こんにちは~♪
前回からの続きで 紺屋川界隈 を歩く
高梁川に流れ込む紺屋川は
かつて備中松山城の外堀の役割を果たしていました。
いつ来ても キレイに清掃されており
晩秋の頃の
水辺に落ちたモミジの下紅葉も風情があります。
4年前にもいたカモはまだ健在でした。
あの時はカモのつがいにアヒル1羽でしたが。。。
紺屋川沿いには桜と柳の並木が続き
木造のレトロな教会や藩校有終館跡など
情緒豊かな町並みが広がっていて
「日本の道100選」にも選ばれています。
満開の桜の頃の眺めもいいですよ~
高梁キリスト教会堂
明治22年の建築のこの教会堂は現存する県下最古の教会で
県の史跡に指定されています。
紺屋川通りにある ”ゆべし” の和菓子店
高梁に来た時には必ず 買いに来ていた柚餅子のお店。
やはり閉店したままでした。
店主の方がご高齢になり,体調も悪く後継者もいないことから
4年ほど前に廃業されていました。
カーテンを閉めたままで,淋しい限りです。。。
好きだった ここのお店の ”ゆべし”
表面のザラメ砂糖に柚子の香りが口に広がり
適度な柔らかさのモチモチ感が好きでした~~
息子も,お嫁ちゃんも皆が好きな柚餅子でした。
店先に松葉杖で立っておられたご店主さんに
偶然にもお会いでき
今迄の感謝の気持ちを伝えることが出来て よかったです♪
・・・末永くお元気でお過ごしください。
町中の観光駐車場の一角に展示されている
原寸大復元の高瀬舟
江戸時代以降,高梁川で南北の交通の主役は「高瀬舟」でした。
当時 新見市から倉敷市玉島まで運行していて,高梁の発展には欠かせないもので
現在のJR伯備線の全線開通まで大いに利用されていたそうです。
古い町並み には
修復不能で取り壊された空き地が点在していますが
いずこも同じように
街並み保存助成金?などで,計画的に今風に修復されて来ています。
懐かしい昔ながらの魚屋さんの店脇には
簾に這わした風船カズラとブルーの小花
涼しそうな色と形のコラボ
ブルーの花もつる性でしたが 花名は?
元の駐車場へ戻り
古い町並みから JR高梁駅近くの薬師院前の駐車場へ
ここ薬師院も寅さん映画のロケ地です。
右隣は池田氏の菩提寺の松連寺→下の写真
薬師院
数年前に 通りがかりに見た晩秋の松蓮寺
紅葉の山々をバックに石垣上の白い漆喰塀が印象的でしたが
みごとな紅葉も 薄曇りの天候で渋く見えてます。
高梁には 松竹映画「男はつらいよ」の第8作 "寅次郎恋歌"や
第32作の ”口笛を吹く寅次郎”
角川映画「バッテリー」などのロケ地が点在しているように
昔懐かしいレトロな雰囲気のある静かな街で
ぶらぶらと散策するには もってこいのところです。