
2016年9月の北海道ツーリング。釧路で昼時となった。ガソリンが少なくなったので、ホクレン(GS)に入ったついでに近くのおすすめのお店を聞いてみた。するとこの先に日本橋というそば家と2件の洋食店があり、その3件がおすすめとのこと。
国道44号線を釧路から別保方向にすすむと、メルヘン調の建物の洋食店がある。雰囲気がよいのでここに入ることにした。

それが『レストラン 麻里の』だ。

ランチ・タイムで店内は賑わっている。カウンターに腰をおろして、ベテランのウエイトレスさんにおすすめを聞くと、ハンバーグとのこと。でも、隣りの男性が食べている料理に目が釘付けになってしまった。メニューに写真つきで紹介されている四つの料理のひとつ、右上にある目玉ハンバーグスパミートだ。
お得なランチ・メニューやご当地B級グルメのエスカロップもあるが、目玉ハンバーグスパミート1050円を注文した。

料理は10分ほどでやってきた。鉄板のステーキ皿の半分にハンバーグがのり、のこりの半分にはミートソース・スパゲティーが盛られている。その中心には目玉焼きがトッピングされている素晴らしいB級グルメだ。これが嫌いな人はいないのではなかろうか。

デミグラス・ソースのかかったハンバーグと甘めのメートソースのスパゲティーは万人に受け入れられる味だ。ハンバーグは200グラムはありそうで、スパゲティーも150グラムはあるだろう。鉄板は熱してあるので、ハンバーグは熱々で、パスタは焼けてパリパリとしてくる。その食感もたのしい。
ハンバーグとミートソースの上で玉子焼きをくずして食べると、たまらない満足感を得られた。
ここは料理を父と娘が、ホールは母が担当しているように感じられた。接客もよかった。店名の由来は、娘さんが麻里さんなのかな、それともお母さんの名前かな、と考えてしまった。
5店満点で3,5点。