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奥多摩サイクル・キャンプ 2011

2011年11月03日 11時27分29秒 | サイクリング
10月29・30日と奥多摩にサイクル・キャンプに出かけた。



目的地は奥多摩駅近くの氷川キャンプ場だ。
日帰りできる場所だが、キャンプ道具を積んでいくためと、キャンプを楽しむためにここに決めた。

朝ゆっくりと出発して昼過ぎに青梅の町に入った。
青梅駅の近くに行くと、めぼしい店がなくなってしまうとわかっていて、そこに着いてしまった。

この先は登りになるので食べておかねばならない。
食物がサイクリストのガソリンなのだ



駅の近くのラーメン屋に入り、カレーライスとラーメンを注文。
しかし失敗。
ここは高くて・・・。
この付近は私の鬼門だ。

青梅から登りとなるが思うように走れない。
しばらく自転車に乗っていなかったから体がなまっているし、キャンプ道具も重いからだ。

バテバテとなって、14時に奥多摩駅近くの氷川キャンプ場に到着した。
まだ時間があるから、体力さえあればこの先の奥多摩湖まで登るのだが、もうギブ・アップだ。

キャンプ場にチェックインする。
テント持ち込み1泊は700円。
自転車の駐車場代は無料だ。



キャンプ場は川原だが高台にテントを張るように指示される。
雨は降りそうもないが、ダムが放水することもあるのだろう。
テントが並んでいるいちばん左の赤いテントが私のもの。
キャンプ場は上部が高台となっており、川に近づくにしたがって低くなっている。

テントは自転車用に新調した。
プロモンテの山岳用軽量テントだ。
1.3キロと軽量なのがサイクリングにはなによりである。

テントを設営していると、隣りに4人の若者が入ってきた。
奥にもカップルがテントをたてる。
隣りが近すぎるのが気になるが、奥多摩だから仕方がないだろう。

近くにある温泉、もえぎの湯にいく。
ここも混んでいる。
男は入場制限をしていて、入っても洗い場が順番待ちだ。
料金は750円だがキャンプ場にあるサービス券で600円になった。



奥多摩駅入り口にある商店まで歩いて、食材と酒を買ってきた。
サイクリングだと腹が減るのでスパゲティー300グラムと、それで足りないといけないから豆腐と豚バラも買ってきた。
酒も多めに入手したが、いずれも買いすぎてしまったようだ。



冷えてきた。
冷奴ではなく湯豆腐を食べたい気温だ。
豆腐と豚バラでビールを飲みはじめ、奥多摩の地酒、沢の井をやる。

さらに冷えてきたのでヒートテックの上下を着込み、まさかにために持ってきたヘビーデューティーなフリースを着て、その上にカッパも羽織った。
これでちょうど良いが、くるぶしまでしかない靴下を履いている足が冷えて困った。

豆腐と豚バラだけで満腹となってしまった。
テントに入って横になり、焼酎の水割りを飲みすすめていると、ラジオを聴いているうちに寝てしまった。

夜中の1時半にトイレに起きると隣りの若者はまだ飲んでいる。
焚き火をしている人も点々といた。
ここは混んでいるが直火で焚き火ができることが魅力だろう。
しかしこう人が多くては、立ち・・・もできないから、不自由だ。




5時20分。
まだ暗いが起床し、出発の準備を開始する。
朝食のインスタントラーメンを作るが、ガスストーブの火力が弱い。
ガスの残量がないのかと思ったが、帰ってみると正常に燃焼したから、寒さのためだった。
気温は10℃以下と思われる。



6時半には準備が整いキャンプ地を後にするが、テントが立ち並んでいてすすむのに苦労するほど。
シーズンオフにこれだけ混んでいては、もうここには来ないであろう。
このあたりに空いているキャンプ場はないものか、知っていたら誰か教えてください。

私のよりもずっと新しいトーエイ・ランドナーを所有しているという茨城の青年と話をする。
彼のトーエイのロゴはもっと立体的で、そして私の30年前のランドナーがクラシカルなのに目を見張っていた。
彼はバイクのカブにも乗っているそうだ。



昨日とは逆に青梅にむかって下ってゆく。
自転車はやはり良い。
じっくりとペダルを踏んで自力ですすんでいく感触と、ゆっくりと流れる風景。
思索しながらスポーツできる特質が。

