心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

2016年02月25日 に書かれた記事

2017-02-26 | Weblog
2016年02月25日 に書かれた記事をお届けします。
なんだか変シリーズ

outlookで自宅、大学でのメール送受信をしているがなんだか最近変。・全員メールが発信できるのは大学からのみ<<以前は、自宅からもできた(と思う)・選択的にメールがどうも届いていないようだ<<アドレス違いなどは、postmasterから    実に丁寧な英文メールが届くが、正しいアドレスでも届いていないよう......
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検索キーワード、トップ20

順位検索キーワード閲覧数1エンキンブログ検索で調べる4 PV2自主自律ブログ検索で調べる2 PV3共感的態度とはブログ検索で調べる2 PV4海保博之ブログ検索で調べる2 PV5過度な安全対策ブログ検索で調べる2 PV6遺伝規定性ブログ検索で調べる2 PV7ヒューマン......
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人と争って生きる

竹内健 @kentakeuchi2003 9時間9時間前自分が研究者・技術者をやる理由は創造したい、技術が好き、というのは後付の理由で。本当の動機は、同じ土俵で人と争ったら負ける、他人と争いたくないから、創造する仕事をしていると思う。有名になったり出世していく人の多くは、他人を食ったり、押しのける。競争した......
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心理学化する社会

斎藤環(2003「心理学化する社会」PHP)によると、今、時代は、心理「学」主義に傾いている。物の豊かさの次は、「心の豊かさ」をである。物事を、心理「学」的にとらえる傾向が強くなっているのだ。なお、心理「学」 とあえて、「学」がついているのは、「心理的」との違いを強調したかったからである。心については、心理学......
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塾ってこんなに多い?

勝田台駅前目につくだけでも数校の塾があるそういえば、進学支援のための貧困家庭にも塾がよいの経費補助なんて話も聞いた記憶がある。今やこんな時代になったのかなー学校教育のほうはどうなっているのだろう?


駅かいわい

東十条駅南北に出口が一つずつあるそのうちの南口だけ3年間利用していた。商店も少なく、東京にしてはさみしい街だと思った。ところが、昨日は、北口で昔の仕事仲間との飲み会びっくり仰天はその賑やかさきっちりと昔風の商店街があるではないか!東京は奥が深い!

処分に困るもの「切手とはがき」

2017-02-26 | 心の体験的日記
切手とはがき。
処分にも困るが、
きれいに処分してしまっても困る。
おまけに、52円、82円、さらにーーー
という具合に、すべてがそろっていないといざというとき困る。
困る困るが切手とはがき。





書くことの効果」ポジティブマインド作り

2017-02-26 | ポジティブ心理学
書くことには心にとってどんな効果をもたらしたのでしょうか。
 一つには、思考との関係があります。
 言葉と思考との関係はよく知られていますが、書くこと、話すことの効果は、思考を活性化させ、さらに思考の整理、高度化に貢献します。とりわけ、書く行為は、思考の外化、つまり、考えていることが文字で表現されて目に見えますので、活性化、整理、高度化への貢献度が高くなります。
 考える、それを書く(文字にする)、それをみてさらに考えるの繰り返しが思考には有効です。この思考の見える化が、書くことの非常に大きな効果になります。
 さらに、感情との関係も無視できません。
 たとえば、日記を書く行為。
 一日を振り返っていやだったこと、うれしかったことを日記に記すと、気持ちが穏やかになります。これが書くことによる感情の知性化、結果として、感情を平穏な状態に戻ることができます。
 さらに、カール・ユングは、こんなことを言っています。
「人に対して感じるあらゆるいらだちや不快感は、
自分自身を理解するのに役立つことがある。」

 もう一つは、書くという行為に内在する前向き(ポジティブ)な力の活用です。本を読むよりもはるかに、書くほうが気持ちが前向きになります。書いているうちに、どんどん気持ちが上向いてきます。

処分にちょっぴり困るもの「割りばし」

2017-02-26 | 高齢者
コンビニでは、実に丁寧に、割ばし、フォーク、匙をつけてくれる。
でも、家には、もっと気持ちよく食べることのできる箸、匙、ホークがある。
かくして、溜まる。
引出を開けるたびに、その多さに驚くが、
なかなか捨てられない。

