こんにちは~♪
秋晴れの日 久しぶりに来た
高梁の町をぶらぶらと散策
高梁へ来た時は
まず最初に ↓ ここに来て街を一望します。
パーキングのある城見展望台
角川映画「バッテリー」のロケ地でもあり
ここから山々に囲まれた盆地の中にある街並みが一望できる
眺めのいいところです。
道路を一気に登り,ループ橋を上がって来ます。
濃い緑に覆われた山々も ↓ 秋の深まった紅葉の頃には
こ~んな 素晴らしい眺めに。。。
高梁の町は昔から備中の小京都と呼ばれています。
周りを美しい山々に囲まれた盆地の中央を高梁川が穏やかに流れ
かっては備中の中心地として栄えたところで
日本一高い所に建つ備中松山城や頼久寺,武家屋敷など
文化遺産が点在しています。
備中松山城は
国指定重要文化財の備中松山城は「現存12天守」の一つで
天守が現存する “唯一の山城” です。
標高430mの臥牛山小松山山頂にそびえ
岐阜の岩村城,奈良の高取城とともに日本三大山城に数えられています。
昨今の城ブームもあり,猫のいる人気のお城です。
松山城は登りがきついので,今回もパスして
まずは武家屋敷のある石火矢町の無料駐車場に車を置き
さぁ~! 石火矢町ふるさと村辺りを散策。
傍を走る伯備線下の線路脇には
コスモス,キバナコスモス,オシロイバナ,アゲラタムや
オキザリスなど 秋の草花が咲き乱れていました。
ヒガンバナも
日を浴びて ,嬉しそうにバンザ~イ \(^o^)/ してたよ~♪
「特急やくも」の通る伯備線
余談ですが,「特急やくも」は現役唯一の自然振り子式車両で
遠心力を利用して車体の傾きを制御し,高速でカーブを通過しますが
カーブに入る時と出るときに独特な揺れ方をします。
「特急やくも」を見ると
出張で来ていた父が,用事も無いのに電車好きな幼い息子を連れ
度々岡山駅から高梁駅まで往復していた事を思い出します。
親の知らない
おじいちゃんと孫との楽しい交流の時間だったのでしょうね。
臥牛山南麓に広がる備中松山の城下町
その中で,石火矢町は
武家の町として営まれ,格式ある門構えの武家屋敷が250mに渡って立ち並び
岡山県のふるさと村の指定を受けています。
白壁の長屋門や土壁が続く石火矢町には
当時の生活の面影が今も色濃く残っています。
武家屋敷
こちらは150年前の天保年間に建てられた武士の住い。
漆喰壁の美しい長屋門や母屋
中庭の池や庭石などはほゞ昔のままだそう。
歩いていると
この塀の内側からキンモクセイのいい香りがしてきました~♪
秋の香りですね。
こちらのお屋敷は
「男はつらいよ」の寅さんのロケ地だったそう。
ぷらぷらと歩いて 頼久寺へ
頼久寺は 暦応二年(1339)足利尊氏が安国寺として建立した禅寺。
特に ここの庭園は有名で,小堀遠州の築庭と伝えられ
禅院式枯山水蓬萃庭園(鶴亀の庭)で
江戸初期の庭園としてはわが国を代表するものの一つです。
もう何度も来ているので中には入らず
↓ ↑ 4年前(2016-11-02)の時の庭園写真の一部
ツツジの咲く頃や秋の深まる紅葉時には多くの観光客が訪れます。
一度は来て観る価値のある庭園です。
長くなるので
紺屋川から町並みの散策は次回に。。。