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「心理学を勉強すると、人の心が読めるようになりますか]心理学ってどんなもの

2014-02-13 | 認知心理学
Q1・12「心理学を勉強すると、人の心が読めるようになりますか」ーー読心術  

人間は社会的動物です。人との関係なくしては生きていけません。対人関係をよくするには、何はともあれ、相手の本当の考えや気持ちを知ることが大切になってきます。そのことが、質問のように、読心術への期待になるのだと思います。  その読心術が心理学を勉強すればできるようになるかですが、それは、もちろん、「はい」が答えです。心理学は、そのために日夜努力を重ねているのですから。  
では、相手の心や気持ちを私たちはどのように知ることができるのでしょうか。実にいろいろの方法を縦横に駆使して、対人理解を試みています。その代表的な理解の方法を3つ紹介してみます。   ***図 別添

●投影的理解  
自分(I;主体的自己)で自分(Me;客観的自己)を理解するときの図式(I--->Me)を、そのまま相手の心や気持ちの理解に使うのです。  
相手が自分と同じような心性を持っているときには、かなり精度の高い理解ができますが、たとえば、親が子どもを、教師が児童を、日本人がアメリカ人を、さらには、人間が動物を、となると、投影的な理解には限界があります。  しかし、投影的な理解は、対人理解においては、最もよく使われ、しかも有効な理解の仕方です。

●共感的理解  
投影的理解と似ていますが、相手の主体としての自己(I)に寄り添って、相手のIと自分のIとを重ね合わせることで、相手のMeを理解しようとします。  
ややわかりにくい説明になりました。別の言い方をするなら、投影的理解が、自分の「I--->Me」図式を相手の心の理解に使うのに対して、共感的理解は、相手の「I-->Me」図式を使うのです。  これは、かなり難しい理解の仕方ですが、カウンセリングでは必須の理解の仕方になります。したがって、それなりの訓練が必要となります。  
ただ、極めて親しい人、たとえば、友人どうし、夫と妻などの間での心や気持ちの理解では、ごく自然に使われています。というより、共感的理解ができているような関係でないとすると、何か問題があることになります。

●因果的(科学的)理解  
ここで心理学的な知識が役立ちます。もしあなたが対人理解についての社会心理学の知識を豊富に持っているなら、今現在の心や気持ちをもたらしている原因に思いをはせるはずです。そして、必要なら、その原因を取り除いたり強化することで、相手の今の心や気持ち(結果)を変えることを試みるはずです。  
この3つの理解の仕方が、本当は、うまく連携を保って互いの長短を活かし補っていくのが一番よいのですが、どういうわけか、人によって理解の仕方に好みがあるようです。それは、時には、相手への偏見を生んだり、浅い理解しかさせなかったりします。  
解決策は、手前みそになりますが、心理学ではないかと思います。因果的理解を支援するだけでなく、投影的理解と共感的理解をする人の心理のくせについての知識をも提供できるからです。
 

しつこいセールス

2014-02-13 | 心の体験的日記

1年前くらいに枕を買った
実に気持ちのよい応対でしかも
入念に調整してくれて、最高の枕である
ところが、最近、そこから
[具合はどうか、ぜひ、お宅にうかがってチェックさせてくれ
という電話や手紙が舞い込む
それが結構、しつこい
今日も携帯に
別に不具合はないといってもだめ
せっかくいいお店と思っていたのになー
こういうしつこさが、客を遠ざけていることが
わからないのが悲しい





情報はただ?

2014-02-13 | 心の体験的日記
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自分もやってみるかなー 嘘

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月250000円、年300万円
うーん、

お金を出してまで読んでもらえる自信はないなー 笑

ほりえもんさんのメルマガなんて1万人も
ものすごい年収になる
うらやましい!!


就活

2014-02-13 | 教育
キャリア支援担当者も、懸命の努力をして
いる。
 それを支えるべく、カリキュラムの内外で、
キャリア意識、さらに就業力育成のための授
業や講座を開催し、学生の積極的な参加を促
している。
 問題は、当事者である学生の側に今一つ迫
力がないことである。それはそうかもしれない。
これまで、未曾有の豊かさの中で、消費者と
しての生活に慣れきってしまっているのだから。
 それを克服するための鍵の一つは、社会の
仕事現場での体験だと思う。
 インターンシップやボランティアを単位に
組み込むことはすでに行っている。参加学生
も増えているし、提出させた体験レポートで
も、それなりに貴重な経験をしたことが記さ
れている。
 さらに、多くの学生が、アルバイトをして
いるので、これを何か就業力育成に活かす手
立てはないものかと今、夢想している。(アル
バイトを通して就職先を見つけたケースもある。)

デザインと色彩の心理学 (朝倉実践心理学講座)

2014-02-13 | 認知心理学
少し考えてみればわかるように,デザインを創造するのもそれを受容するのも人間であり,人間が関わらないデザインの問題はないといってよく,心理学の視点からデザインを扱うのは,きわめて自然なことでもある.本書第1部「デザインと色彩の基礎」では,色彩学の基礎(3章)から錯視と色彩デザイン(5章),サインシステム(4章),インターフェースとしてのデザイン(2章)まで,デザイン・色彩・心理学に関わる基本的な領域を取り上げた.
デザインにおいて心理学に期待されるのは,当然,ユーザがらみのことになる.ユーザは一体何を考えどのように振る舞うのかが知りたいというのが一つ.もう一つは,実際に製品を買ってもらって快適かつ安全に使用してもらえるかをチェックすること(ユーザビリティテスト)である.心理学の知見が実践現場でどのように活かされうるのかを,本書第2,3部で取り上げている.特に第3部では,企業の製品(6章)やイメージ(12章)から医療(10,13,14章),橋といった建築物(15章),広告(9章),電子ペーパー(11章)といった個別具体的な実践現場の方自身の議論・指摘を盛り込んだ.また,「音」(7章)「視覚障害」(8章)「香り」(6章)といった,視覚以外の要素も盛り込んである.デザイン心理学の守備範囲は人間活動全般と同じくらいに広いのである.

デザインと色彩の心理学 (朝倉実践心理学講座)
クリエーター情報なし
朝倉書店