今年はキャンプ・ツーリングにいけていない。
福島に一度行っただけだ。
キャンプしたくてたまらなくなり、夕日がよいという伊豆の夕日ヶ丘キャンプ場に、野営を目的にでかけることにした。
11月23日勤労感謝の日。
11月末という季節を考慮して南伊豆を幕営地にえらんだ。
最低気温は10℃くらいの予報である。
日の出前に自宅を出発したが、500メートルでバイクを止めてオーバー・パンツをはいた。
思ったよりも冷えている。
オーバー・パンツがなければ耐えられない状況だ。
東名の横浜で混みだすが、大和トンネルをすぎると車は流れだした。
太陽がでると気温はあがってゆく。
小田原厚木道路にはいるが、オーバー・パンツのおかげでつま先が冷たいだけだった。
バイクが多い。
やけにハーレーが多いが、乗っているのは熟年ばかりだった。
最近若者のライダーが少ないのが寂しいね。
小田原から海岸線の国道をのんびりと南下してゆく。
熱海ではオーバー・パンツを脱ぐことができた。
下田につくと黒船の遊覧船が出港するところだった。
黒船のむかいには海上保安庁の船もあった。
日の丸がいいね。
昼食はすき家の炭火旨だれやきとり丼のサラダ・セット。
株主優待で50円引き。
下田駅の前にある、東急ストアで夕食の材料を買ってキャンプ場にむかう。
南伊豆でスーパーがあるのは下田と松崎だけではなかろうか。
現地で買い物をする方はご注意を。
13時40分に夕日ヶ丘キャンプ場に到着した。
今回はキャンプが目的で、夕日も見たかったので早めに野営地に入りたかった。
さっそくテントの設営するが、作業していると暑い。
日差しは強く汗をかいてしまった。
海と夕日にむけて椅子とテーブルもセット。
ソロのバイク・キャンプはひとり2000円だ。
眼下に海が見えるロケーションだし、伊豆だから料金が高いのは仕方のないところ。
設営を終えると場内をまわってみた。
人気のキャンプ場なので、この季節でもキャンパーが多い。
7分の入りというところか。
山の斜面を棚田状に整地してサイトを作っている。
いちばん高い位置にある、眺めのよいところは特別料金が設定されている。
この建物はシャワー室。
温泉はバイクで5分ほど走らないといけないので、3分100円のここを利用した。
夕日をまつ。
空の色はまだ赤くないが、16時すぎにはスキットルにつめてきたブランデーをやりだした。
つまみはポテサラと鱈豆腐。
お湯で煮るだけの簡単料理だ。
足を投げ出して沈む日をみつめる。
すごい夕日だ。
落ちる前の夕日はとてもまぶしい。
こんな夕日は見られないね。
岩にかけてあるのはクシタニの手ぬぐいだ。
バイクのスポーク・ホイールの柄になっている。
第二東名にあるクシタニのショップで手に入れた。
夕日が沈んでゆくのを見ていたが、思いついてセルフ・タイマーで自分をとってみた。
夕日の撮影をしているキャンパーは多い。
ほとんどの人が空を見ていたのではなかろうか。
日が沈むまでにスキットルのブランデーを飲み干してしまった。
日本酒の熱燗に切り替える。
日が沈むと急激に冷えてきた。