でも思い切って昨日、捨てました!
断腸の思い?嘘


集中力の法則その7

2017-02-26 | 健康・スポーツ心理学
法則7
集中力は多すぎても少なすぎてもよくない
 集中力は、できるだけたくさん発揮できればできるほどよいと考えがちであるが、必ずしもそうではない。結論を先に言ってしまうなら、仕事や勉強の内容によって、必要とされる集中力のレベルは異なり、そのレベルに合った、それなりの集中力を発揮することが、もっとも効率的な生活できることになる。
 あまり注意を集中する必要がないのは、次のような場合である。
① いつも同じことをする場合・・・流れ作業でひとつの部品をハンダづけするなど。
② 手順がいつも決まっていることをする場合・・・朝起きてから家を出るまでなど。
③ 熟練したことをする場合・・・字を書くなど。
④ アイデアや構想を考えている場合・・・次の新商品の開発など。
 一方、注意を集中する必要のあるのは、次のような場合である。
① 慣れないことをする場合・・・久しぶりにバスに乗ったときのお金の払い方など。
② 何か変わったことが起きた場合・・・自動車を運転していて割り込みがあったときなど。
③ いくつかのことを同時にやる場合・・・テレビを見ながら電話の対応をするときなど。
④ 普段以上の力を発揮したいとき・・・勉強で一番をとりたいときなど。
注意の集中は、必要なときに必要なときだけ発揮できたときに、気分的にもっとも充実感を持つことができる。必要とされる量と発揮される量との間にギャップがあると、気分的に乗らない状態となり、ひいてはとんでもないミスにつながる。
電車の運転手や重要な判断に馴れている起業のトップでも、「どうしてあんなベテランが」というような間違いをしでかすときがある。それは、運転や判断が、その人にとってはあまりに日常的で注意を払う必要がほとんどなくなっているため、注意のエネルギーが余って、ちょっと注意を引く周囲の状況に注意が引きつけられてしまったためである。
逆に注意が足りない場合のミスについては、誰でも経験しているはずである。ボンヤリしていて信号を見落とした、ボケーッとしていて塀にぶつかったなど。さらに、たくさんのことを一度にやらなければならなくなり、注意のエネルギーが足らなくなったときにミスもある。一度に7人から食事の注文をとったりするとき、いろいろのミスが起こるのもそのためである。
かくして、ミスを起こさず、しかも飽きも感じない、ストレスも感じない充実した生活が送れるのは、自分が注ぐ注意集中の量と仕事や勉強が要求する注意集中の量とが、ちょうどバランスを保っているときということになる。

全5部 ヒューマンエラー自家製電子本、近日公開

2017-02-25 | ヒューマンエラー
全5部 ヒューマンエラー電子本、近日大公開


 目 次

第1部 心の管理不全と心理安全工学

第1 心の管理不全と心理安全工学 5
第2 視覚管理不全と心理安全工学 12
第3 記憶管理不全と心理安全工学 19
第4 思考管理不全と心理安全工学 29
第5 注意管理不全と心理安全工学 38 第6 感情管理不全と心理安全工学 46  第7 行為管理不全と心理安全工学 54

第2部 ヒヤリハットの心理学

第1 新しいシステムへの切り替え時には慎重に行動する 2
第2 スポーツとゲームでとっさの行為力を磨く 5
第3 確認したつもりは要注意 7
第4 2人の共同作業は声をかけあう 9
第5 安全具なしでの仕事は危険 13
第6 2人作業は意外に難しいことを知る 16
第7 高齢者は、出来そうなことと出来ないこととの間に齟齬があることを知る 19
第8 見えない危険に対処する 21
第9 安全に慣れると危険 23
第10 あわてない 25
第11 危険表示は見やすくわかりやすく 28
第12 即断即決したときは、多彩なチェックの網を用意しておく  30
第13 気持ちが高ぶっているときは、気持ちを鎮めてから仕事をする 32
第14 伝言ゲームにはしない 34
第15 平面でないときはそのことがわかる視覚的な手がかりを豊富に 37
第16 ヒヤリハット体験は共有する 39

