回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

プーチンの離婚

2013年06月07日 12時53分20秒 | 日記

30年の結婚生活に終止符をうつ記者会見をビクトル・ユゴーの「ノートルダムの背むし男」を原作とするルイーズ・ベルタンのオペラ 「ラ・エスメラルダ」鑑賞の直後に行うとは極めてドラマチックであり、また、ロシア的と言えるかもしれない。修道院にはいるのではないかとも噂されているリュドミラ夫人だが、KGBスパイの妻として2人の娘を育て上げた後で別居⇒離婚であるから、糟糠の妻を切り捨てるプーチンの非情さに、彼女には哀れさを禁じ得ない。

プーチン大統領には30歳という、娘ほどの年齢の元体操選手で政治家のアリナ・カバエバとの間の不倫関係が取りだたされてきた。本人は否定しているが、2009年にカバエバがプーチンの子(男児)を出産したというのはかねてから噂になっていたところである。秘密主義のプーチンだからすぐに再婚するという事はないだろうが、60歳となってもう先も長くない(ロシア男性の平均寿命は60歳ほど)ことがリュドミラとの離婚・カバエバとの再婚に踏み切らせたのではないか。

世間一般には年の離れた若い女と再婚する男は、それまでのあくの強さが抜けて淡泊になることが多いといわれるが、今回の離婚劇、北方領土交渉には吉と出るか?

 

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