草津白根噴火

天気　晴

今朝の富士山。昨日は雪晴だったのにこちら側の積雪の影響で空気が水っぽく靄っていて、ぼんやりとしか見えなかった。今日は、朝のうちだけ上のように姿を見せた。大寒波がやってきているので、富士山もその影響で雪雲が出てしまった。　
北西方向の奥多摩の方は、こんな雪景色。


昨日、草津スキー場に近い白根山で噴火があって、大変なことになった。
東京に住むと、温泉は箱根と伊豆の次くらいに草津は人気がある。私も冬秋、と行ったことが。
まだゴンドラのない頃、スキーに行った。噴煙の押し寄せた頂上あたりまで、当時はリフトを乗り継いだ覚えがある。谷を降りる長いコース、緩やかなので初心者でも滑れる。ただ、滑っている途中でも硫黄の匂いが立ち込めていて怖かった。
噴火したのは、てっきり、秋に行った、噴火口の湯釜のある白根山の方かと思ったら、本白根という、もうひとつの峰の方だった。想定外、なのだそうだ。

大きな噴石がゲレンデまで襲ったというから、ぞっとする。ゴンドラの終点駅に80人も避難していて、ヘリで救助された。結果をはらはらしながら待っていて「私なら、スキーで下りた方が楽だと思うのに」などと昼間のニュースを見て勝手なことを思っていたら・・
夜、救助隊の消防の方の話で、噴石が大小たくさん散らばり地吹雪も起きる天候、スキーでの下山は出来ない状況だったとのこと。
あんな大きな噴石の散らばっている雪上、上級者でも無理。
亡くなられた自衛隊員の方はまことお気の毒としか言いようがない。
などと思いつつ富士山を眺めていると、いつ、こちらも・・と思ってしまう。

今日の吟行句会は欠席した。風邪がすっきりしなくて、昨夜寝てから咳き込んで何度も目を覚ましてしまった。昨日のお散歩が良くなかった？などと思ったりして。
悔しいけれど、風邪をひいてしまった自分の責任だから仕方がない。来月は家に近いところで私が幹事。会場の使用許可書は私が持っている。まさか、それまでには風邪も良くなると思うけれど・・

寒いことばかり言うても寒いだけ　　KUMI

雪晴

天気　晴

写真は、いつもの公園へ行くときに通る都道。幹線道路は除雪なぞせず、朝9時半ごろはまだ雪が残っていて、これが都内？という光景だった。市内循環のコミュニティバスも、雪を被って。


風邪はまだすっきりしないけれど、家から雪景色を見下ろしているのも飽きたので一回りしてみることにした。積雪量、都心でも20㎝はあったらしいから、こちらはそれをはるかに超えていたかも。歩いていると上から電線や並木に付いていた雪がバサバサ落ちてきて、毛糸の厚い帽子が助けてくれた。

公園の隣の小学校。今日は臨時休校らしいのに、校庭では雪合戦と雪だるま作りで大変な騒ぎ声が。


多分、休校にしたのは、教職員が交通機関のマヒで出勤できないことを予測してのことだと思う。なので、家に居られない子は登校しても良い、ということか。
今日の雪は雪国のようにサラサラで、雪合戦をしてもあまり濡れないようだ。

公園の入り口。雪をふわりと被っているところは、確か葉牡丹が並んでいたような・・


いつも坐るベンチ。雪女が坐ってる・・もうすぐ消えてしまうのだろう。


公園の職員やら庭師やらが総出で雪かき、一人分の歩ける道を作っていた。私の新しい雪靴はとってもよく出来ていて、氷でも雪の上でも滑らない。実はまだ一回しか履く機会がなかった。4年前の大雪で古い靴がもう機能しなかったので一昨年買ったもの。ちょっと道を逸れて深いところへでも入れる。なので、犬連れの人にすれ違ったら私が雪の中へ入って道を譲った。