第3部 集中力をコントロールしてミスを防ぐ

第1 集中力ってどんなもの?「3x2特性」 2
第2 思い込みエラーを防ぐーー選択・能動  4
第3 脇見ミスを防ぐーー選択・受動  6
第4 集中し過ぎによるミスを防ぐーー配分・能動  8
第5 多重課題ミスを防ぐーー配分・受動  10
第6 頑張りすぎミスを防ぐ―――持続・能動  12
第7 集中力の変動によるミスを防ぐーーー持続・受動  14
第8 高度集中力要求社会での仕事の仕方 16
第9 場の集中力を最適化する  18
第10 感情がくせもの  20 
第11 心のスキルを磨く  22
付録1 注意管理不全とヒューマンエラー  24
付録2 集中力、13の性質  29

第4部 もう一人の自分(メタ認知)のパワーをアップしてエラーを減らす
     (講演録)

はじめに 2
第1 目標の取り違いエラー 7
第2 思い込みエラー  12
第3 うっかりミス  18
第4 確認ミス  25
第5 ミスとの共存を  29


付録 ヒューマンエラー論考

付録1 都市交通の安全へのヒューマンエラーの観点からの提言 2
付録2 建築物におけるヒューマンエラーを防ぐ 10
付録3 ミスをしながら生き生き生きる 13
付録4 魔の一瞬 19
付録5 薬局における鑑査という業務におけるミス防止(対談) 21
付録6 医療現場のミス防止のための対話環境の改善 25
付録7 失敗に弱い人、強い人 27
付録8 海保のヒューマンエラー関連の著作 29




擬人的な説明はなぜ多用されるのか

2017-02-25 | 認知心理学
擬人的な説明はなぜ多用されるのか
 NHK月曜日夜8時からの「生き物地球紀行」は楽しみな番組の一つである。そのストリー展開を導くセリフは、ほとんどすべてが擬人的である。「雄は雌の気を引くために---」「気の毒なまでに空腹に耐えて---」「仲間からの孤立を恐れて----」と言ったセリフが続出する。したがって、全体はおよそ「科学的」とは言えないことになるのだが、視聴者からすれば、だからこそおもしろいし、楽しめる。なぜか。
 一つは、擬人化によって物語が作れるからである。「雄と雌が3mの距離に近づいた」「10時間食物取らず」「他の個体から離れたりくっついたり」といった事実の記述だけでは物語にならない。退屈するばかりである。擬人化するから、視聴者の物語理解が可能となり、さらには、動物の振舞いに共感できることになる。
 もう一つは、擬人化によって、誰もが納得できる「解釈」が自然に組み込まれているからである。動物の不思議な振舞いが紹介されたとき、それは一体なぜ、という疑問を解消するには、馴染みのある自分の(人の)気持ちを引き合いに出して解釈させてくれる解説は心地よい。





集中力の法則その6

2017-02-25 | 健康・スポーツ心理学

法則6
集中力は馴れによって節約できる
 われわれは、毎日の生活を快適に過ごすために、たくさんのことをしなければならない。
 歯を磨く、食事をする、服を着る、電車に乗るなど、これらのことすべてに、いちいち注意のエネルギーを集中していては身が持たない。
 ところが、生活習慣の違う外国にいって生活をしてみると、つまらないことに貴重な注意のエネルギーを使わざるをえない。例えば、電話ひとつにしても、どこにお金を入れるのか、「もしもし」の代わりになんと言えばよいのか見当がつかないので、一所懸命に頭を使うことになる。電話だけでなく、スーパーでの買い物にしても事は似たようなものである。だから馴れない外国での生活は気が疲れる。
 注意の集中は、ここ一番のがんばりがいるとき、慣れないことや大事なことをするときにだけ発揮し、どうでもいいところでは省エネを実行することが快適に生活し長生きするコツである。
 注意は心のエネルギーである。一度使ってしまえばなくなってしまい、補給するのに時間がかかる。だから大事に使いたいのである。また、使わなければ、どこかで、一度に集中的に吐き出すことも可能で、ためておけば、それだけたくさんの集中力が充電できる。
 幸いなことに、我々は日常生活のほとんどを無意識のうちにこなしている。歯を磨くのに注意のエネルギーを割く必要はない。箸を動かすのにいちいち注意を配分するのは、自分で始めて食事ができるようになる2歳頃の話である。
 何度も同じところに電話していれば番号を覚えてしまい、改めて調べる必要がなくなる。手紙も、一定の書き方を覚えてしまえばスラスラとかけてしまう。ワープロでも、指の動かし方に熟達してしまえばそれだけのものを考えるほうに集中できる。相当難しい仕事でも、慣れてくればどんどん無意識のうちに自動的にこなせるようになる。注意力を改めて注ぐこともない。
 慣れること、熟達することは、注意エネルギーを有効活用する鍵だが、実はこれが一番難しい。たしかに同じことを数多く繰り返せばよいのであるが、そのためには、最初の注意の全エネルギーを割かなければならないからである。
 見たり、覚えたり、学んだりする機能を鍛えるということは、こういうことなのである。つまり、最初は、10の努力が必要であったのが、次第に8になり、5になり、やがては2の努力で十分になる。そして、残った注意のエネルギーを、より大事なことに使えるようになってくれば人生が楽しくなり、人生の勝利者になれることもうけあいだ。


