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2018米沢・福島ツーリング4

2018年06月15日 18時10分46秒 | ツーリング東北


富岡の町の中心部、マミーマートの前で国道6号線にはいることができた。むかったのはキャンプ仲間と何度も夜宴をした天神岬だ。北海道仲間のやまちゃんから、天神岬のキャンプ場が再開されていることを聞いていたのである。国道から天神岬に折れるところは何もなかったはずが、今はコメリができ、避難住宅も建ち並んでいた。風景があまりにも変わったので、わからなくて一度通り過ぎてしまった。



駐車場からキャンプ場を見る。



バーベキューをしているグループやファミキャンの人がいた。



場内はきれいに整備されている。



太平洋が見えて気持ちがよい。しかし獣が多くなっているので、イノシシに注意という看板もでていた。



温泉とレストランのあるしおかぜ荘にゆく。



風呂につかることにする。料金は700円だ。湯は関東に多い黒い色のもので、ヌルヌルとしたとてもよい泉質だ。以前はなかった露天風呂がつくられていて、さらに好ましい施設になっていた。体が冷えていたので最初は熱く感じたが湯の温度はたかくない。特に露天風呂は38℃なのでゆっくりとつかっていられた。



風呂の後はレストラン岬にいって昼食にする。メニューは豊富で、店内は8分の入りとままずまずのにぎわい。地元の人が多いようだ。海産物がたべたかったのでいちばん高い岬膳2080円を注文した。



豪華な料理がやってきた。しかも品数を考えたらお値打ちだ。



刺身のイカの鮮度がよく、ブリもしっかりしているから天然物か。天ぷらには海老天が2本もあった。



具沢山の茶碗蒸しにサラダとデザート。次に来てもこれをたのむと思う。☆5点満点平均3点で3、4点。窓からはキャンプ場と海が見えた。



天神岬からいわきに南下する。いわきの街は大きい。ベンツの正規販売店もある。いわきにある国宝の白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)にやってきた。



福島にこんな国宝があるのは最近まで知らなかった。地図をみていて気づいたのである。



阿弥陀堂の前には浄土をあらわす池がつくられている。



茅葺屋根の上品な阿弥陀堂だ。ここは奥州平泉の藤原清衡の娘で、岩城の国主に嫁いだ徳姫が建立した寺だそうだ。堂の中には阿弥陀如来と観世音菩薩、勢至菩薩などが安置されていて、お坊さんが丁寧に説明をしてくれた。



阿弥陀堂のおまいりがすむと池を一周してみる。しずかに、ゆっくりとあるく。



この木の奥に阿弥陀堂がたっている。



池にはいろいろな花がさいていた。



時間がおしてきたので湯本ICから常磐道にのって南下する。東海PAで休憩した。

水戸で高速をおり、ここからは一般道で自宅にむかう。茨城の田んぼは早くも青々としている。そしてヒメジョオンは少なかった。



帰宅前にコンビニによった。買物を終え、エンジンをかけようとしてデコンプ・レバーをにぎると、ワイヤーが切れてしまった。あと数キロで家に着くというのに最後に山場がまっていたのだ。予備のワイヤーは持っているが、できればこのまま帰りたい。650ccの大きなピストンをもつDRは、デコンプで圧縮をぬかないとキックが踏めないのだ。ためしにやってみるも、びくともしない。しかし以前、ヤマハSRにのる友人が、デコンプなしでDRのキックをしたことがあった。それを思い出して、右足に全体重をのせると、ゆっくりとキックがおりる。そうしてさぐると、踏めるポイントがあることがわかった。そのポイントでキックをすると、3回目でエンジンはかかってくれた。エンジンがあたたまっていたからかかったのだ。そうでなければ、デコンプ無しに始動することは不可能だった。これで自宅に帰り着くことができた。(デコンプ・ワイヤーの交換記事はこちら

走行距離 900キロ

コメント
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