の句会での作。題は「首」

首塚のあたり穂芒揺れやまず  KUMI
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世界に誇れる

2024年09月20日 | 俳句
天気 晴
写真は、中央道河口湖インター付近の富士山です。撮ったのは7.8年前になるけれど、富士山は今も変わりないはず。

相変わらず猛暑とゲリラ雷雨の終わらない日々に、疲労困憊ですよ。
昨日の午後のピカピカドンドンのおかげで、今朝は富士山までの空気もきれいになっていて、久々の富士山が見えた。で、今朝は大谷選手の49号ホームランの出たニュースが朝から流れて、中継見ていれば良かったのに・・と無念に思った。でも明日の試合があるなら、もしかして50ー50の大記録を中継でみられるかも・・と。でもそのあと、あらま、50号も51号も達成してしまったというニュースに唖然。なんということ。今年は無理でしょう、と断言していた元大リーガー、誰だっけ? 
ともかく凄いことを、こともなげに成し遂げる大谷選手は、世界に誇れる大人物。野球を知らない人にも、後世にそんな大選手の存在は残ることだろう。
日本の誇り、大谷翔平さんと富士山と。
良い朝だった。

今頃の夕暮れの富士山。前の住居のマンションから撮ったもの。
今の住まいから300mくらいしか離れていないけれど、7階住まいとはちがい、今の住まいは同じ富士山でも手前には邪魔物だらけだ。

今日はゲリラ雷雨はないようだが、中国大陸へ上陸した筈の台風が、直角に右折して日本海を通過するのだという。中国で何があった?、台風を追い払うためのミサイルでも打ち上げた?
中国の陰謀かも・・明日まで、この猛暑は続くようだ。もう、冷房の中で暮すのも限界です。自分の家なら朝のうちだけでも切るエアコンも、ここでは全館冷房だから、食堂が寒くて寒くて・・猛暑になる、という予報の日に、何で防寒具を用意して食事に行かねばねらないの。結局、夏の終わりなのに膠原病の手足の末端症状は治らない。

最近、オナガが朝早くからうるさい。綺麗な鳥なのだが、声はだみ声で品がない。ギイギイと暑苦しい。今朝はカーテンを開いてみたら、くの字型の建物なので屋上の端っこに止まっているのが見えた。窓越しに写真を撮れる距離。が、残念ながら、スマホをスタンバイしたら、もう居なかった。

暁を尾長の騒ぐ秋暑かな  KUMI
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翅ぼろぼろになるまで

2024年09月18日 | 俳句
天気 晴のち曇のち雨

まだ猛暑日復活、どこかでゲリラ雨の気配。昨日は仲秋の名月だったというのに陽気はまだ真夏のままだ。
今日も体調良くないので閉じこもったまま。血流と心臓の動きが少し回復している・・と言われていなければ、この頭痛は脳梗塞かも、などと思ってしまう。一応、先月の検査では血管は詰まっていないらしいけれど・・
見えない体の奥のことはサッパリ解らない。

上の写真、2017年の今日、撮ったものだ。散歩の帰りの公園だったと思う。
彼岸花に黒揚羽とはすてきな取り合わせ・・とばかりにカメラをズームにした覚えがある。でも・・ヨロヨロと飛んでいくのを見たら、黒揚羽はボロボロだった。当時はまだ、私はボロボロまでいっていなかった。でも、今日見ると・・懸命に彼岸花の蜜を吸おうとしている蝶が、自分に重なって哀れ。
見なきゃよかった。


昨夜の仲秋の名月は、結局、見なかった。東の空はすっきり晴れていたので、ラウンジの灯りを消してもらえばよく見えた筈。でも、最近、私の階の夜勤職員は常勤の介護士ではなく、顔を見たこともない派遣の介護士が毎晩交代で来ている。各階に一人、当直が居るのは安心ではあるけれど、初対面の不愛想な大男の介護士に「月が見たい」と言って灯りを消してもらったり・・というのはメンドクサイ。「常勤の職員に訊かないと、勝手なことは出来ない」などということになるかもしれない。もう、面倒なことはイヤ。小さなトラブルでイライラすることが続いているので、職員にもなるべく近づかないことにしている。
満月は明日だし・・格別見たい訳でもないし・・と諦めた。
が、今日は晴れそうにない。最近は旧暦8月に「秋」は感じないのだから、10月の「後の月」、の方が良いかもしれない。熱帯夜の仲秋の名月、なんて、俳句になりそうもない。