凄いなー

2017-02-25 | 心の体験的日記
近くの公民館で、ミニ文化祭。
見事な絵、写真、書道、生け花、工作品が陳列されている。
趣味だろうが、その域を超えている。

自分にもこんな趣味があったらなー
とつくづく思う。、
これからやっても無理と思ってしまう。




2016年02月24日 に書かれた記事

2017-02-24 | Weblog
2016年02月24日 に書かれた記事をお届けします。

エレヴェーターの中の鏡」知らなかったなーシリーズ

駅などのエレベーターにはかなり大きな鏡がある。時折、自分の風袋などのチェックをしている。そんなときのためにあるのだろうなーと漠然と思っていた。違うのだ。バリアーフリーユニバーサルデザインなのだ車いすの人がバックで出られるのを助けるのだ。なるほどなるほど。もう自分の姿にうっとりするような不謹慎なことはしません!......
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心理テストとチェックリストは違います

心理テストと銘打っての自己チック方式のものの多くは、チェクリストと呼ぶべきです。それは、自ら振り返る際の手がかりを提供するものです。それに対して、心理テストは、①測定概念がはっきりしている②ひとつの概念に複数項目でのチェックをし得点にする<<概念に対応した項目設定がとても大変③大集団に実施して、ノルム(平均は......
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軍手

すべり止めの軍手を愛用している。ただし、右手だけ。テニスをするのに、とても有効。したがって、左手だけ残る。そこで、寒い日は、左手だけに軍手をする。軍手なんてことば、死語かと思いきや以下の通りであった。wikipediaより軍手(ぐんて)とは、手袋の一種。一般には白色の作業用編手袋をいう[1]。メリヤス製のため......
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自己実現も欲求

自己実現も欲求です。強弱があります。その内容も様々です。きまぐれなところがあります。強く、これこそ自分のなりたいもの、というものがあればそれに越したことはないのですが、あまりそれに固執してしまうと、実現できないリスクが高くなります。なれないときに、社会的な弱者になってしまうリスクが高くなります。

2015年02月23日 に書かれた記事

2017-02-24 | Weblog
2015年02月23日 に書かれた記事をお届けします。

平成25年厚生労働省白書平成25年厚生労働省白書切。 ● 夫の家事・育児時間が長いほど、第2子以降が生まれる傾向。夫の育児参加はわずかなが ら広がりつつあり、若い世代の積極的な姿勢に期待。 子育てサービスの充実と男性の育児参加 9第4節 仕事に関する意識......
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注意集中、熱中、フロー,

 熱中とは、時間を忘れ、他の事を忘れてしまうくらいに一つのことだけにかかわってしまうような状態です。「社会」  創造(発明・発見)至高   フロー    使命感忘我   熱中    個人的嗜好             挑戦心    注意集中                   「個人」図 注意集中から熱中、フ......
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習慣

習慣はいったんできてしまうと、ついつい、現状維持、マンネリになってしまい、状況が変化して、もはやその習慣が妥当でなくとも、相変わらずそのままやり続けてしまうからです。適当なスパンで見直しが必要です。いわば、頭の政権交代のすすめです。


