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【中国ブログ】日本人の生活水準に中国人が学ぶべきこと(1)

2011年11月28日 07時34分00秒 | 海外
 中国人の日本に対する一般的な印象は、神社参拝や経済不況などだ。では本当の日本人の生活とはどういったものなのか、そこから中国人は何を学ぶべきか、日本に住む中国人ブロガー「〓娟(〓はころもへんに「者」)」さんは自身の観点をブログに綴っている。

 まず筆者は「一般市民の収入と購買力」を取り上げた。日本では100円ショップで日常生活に必要なさまざまな物を購入できる。中国でも7元(約85円)あれば同じような物は購入できるが、中国人の平均月収1500元(約1万8000円)では214個、日本では月収30万円として100円の物を3000個購入できる。これを30日で割ると中国は一日7個、日本は一日100個の物が購入可能ということになる。筆者は「中国は収入に対する物価が世界でもっとも高い。収入が今の10倍、物価は半分になってこそ先進国の生活と言える」と分析した。

 さらに住居を見ても、2003年の時点で都市在住の中国人1人当たりの住居面積は18平方メートル、日本人は25平方メートル。国土面積が小さい日本が中国より1.4倍も大きかった。収入格差という点では、2000年の時点で中国のジニ係数(所得の不平等度を測る尺度)は0.414、世界でももっとも不平等な国家の1つと見られている。同時期の日本のジニ係数0.285、世界的にもっとも公平な国家の1つだ。

 教育の分野はどうか。中国人は自分たちが教育を重視していると自負しているが、国の教育経費の欠如は教育制度に欠陥をもたらし、結果として成人男女の非識字率はいまだ15%以上であり、大学進学率も5%しかない。それに対して日本は教育重視の名にふさわしく、義務教育の完備によって識字率は100%、大学進学率も48%に達する。筆者は「中国の初等教育は日本より100年遅れている」と指摘した。

 さらに筆者は「社会的信用と民度という点では比較する気にもならない」と述べる。仕事に対するまじめさ、時間を守ること、礼節、交通法規の順守など日本の水準の高さを称賛した。(つづく 編集担当:畠山栄)
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<大阪ダブル選>維新が大阪を席巻 改革に府民熱いまなざし

2011年11月28日 07時21分33秒 | ニュース
 「大阪都構想にGOサインだ」--。27日に投開票された大阪府知事・大阪市長のダブル選は、既存政党の包囲網をものともせず、市長選で大阪維新の会代表の橋下徹さん(42)、知事選で同幹事長の松井一郎さん(47)が圧勝した。都構想を欧州の市民革命や明治維新に匹敵する大事業と位置づけて「大阪を変えよう」と訴え続けた橋下さん。主要選挙での「不敗神話」を引っ提げ、国政進出を見据える。2人が改革の両輪として大阪をどう動かすのか。そして、中央への波及は。記者会見は3時間におよび、府民は期待と一抹の不安を抱きながら、熱いまなざしを送った。

 橋下さんと松井さんは午後8時半すぎ、大阪市北区のホテルに設けられた記者会見場に登場。壇の前に並んで深々と頭を下げた。花束を受け取る場面では約200人の報道陣から一斉にフラッシュがたかれ、万歳三唱の後、2人はがっちりと握手を交わした。

 白と黒のチェックのブレザーにノーネクタイの橋下さんは満面の笑みで「まずは有権者に感謝したい」とあいさつ。「府庁、市役所、教委の皆さんは、この結果を重く受け止めるようしっかりお願いしたい」と述べ、職員基本条例案や教育基本条例案に抵抗してきた勢力をけん制した。

 大都市の在り方については「今後、市役所の位置づけ、広域行政は大きく様変わりしなければいけない。広域行政は府知事が決定権と責任を持つ。市長は市民の声を代弁する存在」と語った。

 紺のスーツに身を包んだ松井さんも「これからがスタート。橋下市長とともに大阪を再生させ、日本を支えるエンジンの役割を果たしたい。大阪が一体化して、二重行政を根本から変えていく」と決意を述べた。

 その後の記者会見では、祝賀ムードが一変。2人は引き締まった表情になった。

 圧勝の要因を問われると、橋下さんは「既存政党への不信感でしょう。政策、理念を完全に放棄しているのが伝わった。それを有権者に見抜かれたのでは」と分析。「都構想が信任されたということ。4年間で移行できるよう法改正を迫る」と宣言し、高投票率を聞いて「60(%)いきましたか。非常にありがたい」と喜んだ。

 また「大阪市役所は意味の分からない補助金がたくさん出ている。市職員の体質も変えていく。意識を改める」と早くも対決モード。「民意を無視する職員は市役所から去ってもらう」と強調した。

 表情が穏やかになったのは家族に話が及んだ時。雑誌のバッシング報道にさらされたが「妻もサポートしてくれ、長男、長女も気丈に振る舞ってくれた。みんなで戦った」と話した。

 任期中に国政へ転身する可能性を問われると、これ以上雑誌に追いかけられるのは嫌だからとやんわり否定し、メディアの寵児(ちょうじ)らしく会場の笑いを誘った。会見場で顔を合わせた奥さんからは「携帯でしゃべっているところに話しかけたら、うるさそうな顔をされた」と明かし、また笑いを取った。
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