
しだれ栗森林公園から岡谷にでて、国道20号線を東進する。気温は15℃に上昇した。国道沿いの長地小学校の交差点を北に折れて、右左折をくりかえすと、林道東山田線の入口のぶくでん橋につく。左折してぶくでん橋をわたるのだ。ここは林道ツーリング・ガイド・ブックをみてやってきた。

ふくでん橋をわたると500メートルでダートになる。

こんなところにマレット・ゴルフ場がある。他の県にはない競技だが、長野の人はこれが好きみたいで各地にあった。

林道ツーリング・ガイド・ブックでは2、5キロで分岐にでるとあるが、4、2キロで到達した。右の広い道は行き止まりとのことで左にすすむ。

平清水があった。

やがてはげしい上りと下りがあらわれる。

急坂を上りつめると頂上にでた。鉄塔がたっている。

峠からくだってゆくと軽トラがとまっている。老人が何かしているが、四駆の軽トラはほんとうにどこでも走れるのだなと感心した。8、5キロ地点で丁字路にぶつかった。

これからすすむ方向をみる。

メモをつけていると軽トラがやってきてとまった。老人がおりてきて、見たことのないバイクだ、なんなんだ? スズキか、650、と話しかけてくる。バイクの好きな方で、終活で大きなオートバイは処分したが、それでも250、125など数台は所有しているとのこと。今日はキノコと写真をとりにきたそうだ。

老人にこれから高ボッチにゆくつもりだと話すと、向かいの尾根が高ボッチだとおしえてくれる。ここは谷をはさんで高ボッチとむかいあっているのだ。老人は、今いる丁字を右にまがるとダートが10キロつづいていると教えてくれたが、そちらにはゆかなかった。

老人と別れて走りだす。下りもものすごい激坂がつづく。

ただ80パーセントは舗装されていた。

山をくだって高ボッチにゆこうとしたが、往復するのに3時間はかかりそうだ。時刻は12時をすぎている。明日は仕事なのでこれで引き上げることにした。高ボッチは、下諏訪にある万治の石仏とともに次回のお楽しみである。

ビーナス・ラインを走っていると、ラーメン屋があったので入ることにした。めん処SOY屋! という店で地元の味噌蔵がやっている店だ。

味噌屋が自分のつくった味噌をつかってラーメンをつくっているのだから、注文は当然、信州味噌ラーメンにした。それのスペシャルなバージョンのSOY屋味噌ラーメンだ。

餃子セットもたのんだ。

具沢山のラーメンだ。トロトロのチャーシューが大きい。

餃子は軽い食感のニラ餃子で、玉子のように見える小鉢はデザートだ。おしんこがつくのがうれしい。1177円。

SOY屋味噌ラーメンのポップ。

食後は車にバイクをつみこんだ。

公園からしずかに撤退し信州を後にした。