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真善美 その7

2010-12-03 | ポジティブ心理学
美しいものは心を元気にする
美は心にある
美はひきつける
美は作り出せる
美は宗教心に通じる
美は心を豊かにする
美は知性である
美は感性である
美は記述できない
美は至高体験
美は扱いにくい

ぼけに対応する

2010-12-03 | 認知心理学
ぼけに対応する

認知症は困るが、普通にぼけてもそれほど仕事に支障をきたすわけではない。衰えてきた能力をカバーする方策があれこれあるからである。

一つは、外部の記憶支援の方策を活用すること。
これは誰もがそれと意識せずともおこなっている、紙やノートに書く、整理の仕方を工夫するなども、これである。最近では、電子辞書やインターネットも加わった。「宴」と「自衛隊」と「作家」くらいを検索システムに打ち込めば、あっさりと「三島由紀夫」が出てくる。

2つは、やはりそれなりの認知的な努力と工夫である。
記憶の衰えを自覚したら、それを補う努力と工夫が必要である。無駄な努力や工夫もあることはある。しかし、最初から無駄と思い込んでしまって何もしないのは、ますます状況を悪くする。
記憶するための体験的なノウハウは持っているのだから、それをフル稼働させるのである。
頭は使えば使うほど、それも酷使すればするほど、良くなる。今はやりの小学生がやるような計算訓練や頭の訓練でもよい。自叙伝の執筆でもよい。ともかく頭を使うことである。
さらには、記憶力アップの工夫をあれこれしてみる。学生の顔と名前が一致しなくなったら、写真を撮らせてもらって覚える。折りにふれて思い出してみる。書いて覚える。場合には、語呂合わせ、意味づけなどの暗記術を使ってみる。