KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

週一ブログになっちゃった

2025年02月27日 | 俳句
天気 晴

昨日、本場の河津桜の開花が遅れている、とテレビで見たので、私が行ったときは2月何日だったっけ・・と写真ファイルをひっくり返してみた。2014年も開花が遅いと言われていたが、2月23日に日帰りしている。その日は平均して見ごろだと町のHPに書いてあったのだ。それでも、何とか菜の花と桜との競演を見ることが出来た。
河津桜は一ヶ月早く見ごろを迎える花として戦後、有名になった。でも今は、伊豆まで行かなくても河津桜の名所があちこちに出来てしまった。河津桜も、東京の公園のあちこちで見ることが出来る。でも、川に沿って海まで延々と咲く花のトンネルは見事。


何だか、ブログが週一ペースになっている。体調も悪いけれど、それよりもパソコンデスクの場所が寒すぎる。で、今日はやっと、春めいた気温のために昼間はパソコン開いても足元に小型の「電気カーペット」を置けば寒さは感じない。何しろ「冷え」が大敵の難病(膠原病)持ちなので無理は出来ない。
もっとも、今週は忙しかった。月曜は月1回のLINEでの句会、昨日は循環器科の通院日。そして今日は・・春の陽気、というので少しは外を歩きたい、と思っても、ちょっと歩くと右太腿が思うように動かなくなる。スクワットで無理をしたせい、と思ってはいるものの、こんな風に体は徐々に衰えていくのかなあ、などと。老衰、という単語が脳を巡ってしまう。その脳だけは正常(に近いと思っている)なのが今のところの幸運。認知症の前段階で、嗅覚が鈍くなるのだという。聴覚が鈍くなると認知症の進行が早くなることは、周りの人たちを見ているだけで解る。で、嗅覚・・というの見ただけでは解りにくい。
でも、今日、なるほど、と思った。午後、空室になった部屋の消毒をして、部屋を閉じてもその消毒薬の臭いが廊下に充満・・窓を派手に開けていて、暖かい日とはいえ・・職員に「ごめんなさいね、ちょっとガマンしてね」と言われ私はマスクしていたが、していない男性に「臭いが私の部屋まで来るのですよ」と声をかけてみた。が答えは「臭い?消毒薬?」と首を傾げている。そうかあ、やっぱり認知症の人は感じないのかあ、と思った。
視覚・聴覚の衰えは不自由だが、嗅覚は、ここに居る限りは衰えた方が良さそう。体臭の酷いジイサンが居るので、私はとっても困っている。

月曜の句会で作った、「本」の題から。

本棚に恐竜の棲む春の夜  KUMI
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超大寒波居座る

2025年02月20日 | 俳句
天気 晴

写真は、前回の続きの、東京に「大雪」の積もった時のもの。この時は関東平野にかなり降った「南岸低気圧」なるカタチの天気図の雪だった。それでも、JRが止まってしまい、学校の教師が出勤出来なくなったようで、小学校は臨時休校したらしい。下の写真は小学校に近い都立公園のスロープだが、学校の校庭は雪合戦会場となってた。教師は不足していたが、登校の生徒は受け入れていたようだった。
雪には強い装備はいつもしいていたので、一回り、散歩に出た。しっかりした雪靴でないと歩けないくらいの雪だった。



今回の大寒波は完全に日本海側へ居座るかたち。申し訳ないが関東平野は楽なもの。テレビ画面の降雪風景を見ているだけでも息苦しくなる。あの雪の中に暮す人たち、家も暮らしも押しつぶされてしまわないか、と心配だ。

で、私はというと、先週の寒波の気圧変化に体が着いていけず、生きているのが精一杯・・というような毎日だった。目眩動悸息切れ、何をやってもすっきりせず、それでも食欲だけはあるので何とか生きていたような・・パソコンなんてもってのほか。
で、今回のウルトラ級寒波になったらどうなるか、と思ったが、気圧はそれなりに安定しているのか、久しぶりにパソコンの作業をする気分になれた。
天気予報士の解説では、北極の氷が融けていて、それが蒸発して「大雪を作る雲になる」と、理屈を単純化するとそういうことらしい。もう半世紀近く前に、週刊誌で読んだ「氷河期が再来する」という記事を思い出す。地球温暖化で氷河が融け始めている事実が、問題視されるようになった時期だ。私は昔からお天気オタクっぽい所があったので、とても興味があった。
温暖化で地球の気温が上がる、ということはいずれは再び氷河期が地球に訪れる、ということ。
あの記事を読んだときは、そんなの遠い未来の話、面白い記事として読み飛ばしていた。でも、この大寒波はこれからも毎年来るだろう、という天気予報士の昨夜の話に、それこそゾッと寒くなってきた。