15日締切の今月のネット句会の題が「月」だった。およそ、ここでは月を見る機会はないし、創作するしか・・と、出した句。なんだかねえ、と思った句なのに、二人が、点を入れてくれた。

月光の窓辺眠りし嬰児(やや)を置く  KUMI
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敬老会

2024年09月15日 | 俳句
天気 晴

上の猫は、パソコン塗り絵です。

敬老の日は明日なのに、今日が「敬老会」となっていた。本来の敬老の日は15日だったので、こちらの方がしっくりする。
私が入所してからは、コロナコロナで、去年は私も感染した集団感染の終わったばかりだったし、一昨年も祝うどころではなかった。なので、ちょっと美味しい昼食とおやつが出るくらい。今年は、少し自己負担すれば天ぷらに海老が付いたり、フルーツが生で出たり(普段は缶詰ばかり)。



プラス900円を出した昼食です。美味しくいただきました。「茶碗蒸し」がなかなかの美味。
何でも高くなっている時節柄、自己負担が出るのも仕方ないか、と思う。少しでも美味しいものを食べたいので、私は月1.2回の「別料金メニュー」を楽しみにしている。でも、自分で頼んだかどうかを忘れている人が多いので「隣の人となぜ違うの」と揉める人は必ず出てくるようだ。あなた、頼んでいないでしょ、ということなのだけれど・・

で、この日に、喜寿・米寿などのお祝いの年齢の人に「表彰状」が渡される。
米寿が3人、卒寿が3人、白寿が2人、そして・・100歳が1人、102歳が1人。あれ?もっと居たような。
私なぞ、若者の部類でございますよ。「まだ90歳にはなていないわ」と言う以外、年齢は絶対に口外しないことにしている。以前、雑談でうっかり「昭和二桁」と言ってしまったら、100歳近いジイサマとバアサマに「若いねえ、戦争なんか覚えていない年だろ」とまるで子供扱いされ、軽蔑の眼を向けられて不愉快だった。ジイサマはもう居ない。バアサマは白寿で、まだ元気ではあるけれどほぼ寝たきり、口だけとっても元気で介護士泣かせのようだ。

そして驚くのは、100歳越えのお2人のこと。お2人とも男性で、杖をついてはいるが自力歩行していて、耳は遠いものの認知症ではない。ことに102歳の方は、酸素ボンベは使っているもののまだパソコンも使っているらしい。とても紳士。
100歳のジイサマの方は、未だに文庫本を読んでいる。私はもう、あの字を読み続けるのはちょっと・・

午後はボランティアのクラリネット演奏があった。これも、ボランティアが自由に入れるようになったおかげ。でも、まだ今も流行しているらしいので大勢の集まりは怖い気がする。

遠富士の雲より覗く敬老日  KUMI
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異変は植物にも・・

2024年09月14日 | 俳句
天気 晴

写真は今年のものではありません。
今日も、猛暑寸前まで上がったようだ。埼玉県なら間違いなく猛暑だったかもしれない。
その埼玉の、少し山沿いでさいたま市や熊谷市よりは涼しい筈の、彼岸花の名所・巾着田で、まったく咲かないのだそうだ。彼岸入りまで1週間、そろそろ気の早い花は咲く筈なのに・・
写真は、2017年の9月13日のもの。いつもの散歩道の公園に隣接する林に、彼岸花の群生している場所がある。彼岸花は以前住んでいたマンションの裏庭にも結構な数で咲いたので珍しくもなかったが、林の奥の方が写真になる。
無論、この年もまだ早かったものの、いつものように白花はかなり咲き揃っていた。 白の方が赤よりも早いのには何か理由があるのかも。今年は?やはり、巾着田のようにまだ咲いていないだろう。