知性」名言の心理学

ゴローニンは高度に知的な男でありながら、その知性は、すべて肉眼と筋肉による体験に裏付けられており、かつ、体験を蒸留させて知性の質と量をつねにふやしていた。(司馬遼太郎;菜の花の沖」より@@@知性、認知心理学では手続的知識と呼ぶ。多くは技能をさ支える知識である。もっぱら体験を通して学ぶ。なお、宣言的知識も知識レ......
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gooよりいただいたお題に

最近手紙は書きましたか?(33件)  いただきものの礼状を、12月に最近お気に入りのスイーツは?(46件)  果物ケーキバレンタインデーの思い出は?(65件)  まったくないなー大雪の対策は何ですか?(49件)  スコップを買っておくこと  買ってからまだ一度も使ってない定期購入をしていますか?(51件)  ......
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町内会

1年間5千円弱の会費昔、1年だけ、班長を順番ということでさせていただいたことがある。結構大変である。なぜかというと、活動が活発だから。おまつり、防犯パトロール、朝市、班長会議、見回り、回覧板などなど若い世帯が少なくなり、高齢者が頑張る。

処分に困るもの、余話

2017-02-24 | 高齢者
絶対にやるまいとひそかにこころに決めていたことがある。

それは、研究室にある本(無論、自費購入本です!)
を家に持ち帰ること。
それは、持ち帰るコスト、保管するコスト、また捨てるかどうか迷うコスト、
どう考えてもわりに合わないから、そう決めていたが、
いよいよとなると、だめ。

もう数冊、持ちかえりボックスに入れてしまった。
ここ4年は触ったこともないのにねー

馬鹿だなー、ダメだなーと我ながら思う。
でもねー。

きっと、もう少しすると、これだけは棺桶にいれてね!
なんて遺言を書くことになるかも。

家」処分に困るもの

2017-02-24 | 高齢者
これは金額的にもっとも大きい案件。
昔バブル時代には、無理してでも買っておけば貴重な資産になる
といわれ(思わされ)て、無理をして買った。

それがこのざまである。

近隣で増えているのは、更地にして売り出すもの。
あるいは、リホームして売り出すもの。
数は少ないが、そのまま売り出すのもあるらしい。

悩ましいが、まだまだ先ということで、判断先延ばし。
期限がないあれこれが、これから押し寄せてくる予感がある。





集中力の法則その5

2017-02-24 | 健康・スポーツ心理学


法則5
集中力は限界があることを知っておく

 集中力には、2つの意味で限界がある。
 一つは、エネルギー量の限界である。石油でも、原子力でも、およそエネルギーにはどんなものでも限界があり、いつかは枯渇する。注意のエネルギーも例外ではない。供給量の限界に加えて、それをためるのにも限界がある。容量制限である。ちょうと、ダムのようなもので、ダムに流れ込む雨の量にも限界があるし、大きさにも限界がある。
 もう一つは、集中のエネルギーを一点に集め、それを一点にとどめておく力の限界である。図を見てほしい。いずれも反転図形と呼ばれるものであるが、じっと見ていると見えるものが反転するはずである。一方だけ見ようとして注意を集中しても別の見え方は生じてしまう。
 いずれの限界の、固定したものと考える必要はない。ある程度までは訓練によってこの限界を拡大することはできる。禅や瞑想、メンタル・トレーニング、一点凝視などがそれであり、また、環境の設計によってもこの限界を越えることができる。
 しかし、そのいずれにも限界がある。朝から晩までたえまなく集中し続けるのは人間にとって自然なことではない。自然ではないことをずっと続ければ害になる。
 特に、注意集中が外から強制されるときは、注意しなければならない。注意力コントロールは、個人の力量にゆだねられるくらいの環境がちょうどいいのである。これまでに述べてきた方法の数々は、子供や部下の注意集中をコントロールする技術として使うこともできるが、十分にこの点への配慮をしてほしいものである。
 そして、集中力について考えるのと同じくらい、あるいはそれ以上に大事なことは、いかにリラックスするかである。リラックスのコントロールができれば、おのずと集中力は発揮できる。この点も、随所で強調してきたつもりである。