走り根を洗ふ勢ひの雪解(ゆきげ)川  KUMI
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回顧・大雪・・普通の暮らしの頃

2025年02月14日 | 俳句
天気 晴

寒波がようやく緩んで、日本海側の凄まじい大雪は終わったようだ。
今頃、東京にも大雪の降ったことがあった・・と思い出してブログをひっくりかえしたら、2014年の2月だった。夫婦とも無事で一応元気で、普通に暮せた最後の年だ。まだ、車も処分していない年、凍結防止に駐車場のワイパー立ててあるのが我家の車。
マンションの周りの歩道


あれから11年・・いつまで無事に生きるやら、という日々。昨日は朝から病院へ、検査が三つ、診察が三科、という過密スケジュールの通院日だった。この病院、殆どの検査はCTなども含めて当日に解かる。で、検査の結果は・・総合するとまだ生きていなさい、ということだった。
ステージは1か2でしかないが心臓悪くて手術出来ない肺がん(肺腺がん)は、中断中の抗がん剤の効果が続いていて、又2ヶ月の経過観察となった。この免疫療法は副作用がキツいのでもう体力の限界だった。でも、2ヶ月中断出来たおかげで、少しは回復した副作用もあったけれど、消えない副作用もまだ残っている。
去年の秋に見つかってしまった乳がんの「再発かもしれない影」も、余り育っていないので、経過観察に終わった。
手足の指先が襲われて寒さとの闘いの膠原病の強皮症は、対策していたからか、去年の冬ほどには悪化していない。肺に間質性肺炎は出ていないし、こちらも経過観察、どの科も次回は春以後の診察予約になった。でも、時々指に起きるレイノー現象の発作は鬱陶しい。
あとは、半月後に循環器科の経過観察があるけれど・・ともかく、心臓は先月「メンテナンス」したばかり。肺が無事だから、暫くは生きていなさい、ということらしい。でもねえ・・寒波の気圧変動のひどい日が続き、体調は最悪の日が多いのです。暖かくなる頃は又、気圧の変化の激しい日が続くし・・
など、愚痴を言っても楽になる訳ではないけれど、自分のブログだから許してあげよう。

冬になってから周りで、車椅子になる人が続出した。殆どの人は認知症ではあるけれど、そうではない人まで・・年齢には関係ない。
で、怖くなって目まいが酷くても動き廻らずに出来る軽いストレッチとスクワットは欠かさなかった。それが・・
数日前、最近は何回かだけ寝る前にやっていた習慣のスクワット。運動不足極まれり、を解消したいと思い、椅子に掴っていつもより深く膝を沈めたら・・腿にちょっと違和感が。20年前に肉離れをやった場所だ。それこそ、ヤバい、という感じですぐに中止した。でも・・翌朝、普通に歩けるのに、ちょっと長く歩くと腿が痛くなり足が止まってしまう。とてもバスでの通院は無理そうだし北風の凄まじい朝なのでタクシーを呼んだ。
病院内でも時々立ち止まり痛みをやり過ごして。・・・案の定、「車椅子借りようか」と、付添のあーちゃんに言われてしまった。答えは「絶対、やだ」
まだまだ要介護にはなりたくない。車椅子に乗るようになったら、認知症も付いてくるような気がする。ちなみに私の介護度は、介護保険適用のいちばん軽度の「要支援1」。これは、ペースメーカーによる障害者としての配慮があるようだ。

甲斐相模今朝は眩しき斑雪山(はだれ山) KUMI
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大寒波襲来

2025年02月07日 | 俳句
天気 晴 

日本海側や北海道は、それこそ記録にないような大豪雪で何もかもが埋まっているらしい。写真は、十何年少し前の新潟南魚沼のもの。到着した日の一晩で積もった雪、この時は一晩30㎝くらいだったかも。

一日で1m積もることもあった。ここの駐車場は有料で、融雪の水の出る装置があったので車まで埋もれることはなかったが、ずっと昔、湯沢の他のスキー場で車が埋もれ、掘り出すのに苦労したことがある。
何しろ、それより凄い積雪に襲われているようだ。関東平野は寒い風に悩まされていて・・贅沢な話。

