
大分名物のだんご汁の昼食をおえ、国宝の富貴寺(ふきじ)にゆく。
ここは宇佐神宮の神官たちが自分たちだけのためにたてたお寺だ。
極楽浄土の世界をあらわしているが、お堂の端正な姿が心にのこる。
中に入ることもできる国宝だ。

これは宇佐市にある歴史博物館に再現されている富貴寺の内部。
創建当時はこんなにきらびやかだったのだ。
この博物館もおすすめ。

つづいて国東半島の中心部にある両子寺(ふたごじ)にすすむ。

この石造の仁王様に会いたくてやってきたのだ。
仁王様はお寺よりもかなり下にいらっしゃった。

お寺めぐりを終えて、昭和の町として人気の豊後高田にゆく。

レトロな商店街が何本も走っている。

古い車やおもちゃを集めた蔵もあったが、着いた時間が遅くて見学できなかった。
高田はじっくりと時間をかけて歩いてみたいところだった。

別府にもどってきた。
今夜の宿もビジネスホテル松美だ。
ホテルに大衆的な温泉はあるが、別府の名所、竹瓦温泉にゆく。
木造のレトロな建物がよい。
はじめて砂湯に入ってみた。
ひとり1060円。
入り口は男女別だが砂湯はひとつ。
浴衣をきて砂をかけてもらう。
時間は10分と決まっている。
あまり熱くはないが砂が重かった。

今夜は別府の人気居酒屋、うれしや、で飲む。
屋号がいいね。
店内はほぼ満席で、カウンターになんとか座ることができた。
シマアジに冷やしトマト。
きれいに切られた刺身とトマトがこの店の実力を語っている。

サラダとおでん。
生ビールから黒霧島の水割りにする。
水割りにチェイサーがついてくるのが珍しい。
焼酎が濃い目だからかな。

料理はショーケースにならべられていて、好みのものをとってくるスタイル。
そのショーケースは外からも見える。
暖簾の左だ。
暖かいものはあたためなおしてくれる。

大分名物のとり天。

あさりの味噌汁。
黒糖焼酎れんとの水割りを追加。
写真の手前が水割りで奥がチェイサー。

磯部焼きで〆。
支払いは4500円くらい。
うれしや、またいきたい店だ。