水引草も、暑さでまだ咲いていないかもしれない。
彼岸花は気温が一定の涼しさにならないと咲かない。「暑さ寒さも彼岸まで」と言うように、秋彼岸になると彼岸花の咲く気温まで下がるのだ。開花に必要な気温は確か、20℃くらいだったと聞いた記憶が。だから彼岸花は暑さのおさまる彼岸には必ず咲くことになっているはずが・・
昨日のテレビ中継では、名所の巾着田では、咲いている花を探すのも大変なくらい、ほぼ咲いていない状態のようだった。花が痛んだとかいうことはなく、球根で咲く花なので、気温が下がればいっせいに芽が出ると思われる。あの、大量の花がみごとに一面に咲く川岸の林に、ほつほつとしか咲いていないとは・・(あんまり好きな風景ではないけれど)
何かショックだった。農作物と同じく、異常気象に花も敏感なのだ。




(写真は、2017年の、再掲のもの)
あと1週間経たないと、秋らしい気温の日は来ないようだ。

穂芒の揺れて遠嶺の雲消ゆる  KUMI
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残暑の猛暑日

2024年09月13日 | 俳句
天気 晴

猛暑日が戻ってしまい、いつになったら秋が来る?状態はまだ続く。
写真は、2017年9月の向島百花園の写真。スマホの写真がなぜカメラ写真のファイルに入っていたのか不明だ。隔月の吟行句会のときに撮ったものだが、もしかしたら、薄とスカイツリーが珍しかったのかも。スマホのレンズは広角な
ので、実際にはもっと大きく見えている。

暑さやらゲリラ豪雨やらで、体調最悪、出かける機会もなかなかないので閉じこもりっきりだ。ちょっと駅前まで買い物に・・と思ってもドラッグストアの開く10時には太陽ギラギラだし、午後は曇ってきたと思ったら黒い雲だったり。ゲリラ豪雨がまともには来ない地域とはいえ、埼玉に降る雷雨のおこぼれはこちらにも降る。出かけるきっかけがどんどんなくなる。
もっとも、先月からは希望者に生協の宅配を施設が世話してくれている。ネットスーパーよりも内容が充実しているので、食材を買わない身なら、ほぼ90%の物が手に入るようになった。益々閉じこもりバアサンになっていく。

いつも食事のテーブルで一緒の人が、昨日の午後、救急車で入院になった。昼食を終えて私が先に部屋へ帰り、階の違う彼女がそのあとで立ち上がったという。だから私は見ていない。
「躓いたのか倒れたのか解らないけれど、尻餅をついたの。でも、立ち上がって自力で歩いて帰った」と、前の席に座っている人の話。なので、入所者に多い転倒→圧迫骨折、なのか、脳梗塞の入院歴があると言っていたので、血管系なのか、解らない。職員は、当然ながら入院の事実以外は言わない。
先週も、救急車で運ばれた人が居る。部屋が近いので時々話す人だったが、彼女は一度転倒して車椅子になって退院してきた。よくある圧迫骨折で、軽度の認知症だったから、リハビリをしていたのに歩行は復活せず、毎日イライラしていた。歩けないまま、何かが急変して救急搬送になったようだ。部屋が離れているので、私は知らなかった。

ここに居ると、ともかく車椅子生活にだけはなりたくない、と思う。昨日入院した彼女も、脳梗塞の既往症があるので少し足は不自由だったが、館内は杖も不要だった。どうなることやら・・さほど親しくしてはいなかったけれど、心配になる。
人の心配をする余裕なんかないのにねえ・・と思いつつ。私の心臓の動きは少し回復した、とはいうものの、歩く速度はだんだん赤子みたいなよちよち歩きになりそうだ。転倒だけはしないこと、と毎日祈っている。

挨拶は今日も残暑の愚痴ばかり  KUMI
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秋はもう来ない・・

2024年09月10日 | 俳句
天気 晴

写真は無論、今日のものではない。2018年の彼岸明けの昭和記念公園。ネットのニュースに今日の公園の黄色いコスモスの写真が載っていた。昭和記念公園は始終行ったが、コスモスを夫と見たのはこれが最後だったかも・・早咲きの黄色いコスモスだったからよく覚えている。
彼岸過ぎだったから、もうそれほど暑くなかった。



昨日の天気予報で、ともかく今年は秋の訪れが遅い、とのこと。9月は今の真夏状態が続き、10月まで引き摺るかもしれない、とのこと。ゲリラ雷雨もまだ続くようだ。昨日の夜も、どこかでかなり降ったらしい。今日は、今のところ大丈夫?