そんな寒波のせいで、私の体調は最悪で、終日、震度2の家に住んでいる感覚。気象病の人向けのアプリ・「頭痛~る」の午前中のデータ。確認したからといって役に立つ訳ではないけれど、倒れそうになっても「寒波のせい」と思える。頭痛持ちの人が多いようだが、私も酷い時はいつもの耳鳴り・息切れの上頭痛がしてくる。

おまけに寒さの冷えで、ちょっと油断すると指先に血が巡らなくて、皮膚荒れ。そのくらいのこと・・と他の人には言われそうだが、膠原病の強皮症の症状らしき末端の症状はしつこくて、なかなかの敵。パソコンは両手を使っているが、右手は薬指しか使えなかった。今日は人差し指が使えるのでパソコンも楽にキイを打てる。
おまけに、パソコンデスクは施設の接続回線の都合で北窓のそば、夜は電気毛布や暖房を入れてもすぐに足元が冷えてくる。書きたいことは山ほどあっても、そんな訳でパソコンを開く時間が少なくなった。
ともかく、この大雪と闘う地方の方たち頑張って~~ としか、言えない。
こんなことばかり愚痴っても、書く方も読む方も楽しくはないと思いつつ・・

寒波の大雪のときは、富士山も頂きは雲に隠れる日が多い。でも、数日前までは写真のように朝からすっきり見える日が多かった。

箱根にも雪が降ったようで、箱根の手前の丹沢山塊にもちらほらと雪が積もっている。丹沢の山稜は左に連なっているが、ちょうど電線がじゃまして、旨く写真に入らない。
毎日、窓の外の日差しは温かそうだけれど・・外へ出る勇気のないまま・・完全に冬籠り。そろそろ、勇気を出して外へ出ないと。

特急「あずさ」終着駅は猛吹雪  KUM

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二月になった

2025年02月02日 | 俳句
天気 雨

雪の予報が、夕方近くになっても朝から雨のままだ。まあ降らないに越したことはない。何センチかの雪で東京は大騒ぎになる。
   東京の大雪といふ十糎  KUMI
大分前の句だが、越後の一晩50㎝の雪を知っていたから、何とも情けない都会の雪対策。

1週間前、体調不良の時に毎月のLINEの句会日程だった。とても俳句どころではなくて延期してもらい、それが昨日。昨日は何とか俳句を作れる体調になっていた。が、スマホでの入力の指が・・昨日は右手の指が、血行悪いせいで人差し指中指の指先が傷だらけ、薬指しか使えなくなった。せっかく体調は何とかなったのに・・で、仕方なく、俳句も「音声入力」してみた。最近は、ラインやメモなど、入力は音声にしている。でも俳句は無理では・・と思ったら、単語を一つずつにすれば大丈夫、と解った。手指入力と音声との併用だ。
ほぼ8割は音声で済むので、とっても助かった。しめしめ・・最近のアプリは良く解らないけれど便利に出来ている。手の使えない障害者には有難いことだろう。でも音声は独り暮らしだから出来る。家族や人の居る前で「紅梅や・・」なんて呟いていたら、おかしなバアサン、と思われるだけだ。選評も音声で済むので疲れない。こんな時は独りものバンザイ、だ。

今日は節分。このところずっと2月3日なのだが、本当は一日ずれることがある・・ということは歳時記に載っているので知識としては知っていた。今年が久しぶりにそれに当たった。でも、明日、と思っていた人が多いようだ。若い介護士が出勤するまで知らなくて、昼食に節分用の食事が用意されていて「会社は間違っている」と思ったそうだ。

これを食べた入所者の半数以上は、今日が何月何日、かも解っていないと思う。言われればああ節分の頃だったのか、と思うくらいで。
豆まきはしないので、一応大豆入りのご飯。鬼の嫌う鰯は煮物になって・・気分だけの節分。こういう節季や季節の行事はカタチだけでも食事に入れてくれるのが有難い。さすが東京の会社運営の施設、恵方巻なるものは出ない。大体が、節分に恵方巻なる風習のあることを知ったのは、二十数年前のこと。私は一度も節分に太巻きなんか食べたことはない。

昨日の句会から・題薄氷(うすらい)
今や、俳句=認知症予防

薄氷の日差しに押され動き出す  KUMI
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