心の風景 認知的体験

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性格」講義ノートより

2014-02-17 | 健康・スポーツ心理学
性格」講義ノートより
●定義「個人の考えや気持ちや行動の比較的一貫した傾向」
●気質は、先天的であるのに対して、
性格は、後天的に形成される

感情心理学」朝倉心理学講座 10

2014-02-17 | Weblog
朝倉心理学講座 10
感情心理学
A5/224ページ/2007年09月25日
ISBN978-4-254-52670-7 C3311
定価3,780円(税込)
海保博之 監修/鈴木直人 編

諸科学の進歩とともに注目されるようになった感情(情動)について,そのとらえ方や理論の変遷を展望。
〔内容〕研究史/表情/認知/発達/健康/脳・自律反応/文化/アレキシサイミア/攻撃性/罪悪感と羞恥心/パーソナリティ



なぜブログを続けるのか・続くのか

2014-02-17 | 心の体験的日記
 ブログの前は、「cognition & computer」というミニコミ紙。裏紙を使って研究の前の袋に入れて、「どうぞお読みください」というところからスタート。そのきっかけは、在外研究でアメリカにいったときに日本にいた研究室の院生・はらださんに近況報告代わりに郵便で送っておいた記事を無駄にしたくないとの思いからであった。
 その後、今のブログのタイトル「認知的体験」と名称を変えて週1くらいの頻度で続けてきた。
 それを閉じた冊子すべては、弟子すじのにかた君に所望もあり、ゆずった。保管はしてないとは思うが、もしかすると?
 それがいつウエッブ上のブログに変わったか、おもいだせないが、これが、現在のブログに引き継がれている。
大学院生の頃からコンピュータの進歩の半歩うしろを追いかけてきたのだから、筑波大学でネットワークが研究室から使えるようになってすぐだと思う。
 現在のgooブログの前は、amebaブログであった。amebaブログは、マックでアップしたいたのだが、システム更新のときになにやら不具合が発生してしまい、あきらめて、gooのほうに移行した。それでも、amebaブログは、現在もまだ残ってまま。
 gooブログは、もう10年は越えている。ほぼ毎日更新をしてここまで着実に愛読者を増やし続けている。いまや趣味の域を超えて生きがいである。笑い
 なぜ続くのか。
 書くのが好きということ。
 書いたものを人に読んでもらうのが好きということ。
 気持ちをしゃきっとさせるのに最適ということ。
 発表した原稿や本を広く知ってもらえること。
 思わぬ人々とウエッブ上で知り合えること。
 原稿依頼や講演依頼がこれをきっかけにあること。



ポップアップ広告が多過ぎない?

2014-02-17 | 心の体験的日記
画面にいきなりポップアップする広告が目立つ
控えめなら許せるが
画面中央にどうどうと出てくるのには腹が立つ
最近はなかなか消せないものもある
ただでこれだけの情報がいただける環境には感謝だが、
それにしてもねー
迷惑メールはほぼ駆除できているが、
これからはこのポップアップ広告が問題になるかも


紙の新聞

2014-02-17 | 心の体験的日記
紙の新聞をやめてからどれくらいたつか
捨てる手間がかからないのでいいのだが、
やはりさみしい
電車通勤のときは、日経の夕刊をキオスクで買って読むのが楽しみ
朝刊は、車内が混雑するので、読めないから読まない
<<でも実に上手に折りたたんで読んでいる人がいる。真似ができないのでやめた

電子版も1月試みたが
なんだかしっくりこなくてやめた
ニュースは解説もいくらでも別の手段で入手できてしまうので
情報的には必要ない
でもちょっぴりはさみしい





心脳問題」心理学ってどんなもの

2014-02-17 | 認知心理学
Q1・13「心の働きは、脳の働きとしてすべて解明できるようになるのですか」     ---心脳問題  

今、日本の科学政策の最先端研究の一つに脳研究があります。  

たとえば、理化学研究所・脳科学総合センターが中心になって、脳を「知る」「守る」「創る」を基本テーマにして精力的な研究が行なわれています。また、ノーベル医学生理学賞・利根川進氏(MIT大)も、生化学的なアプローチにより脳の記憶機能の解明に乗り出しています。それらの成果が期待されるところですが、どれほど目覚ましい成果があがったとしても、心の働きが脳の働きとして「すべてが」解明できるということにはなりません。これが、質問の対する答えです。  

どうしてでしょうか。それは、単に研究上の限界からくるのではなく、心のすべてを脳に還元する(脳還元主義)ことはできないからです。  

今も昔も心脳研究の基本図式は、心理現象と脳機能との対応関係、つまり、ある心理現象が発生しているときに脳のどの部位が働いているかを見つけるというものです。いわば、マッピング(mapping;地図作り)研究です。  

「たとえば」といって事例をいくつか挙げても、膨大なマッピングがすでにでき上がっていますし、猛烈なスピードで研究が進んでいますので、ややむなしいのですが、それでも、「そんなところまでわかっているの!」と思わせるものを何冊かの本から拾って挙げてみます。   

・何かをしようと意図したときは、前頭前野が活動している   
・自分が何かをしても、あるいは、他者が何かをするのを見ても、運動前   野のニューロンが活動する(ミラーニューロンと呼ばれる)   
・強迫神経症(何かをしないではいられない症状に悩まされる)では、大   脳辺縁系が活動している   
・いつどこで何をしたかを記憶(エピソード記憶)しているときは、海馬   が活動している

図 脳と心のマッピング 別添  

これは、19世紀はじめ、F.ガルが提唱した骨相学の現代版です。頭骸骨の外形に精神の働きが反映されているはずと考えたのです。それが、脳計測技術が進歩したい今、もっと脳の深奥に入り込んで吟味してみようというわけです。  

なお、この脳計測技術ですが、かつては、頭の外に電極をつけて脳の働きを脳波としてマクロに記録することしかできなかったのですが、機能的磁気共鳴映像装置(fMRI)が開発されることによって、外から脳を傷つけることなく(非侵襲で)脳のすべての部分が、しかも1秒間に4枚程度の画像として記録できるようになりました。この画期的な装置---ただし、億単位の値段---によって、脳のマッピング研究は飛躍的に進歩しました。  

さて、心脳研究の主流であるこのマッピング研究ですが、「脳研究のほうからみれば」、その意義、とりわけ医学的(治療的)な意義は十二分に認めるとしても、「心理学のほうからみる」と、あまりに単純に事を眺めているように思えてなりません。「それで、心の何がわかったの?」という素朴な疑問を持ってしまいます。  脳がなければ心もありえません。脳は心を生み出す必要条件です。その意味では、心を知る一つの有力なアアプローチとして脳研究があるのは当然です。「心理学としての脳研究」の意義ももちろん認めます。  

しかしながら、心の世界は複雑で豊潤です。そこには、「心理学的な」研究を待っている課題がまだまだたくさんあります。  脳との対応、あるいは脳への還元にばかり目を向けてしまうと、心の研究が貧弱になります。脳が心理学な思考を中止させて、それ以上、心の複雑さ、豊潤さに入り込まなくなってしまいます。  心には心なりの独自の世界があります。それを研究するのが心理学です。安易に心理学が脳研究に飛びつくのはいただけません。脳研究者が心理学に飛びついてくるような「心」の研究をするのが、心理学研究者の役目です。

***** 心の談話室「心は遺伝子に還元できる!?」*************  
遺伝子工学が格段に進歩してきました。それに伴って、心の機能も遺伝子レベルで研究できるようになってきました。まだはっきりした見遠しはありませんが、次のような研究は、はしりの研究として注目しておいてよいかもしれません。