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NY円、続伸 1ドル=80円70~80銭で終了 対ユーロは大幅高

2011年05月14日 08時17分31秒 | お役立ち情報
13日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅続伸し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=80円70~80銭で取引を終えた。乱高下を続ける商品相場を背景に、リスク資産を回避する雰囲気が一段と拡大。低金利の円で資金を調達して金利水準が比較的高い通貨へ投資していた動きが逆回転した。対ドルでも円を買い戻す動きがやや優勢となった。

 原油や金など商品相場が不安定な値動きを続けているほか、欧州の一部国家の財務体質に対する懸念が拡大。外国為替市場ではリスク資産を回避する雰囲気が強まった。低金利の円とドルはともに調達通貨のため互いの値動きは限られたが、週末の持ち高調整の動きも加わってやや円買いの勢いが上回った。

 円の高値は80円48銭、安値は80円98銭だった。

 円は対ユーロで大幅反発。前日比1円25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=114円ちょうど~10銭で終えた。一時は113円51銭まで上げ、3月中旬以来、約2カ月ぶりの高値を付けた。

 週明け16日に開かれるユーロ圏財務相会合では、財政不安が高まっているギリシャに対する追加金融支援をするかどうかが協議される見通し。ギリシャ国債の利払い・元本削減などの「債務再編」への警戒感もくすぶり、円買い・ユーロ売りが優勢になった。

 ユーロは対ドルでも大幅に反落した。前日終値の1ユーロ=1.42ドル台半ばから、1.41ドル前半に水準を切り下げた。安値は1.4065ドル、高値は1.4307ドルだった。

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