社会人が5年後に重要となると思う能力・スキル「大学問題」
ベネッセの調査によると
ベスト3は、
1) プレゼンテーションスキル
2) 問題解決力
3) リーダーシップ
いずれも、大学での学びに必然的に組み込まれている能力・スキルである。
ただ、それが明示的ではないだけである。
たとえば、演習を考えてみよう。
テーマを与えられて、あれこれ調べる。それを皆の前で報告する。これによって、
プレゼンも問題解決力が身に付く。
さらに、演習の運営を学生にまかせれば、リーダーシップの訓練にもなる。
だから、大学は、学問を学ぶ場でいいのだ。
それを真剣にやれば、おのずと、社会人として必要な能力・スキルが養えるのだ。
しかも、それが豊かであればあるほど、将来の転移可能性は高いのだ。
いたずらに、直接、プレゼン力や問題解決力を養うような訓練は、表層的なものに終わってしまうであろう。