公園の芝生広場には雪だるまが幾つも作られていた。




調子に乗って雪の中を歩いて凍った池のそばへ寄ったりしていたら・・腰が痛くなった。軽い雪でも、25㎝はある雪の中を歩くのは楽ではなかった。


雀くる初めて雪を歩む子に　　KUMI

大雪警報

天気　曇のち雪

本当に大雪なんかになるの？と思っていたら、10時過ぎ頃から降り出した小雪が1時頃から本降りになってあっと言う間に積もり始めた。
積もる前に、野菜の不足分を買いに行った。駅構内にある地元野菜の店、明日は雪をかぶって収穫できなくなるかもしれないし。スーパーに寄ったら、雪を想定してか人が多く混雑していた。スマホの大雪警報が鳴ったのは昼前のこと。

写真は2時半くらいの我が家の前。もう、歩道と車道の区別がなくなり、歩道は滑りやすいので車道を歩く人たちが・・タクシー以外の車は殆ど通らなくなったので危なくはないけれど。

カメラで撮ると・・桜の木に花。


昨日出なくなった声は、昼ごろには何とか普通に喋れるようになった。それで安心はしたものの、今度は熱っぽくなり、おまけに低気圧のせいの気象病の症状が出てきた。
やっぱりしばらくは家に籠れ、という雪なのかもしれない。
4時頃には、ベランダの花のプランターにも積もってきた。

パンジーは丈夫なので、4年前の大雪に埋もれても大丈夫だった。軒に移動させようかと思ったけれど、その実績を信じることにした。
明日は、体調良ければ雪晴の公園へ行ってみたいけれど・・何だか自信がない。カメラも、風邪のせいで使えず、カビが生えそう。

雪積もりゆく静けさの積むやうに　　KUMI

声が出ない・・

今日は隔月の百花園での吟行句会・・休んだ。
ということで、写真は去年の吟行で見た冬牡丹。これを楽しみにしていたというのに幻になった。

昨夜遅くから、突然声が出なくなった。まったく出ない訳ではなく、何とか出るのは、首を絞められた鴉が苦し気に出すような押しつぶされた声。自分では普通に話すつもりが声は普通に出てこない。あまりにも素っ頓狂な声が出てきて、思わず自分で笑ってしまうくらいだ。
昨日も嗄れた声で、句会では「美声がこんなになって聞きとりにくてごめんなさい」と断ったくらいだ。でも、普通に話していた。米寿の先輩の耳が遠いので、ちょっと辛いけれど大きな声を出して支障もなかった。
もしかして、その「大声」が良くなかったのか？　などと人のせいにしては失礼なこと。

鼻詰まりも喉の痛みも昨日よりは楽にはなった。薬のおかげと思う。でも、この声は・・やっぱり風邪が抜けるまでもう少し休もう、と思い、片道1時間半以上かかる百花園は諦めた。
さて、三日後にも吟行句会。夜には新年会を、という予定になっている。
体調は良くなっているので声だけが問題。何日も続くようなら、大嫌いな耳鼻咽喉科へ行くしかないかも・・

さらさらと振れば音立つ風邪薬　　KUMI

句会・大久保

天気　曇一時晴

写真は、今日の句会場・大久保の俳句文学館のデスプレイの紅白梅。まだつぼみで、でも春近しを感じることが出来た。
風邪は、声が嗄れたままだが、薬の効果か鼻の調子はかなり良くなった。とはいえティッシュを手ばなせず、回復はほど遠い。でも遠くない句会場に行くだけなので出席することにした。朝も薬を飲んで出かけたので、眠くて眠くて・・電車を乗り越しそうになった。

という今日の句会、嬉しいことがあった。
この句会の指導的な存在だったが長く休んでいたNさんが、今日から復活した。今年確か米寿になる大先輩、手術をされたとかで最近は結社への投句も休んでいて、心配していた。が、まだまだ活舌も良くその博識は休む前と変わらない。初句会に弾みがついた感じ。

今日は、10人＋郵送での投句が一人。句数の5×11句だから多い分、さまざまな句に出会えた。というわが句はあまり・・という結果ではあったけれど。

紅白の梅ふふみたり文学館　　　KUMI