交通量のない時間を使うためだろう、走り屋風の車とバイクが山をのぼってくる。
また、ツーリングを楽しみにきたバイクも多いが、古いモデルが眼につく。
ZⅡ、GS750、CB750F、Z1300、Z1000R、S30フェアレディーZ。
たぶん同世代の人たちだろう。

埼玉県の飯能に行きたいので青梅から山越えのルートをとる。
分岐で地図を見ているとサイクリストのグループに挨拶された。
10代から60代までのロードバイクの男女だ。
彼らは奥多摩の山にのぼっていった。

青梅街道から折れると、出だしからすごい坂。
死にそうになってその急坂を登ると、下りとなり、しばらくは穏やかな山間地を行く。



柿がなっている。
紅葉は奥多摩駅付近がはじまりで、この辺りはまだだ。

飯能に入る手前にまた急坂があり、死に物狂いで越えていく。
やっと飯能の町に入ると、久しぶりに来たので町は大きく変貌していた。
発展していて驚いてしまう。

東飯能にいって、目的の『あけぼの子供の森公園』をさがす。
ここにムーミン屋敷があるのだ。
駅前の地図を見ると公園はあったが、なんとずっと里にあり、
わざわざ山越えなどしないほうが良かったことを知って、ショックを受けてしまった。
死に物狂いで坂を登ったのに、その必要がなかったなんて。



公園のムーミン屋敷に到着。
ここは小さな子供が喜びそうなところだが、大人も童心に帰れる。
ムーミン屋敷の内部は、子供の秘密の部屋や小さなテントやベットなどがあって楽しい。



あけぼの公園を出て自宅にむかう。
昼時となったところでガストがあったので、サービス・キャンペーン中のチーズ・イン・ハンバーグ390円ライス大盛りをオーダーする。
これはお得だ。



これだけでは足りないので、ふだんはまず食べないグラタンを追加。
こういうところでないと食べられないから。



そして最後の水分補給。
これまた日常ではまず手をださないコーヒー牛乳で水分と糖分をとる。
それだけ体を酷使しているのだ。

無事に帰宅したがサイクル・キャンプ、サイコーだ。
また行ってしまいそう。
















コメント (13)    この記事についてブログを書く
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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おかちゃん)
2011-11-03 12:25:09
C場のロケーションは自分好みですね~
C場と云うより、野宿場って感じがプンプン。
返信する
Unknown (ローホー)
2011-11-03 16:40:47
おかちゃん、こんにちは。

こちらはたしかに野営場というムードのキャンプ場です。
しかしこの上にバンガローがドドーンとたくさんあるので、
場内が二極化しています。
そして無茶混みなのが難です
返信する
Unknown (サル吉)
2011-11-03 18:31:17
古き良き昭和のにおいのする自転車ですな~。今じゃぁ売っていない、キャンプには最適の一品ですね。
返信する
Unknown (まさ)
2011-11-03 20:57:00
素晴らしい渓谷美のキャンプ場ですねー。
人気になるのが解るような気がします。

穴場のキャンプ場…何処かに無いですかねぇ。。。
返信する
Unknown (ローホー)
2011-11-03 21:20:38
サル吉さん、こんばんは。

昭和57年くらいです。
キャンプに好適です
返信する
Unknown (ローホー)
2011-11-03 21:23:37
まささん、コメント有難うございます。

こちらのキャンプ場は直火の焚き火ができて、
釣りもできるということで、
劇混みです

道志方向も同じですかね
返信する
Unknown (イトウ)
2011-11-03 22:22:53
サイクルキャンプ楽しそうですね~体動かした後のお酒とご飯はすごくおいしいですからね!いつか挑戦してみたいです。
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Unknown (ローホー)
2011-11-04 19:35:14
イトウさん、こんばんは。

サイクリングをするとご飯と水がとても美味しいです。
そしていつもの倍くらいは食べられて、それが爽快です
返信する
Unknown (massan)
2011-11-07 00:32:17
氷川キャンプ場は、もえぎの湯も近いし焚火出来るから人気ですよね!
私も行った事あります。

サイクルキャンプ・・・憧れます♪

ムーミン屋敷・・子供に連れてってとせがまれています。
返信する
Unknown (ローホー)
2011-11-07 20:41:26
massan、こんばんは。

氷川キャンプ場に行かれたことがありましたか。
都内からのアクセスを考えればここはいいところですね。

ムーミン屋敷、広い公園にあります。
子供とのお出かけに好適です
返信する

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