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スマホに話せば2秒で「通訳」 ドコモが試験提供

2011年11月05日 07時36分02秒 | ニュース
 NTTドコモは4日、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)などを使った通訳電話サービスの試験提供を9日から始めると発表した。携帯電話に向かって話すと、ドコモのサーバーで自動的に音声認識して翻訳し、約2秒で通話相手に音声と文字で伝える仕組み。まず英語と韓国語でサービス対応する。

 2012年3月末までに一般の利用者400人、15の企業などに試験的にサービスを使ってもらう。実際の会話例などを基にサービス精度を高め、12年下期の商用化を目指す。

 ホテルや店舗での外国人の接客、観光案内所や病院での応対、教育向けなどへの活用を見込む。今後中国語などにも広げる方針だ。日本語の認識精度は約90%で、英語の認識精度は約80%。

 通訳電話サービスはネットワーク経由でソフトウエアや情報システムを利用するクラウドコンピューティングの技術を使った。サーバー側で情報を処理し、携帯電話端末の処理能力に依存しないようにすることで高速で音声データ変換して伝えることを可能にした。