コスモスの便りを聞くと、秋を感じるのが普通だったけれど・・今年は真夏のコスモスになる?
そういえば、そろそろ箱根駅伝予選会。公園隣接の陸上自衛隊駐屯地が出発地点、ゴールが公園の「みんなの原っぱ」(下の写真はその端っこ)。コスモスの間を駆け抜ける若者たちの疾駆はまさに風のようだ。
今年は10月19日とのこと。普段なら走るには絶好の陽気なのに・・まさかとは思うけれど、今年は真夏日で、熱中症の心配があったりして。


関東では、1年の半分近くを夏の気候が占めるようになってしまった。あとの半分を秋・冬・春が分け合うという何とも情けない四季。これではもう、「四季のある国」などと自慢出来ない。
夫の還暦記念に、北欧へ旅行した。そのとき、氷河へ案内されて「50年前はここまで氷河でした」という標識から、氷河までが100m以上もあっただろうか。今、あの氷河は残っているのかしらん?シベリアの凍土がどんどん融けているというし。

懐かしき人らを思ふ花野みち  KUMI
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格闘・対スマホ

2024年09月08日 | 俳句
天気 晴のち曇

今頃撮った、4年前のダリア。4年前はまだ公園へ散歩に行けたのだ・・と、妙な感慨。

で、昨夜起った事件は・・スマホの操作をちょっと誤ったら、トップ画面のアイコンがぐちゃぐちゃになってしまい、一時はもう、使えないかも・・と思った。何とも哀れな老人の闘いであります。

日にちだけは秋になってきたし、スマホのトップの写真の夕焼けは暑苦しい、何か秋らしい写真に変えよう・・と思い立ったのが間違いの元だった。写真は自分の撮ったものがあるし、季節ごとに変えるのは普段からしていたこと。
で、いつものように「設定」のアイコンを押して、いつものように慣れたことだけをすればいいのに、ついでに使わなくなったアプリを削除しようかな、と欲が出て「アプリ」の場所を開いた。そこに「着せ替え」というのがあって、どうやら、スマホのトップの画面を色々と替えることが出来る。買い替えたばかりの頃、試してみようと思ったが面倒で止めたことがあった、ま、1年半も使えば少しは慣れたスマホなのでトップ画面を変えてみるのも気分転換・・
と思ってクリックを繰り返していたら・・あら、元の表紙の画面が変になっちゃった。慌てて別の場所をクリック、すると、え!いつも使っていた画面ではない、変なアイコンになってしまい・・いつも使う「朝日新聞」も「ウェザーニュース」も消えてしまい、あら、電話のアイコンもなくなっちゃった・・

パニックです。もう、目は疲れるし・・

結局、操作ミスでアイコンがすべて「初期化」されてしまったようだ。何が間違ったのか解らないが、1年半かけて使いやすく並べたりしたアイコンがバラバラになってしまい、買った時の状態に戻ったのだ。無論、アプリそのものは残っていて、新聞も天気予報も見られるようにはなった。

今日はボチボチと元に戻している。ところが、その「元へ戻す」という作業もよく解らないから元へは戻せないまま。緊急時の電話とか、使いやすくしていたのに・・
なんたって指先は強皮症の影響で、今は右手と左手の使える指にも限度があって・・両手とも人差し指が今は故障中で使えない。右手薬指は使い過ぎで攣りそうだ。

ホトトギス草の終いの花。

スマホは使いこなせないままに人生が終わるのだろう。仕方なし。使えることを「凄いですね、私の母なんか70歳なのにラインを覚えるのに大変でしたよ」と言った看護師に「そんな風に、スマホを使えるのが凄いこと、と褒めたりするから、覚えないのが当たり前、と年寄が甘えてしまうのよ。凄い、なんて褒めるのもモラハラの一種よ」などと偉そうなことを言ってきたけれど・・やっぱり年寄にはスマホは覚えきれなくて当然のようだ。
この「闘い」のせいで、免疫療法の副作用もあって、ドライアイがちょっとひどくなってしまった。でもこれは、自業自得でしょ。

火蛾一匹老人ホーム騒つかす  KUMI
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