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2021信州トランポ林道ツーリング8

2021年09月05日 20時43分11秒 | ツーリング甲信越


諏訪湖の南を走る県道16号線沿いに名もなき林道がある。入口はわかりづらいが、善光寺というお寺が目印で、さがすとそれらしき道があった。しかし通行止めである。



西山公園にゆくとあったと思う。



名もなき林道は、県道16号線を北上して県道50号線に左折した付近にもうひとつ入口がある。どちらから行っても山の中で合流するのである。狭い道を探索してみると、中央道をこすルートをみつけた。上の画像は中央道をわたった先から振り返って見ている。



中央道の先は丁字路になっていて看板がある。



右は有賀城跡とあり、TMでは名もなき林道は有賀城方向にはゆかないから、左にすすんでみた。



すすんでゆくとダートになり分岐が現れた。左が西山公園となっていたと思う。山にのぼってゆく右のルートを選択することにした。上の画像は下ってきたときに撮ったものだ。軽トラの方向から上ってきて、セローのある方へ進んだのである。



ダートに舗装路がまじる道だ。



ジャリ道の路面は安定している。軽トラが走っているようだ。



やがて分岐があらわれた。



火とぼし山・登山口とある。



登山口からのびる道は白い砕石をしいた急坂である。軽トラが走った跡があるが、登山口なのでバイクで入るのはやめて直進することにした。



この先は手入れのされていない急坂となった。



ここをいって大丈夫なのかと不安になるほどの激坂で、いつまでもつづく。ヤバイなと焦りながら、どこかにぬけてくれと願いつつすすむと峠についた。



中峠、の看板が立つがTMにその名はない。そしてこの先は茸山につき入山禁止だった。道は先につづいているが、通りぬけられる保証はない。立入り禁止でもあるのでここで引き返すことにしたが、急勾配の坂を下るのが不安だ。もしものときは押して歩こうとまで考えた。



急坂を恐るおそる下ってゆく。走ってみるとスムースにいける。坂は上りの方が急に見えがちだからのようだ。



火どぼし山の登山口まで5キロくらいあるのかと思ったら、じっさいは1、6キロだった。



登山口の先は斜度がおちる。自分のつけたタイヤの跡を見ながらはしる。



軽トラのある分岐にもどってきた。諏訪湖が見える。帰ってきてから気づいたが、この丁字路を右ではなく、左にゆけばよかったのではなかろうか。そしてここも初めてだと思っていたのだが、記録をしらべてみると、やはりDR650の例会で連れてきてもらっていることに気がついた。大きな熊のフンがあったので、仲間内で熊フン林道と呼んでいたものだと思う。(ご興味のある方は『2008年のDR650オーナーズ・クラブの例会』をどうぞ)。



13時から雷雨の予報がでていたが、降られることなく大芝高原にもどってきた。日差しが強くてものすごく暑い。セローにガスを入れたが燃費は45、8K/Lだ。



今回の林道走行は終了した。セローを車に積み込む。



荷物の整理をしてメモをつけ、16時前に出発した。今夜はビーナスライン付近で泊まり、明日は気分がのればバイクで白樺高原を走るかもしれない。それは明朝決めることにした。



大芝高原から下ってゆくと、農産物直売所の『ファームテラスみのわ』があったので土産を買った。



ついさっきセローで日差しにあぶられて、汗をにじませながら走った道を、エアコンを効かせたハイエースでゆく。車はとても快適だ。バイクは苦行のようだが、それがいいんだよね。茅野の町を通過して国道152号線沿いに看板のある『米沢温泉・塩壷の湯』にはいる。料金は600円だ。ここは露天風呂がないから、露天や多彩な湯のある大芝の湯500円のほうがずっとお値打ちである。



風呂上りに塩壷の湯の近く、県道192号線にある北大塩大清水で水をくんでゆく。



車中泊地は新しい道の駅『ビーナスライン蓼科湖』にした。夜はスーパーで買ってきた海老と生だこで一杯である。



海老は頭や殻をむかねばならず、手がべたべたになってしまうが美味である。ビールもすすむ。



〆はヤキトリと焼酎だった。



5日目。道の駅ビーナスライン蓼科湖の朝。5時半に起床した。朝方は寒いほどの冷え込みである。



道の駅のトイレは新しくてスタイリッシュだ。



蓼科湖を散策してみた。



ハンモックがある。



彫刻が展示されていて、イベントの最中のようだった。



車中泊のベット・スペース。シュラフは持参したが利用しなかった。毛布のほうがあつかいが楽である。



フロアに横になると見える風景。



運転席から振り返ってセローを見る。



荷物の整理がおわって出発する。セローでビーナスラインを走ろうかと思ってTMを見るが、パワーのないバイクでは楽しめないルートだ。ここは後日DR650でツーリングすることにして、今日は真っ直ぐに帰ることにした。



高原の道をスズラン峠にむかう。朝なので道は空いている。スズラン峠は標高1700mもあった。



白樺湖、女神湖とぬけてゆく。



蓼科第二牧場から群馬をぬけて帰途についた。
コメント (6)
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